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Posted by ブクログ
気骨あるジャーナリストとして最近知った本田靖春という方。その人の論稿を集めたもの。「拗ね者」を自認していたようだけど、一冊読んだ印象としてはそうでもないなあという感じ。まあ、「拗ね者」を判官びいきととるか反骨ととるかでも変わってくるだろうけど、おおむね正論の展開だった。しごくもっともなことをおっしゃっていて、常識が揺らいでる現代においてはいいこと言ってるって感じもあるけど、良識的な常識(たとえば、新聞は反骨メディアだということや平和憲法護持が当然といったこと)がまかり通っていた本田さん活躍の時代ではそんなに珍しい意見でもなかったんじゃないかしらん。
単行本を編集した武田浩和さんという人が編集付記を記しているんだけど、この人が武田砂鉄さんだったのか。それを知って本田さんの印象が上がった。武田さんが心酔する人ならと。