【感想・ネタバレ】新説 坂本龍馬(インターナショナル新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

読む前は、過大評価されている坂本龍馬説への非難かと思った。しかし、実際に読んでみると、過大評価や捏造されてたと思われている点、逆に過小評価や触れられていない出来事など、様々な指摘がしてあり、興味深かった。やっぱり、龍馬は、凄かった!

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

2018年大河ドラマ「西郷どん」放送の折り、
Twitterで史実に基づいた解説をしてくださっていた町田先生による
坂本龍馬本。
※町田先生ツイートがなかったら脱落していたほど、
あれは酷かった……。

私自身は幕末にくらく、司馬遼太郎作品にも興味がなく、
三十代の頃に「篤姫」でちょこっと興味を持った程度でしたので
「司馬史観」なるものを持っていないのですよ、ありがたいことに。

これまでの史観を覆す、ちゃんと史料から読み解かれた本ですので
実にありがたい。
まだ読んでいる途中ですが、忘れない内にレビュー欄を埋めました。

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2019年11月08日

Posted by ブクログ

司馬遼太郎「竜馬がゆく」の影響が余りに大きい中、坂本龍馬の実像を探る歴史学者の一冊。

政治家が、尊敬する人物なんかで定番の坂本龍馬。多くは司馬遼太郎のキャラの影響だろう。では歴史学として、坂本龍馬の実像はどうだったのか、龍馬ファンの歴史学者が近年の解釈からその実像を示す。

亀山社中や薩長同盟の存在を疑問視したり、小松帯刀と近藤長次郎の役割を高く評価したり、龍馬暗殺の犯人も明確に示すなど、司馬遼太郎ファンには驚きの内容。

ただし歴史学者の著作なので、文体は単調。歴史学は歴史学、小説は小説と割り切った方が良い。

過去の学問である歴史が時代を経て解釈が進んでいくというのがなんとも面白い。全国数多くの龍馬ファンが読んでみる価値はあるだろう。

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2020年10月19日

Posted by ブクログ

著者の幕末史研究の真髄が一般書向けにわかりやすくまてめられている。秀逸な本。わかりづらい幕末の政治史が、龍馬の動きとともに、よくわかる。龍馬の活躍は小説の世界だけではなかった。もし明治の世まで生きていたら、何をしていただろう。小松帯刀総理のもとで、外務大臣?

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2019年10月22日

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