感情タグBEST3
Posted by ブクログ
児童虐待による死亡を類型化し、特徴、課題を分析する本。児童虐待に関わる方なら知らない人はいないほど著名な方の本。
素人でもわかりやすく学ぶことができた。読んでいても辛くなるが、自分事として考えていきたい。
Posted by ブクログ
◯直近の虐待事案や、児童虐待防止に関する政府の取り組みなどがしっかり盛り込まれており、日本の児童虐待に関する最先端がここにある。内容としても論理立てて記載されており、非常に分かりやすい。
◯とはいえ、虐待死という、児童虐待の中でも最も重篤なケースをテーマとした本書、前回の著書と比較しても、筆者の思いや感情が(冷静な筆致を心がけたとあれども)、本の構成から滲み出てくるようである。
◯こういった本が、関係者、さらには一般の方の手に渡り、広く啓蒙されることが必要だと感じた。
Posted by ブクログ
改めてこんなに悲しく憤る事実があったことに向き合う機会をもらえた。
こんなひどいことを人間できるものか?と突き放すことができれば楽なのだが、自分の中にもこのような残虐性があるのかと考えるのが妥当だろう…
一方が相手の意思や感情に反して力を行使し、他方の意思や感じを押しつけコントロールする関係性が生じていれば、そこには「暴力」が存在すると考える必要がある。
この一文で私は暴力者にも、被暴力者にもなっていると考えられる。
ソーシャルワーカーでいることとは という詩がしみる。
Posted by ブクログ
読んでいて何度も暗い気持ちになったが
最後まで読まずにはいられなかった。
印象深いのは、親子心中は、美しくない。
子どもへの虐待であるという部分。
そして数々の虐待死させられてきた子どもたちをおもい、
つらいです。