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匿名
これは、当たりです。
久しぶりに再読。電子書籍で282ページのボリューム。最初に知ったのは新装版だけど、2008年の作品なのね。映画の様なストーリーで、すっごく良くて、何度も読んでしまう作品。峰山さん、いいオッサンだわ。
蛇龍どくろ先生、新作出さないのかな。待ってます。
人を選ぶ名作
イッキのクスリをやってるような虚ろな表情が目に付いて離れなくて、内容知らないまま購入。結果、無料試し読みしないで買って本当に良かったと思ってる。無料試し読み範囲だと、この作品の良さが1ミリも伝わらないので…
さて、本編ですがイッキ・トシミツ・ロンの3人が主軸となって動く話しで視点も思惑も含めて3人各々が主役のような、読者の私が主役で3人を俯瞰して見ているような不思議な感覚でした。
イッキの何をしても満たされない乾きと孤独…トシミツへ向ける情と後悔を織り交ぜながら、峰山さんとの出会いで前を向いて少しずつでも成長している様を見る。
トシミツのクズでどうしようもないやり方でしか自分の存在証明が出来ない愚かさ・弱さ・脆さをこれでもかと見せつけられる。小さく愛しい存在の龍への劣情や吐き気がする程の生き様に理解は出来ないけど、憎みきれないのは何故か。正気を保ててる時に見せる本音と死という強烈な悲しみが塗り替えてしまうのだろうか…
ロンの初恋は純粋なものなのか、快感と恐怖と嫌悪感と非日常さがドラッグのように脳内に刻まれて求められる事を錯覚したのは分からないけど、思春期の恋心とトラウマをイツキと共有し本当の相思相愛の穏やかな幸せが送れて嬉しい。続編は賛否両論かもしれないけど、私は続編で救われました。2人に強烈に刻まれてるトシミツという呪縛をゆっくりと浄化している様が見れたので。
暴力的な衝撃を1回目で味わい、人間の脳が思い出を塗り替えるように再読する度に3人の印象や気付きが変化していく好きな作品です。
イッキと龍の関係がとてもいい
薬物中毒で死んだ旧友トシミツが縁で付き合うようになったイッキと、トシミツのいとこ龍。ストーリーは二人の現在とトシミツの過去話、回想で展開します。トシミツの存在感故に重い作品かと思いきや、イッキと龍、オーナーのキャラクターの良さで嫌な気持ちにならずに読めました。文学作品のような読み応えでしたが、絵もとても綺麗で読みやすかった。
これ程試し読み部分の想像をうらぎるBL作品は初めてでした。
Posted by ブクログ
これは、なんか抉られた~。近頃ニュースで芸能人の覚醒剤逮捕の報道を立て続けに見てきたせいもあるかな。出会いも第一印象も酷い…というかただのモブだと思ってた龍の豹変にはビックリ
Posted by ブクログ
ちるちるで特集されていたのをきっかけに購入。
ストーリーはググってくださいな。
他の人も書いてたけど薬がキマっとる時の表現がよくわかるというか、しっくりくるというか。
こんなふうにちゃんと描ける人は珍しいよなあ。
絵がうまいのと表現の広さ?というのか…?幅があるから描けるんじゃろうなあ。
さて、わしはいっきが峰山さんといちゃこらするんかと思うてたから龍とええ感じになり始めた時にちょっと焦ったよね。最後の最後まで峰山さんとはなんもならんけん、少し残念だった(多分それは誰も望んじゃねーと思うことじゃろ
あとがきはよかったなあ。楽しめた。幸せが詰まっとるしちょーっとだけ切なくもなる。好き。
絵も上手だし話も骨太だしとってもワクワクしましたが!!!星はみっつです…複雑(´;ω;`)