【感想・ネタバレ】なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのかのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人は自分自身の主体にならなけらばならない、という入り口が、なぜ、自主的に絶対独裁者に盲目的に従わなければならない、という結論になるのか、その論理の飛躍が全く判らない。
というより、そんなものに従う人間がいることが理解できない。
彼の国で洗脳に近くはまあ、あるのかもしれないが、我が国においても積極的に取り込まれようというのは何だ。

とはいえ、それが現実にあって、思想研究会がさまざな場面で影響力を持っているというのはクラクラする。
そんな勢力があったのか。

多少、エビデンスは何よ、と思うところがあるのだが、暗澹が広がる。

0
2020年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チュチェ思想について一般人に分かりやすく説明するとともに日韓において浸透する経路を解説しています。

チュチェ思想が危険というイメージがありつつ、危険だからこそ浸透するわけがないという日本の一般人に対する警鐘が示されています。特にチュチェ思想研究会の活動については、怖さも感じます。

一方、朝鮮学校の生徒が芸術祭で出した反安倍政権の作品が、指桑罵槐的に独裁一般を批判しているという指摘、組織化を企図する人の経歴がインターネットにより簡単にバレる時代である点を示すなど、煽られる危機感ほどには浸透していないのではないかという印象も受けました。

ここからは個人的な考えですが、公明党ですら宗教法人の意図を離れて自民党に取り込まれ、映画「沈黙」で日本は沼だとされた点を考慮すると、チュチェ思想研究会の活動の割には、どんどん日本の官僚機構の誘導する方向に追い込まれているように思えます。

0
2020年01月06日

「社会・政治」ランキング