【感想・ネタバレ】売れる力―――日本一PCソフトを売り、大ヒット通訳機ポケトークを生んだ発想法のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

めちゃ良い本です。。。

企画のノウハウ本読むなら、
この本を三回読みたい。

こういう本との出会いに感謝。

また読み直そ。

0
2019年12月27日

Posted by ブクログ

ポケトークやパソコンソフトの「驚速」や「特打」などを手掛けるソースネクストの創業者の松田憲幸氏が同社の歩みや商品に懸ける想いを書いた一冊。

日本IBMを退職し、アメリカ製品のローカライズから自社製品として「特打」や「驚速」などを販売し、1980円でのパッケージソフトの販売や更新料不要など業界で革新的なサービスを打ち出し成功を収めた同社の成功の秘訣を本書で知ることができました。
パッケージやネーミングにこだわったり、更新料不要であることや話題性のあるCMをつくること、ポケトークがアプリではなく専用機である理由など同社の画期的な製品群の裏側にある秘密も知ることができました。

アメリカは個人の力が強いことや粘り強く交渉を行うことが大切なことや相手にとって態度を変えることなどはシリコンバレーで暮らしている著者だからこそわかる現地の姿を知ることができました。
また、利益を上げることの大切さや真の実力主義であることなど同社の取り組みについても著者の想いを知り感心しました。
社員一人一人に手書きのバースデーカードをプレゼントしていることや翻訳に対する思いなどの顧客に届ける製品に対しての揺るぎない思いなど著者の人となりや想いもたくさん知ることができました。

リーマンショック時には危機に陥りますが、売り場に立って徹底的に顧客のニーズに関心を持つという原点に返って戦略を練ったことで再び息を吹き返すとともにボケトークという翻訳機で新たな主力製品を得て軌道に乗り始めた同社の今後と著者が描く未来が楽しみになる一冊でした。

0
2020年10月26日

Posted by ブクログ

ポケトークで有名なソースネクスト社長の松田さんの書籍。かつては特打や驚速で有名であった。自身が英語が苦手で日本人は特に英語が苦手意識が高く、損しているという世の中において、社会貢献のためにポケトークを流行らせたいという気概をもって取り組んでいる。自ら店頭に立ち、また店舗との交渉力を維持するためにも卸を介さずに直契約を結んでいる。またお客様のサポートの観点からクラウドサービスであってもパッケージで店舗で販売、そのパッケージのデザインにはとことん拘っている。ITに関してはブログラミング言語の流行り廃りなど、技術の進歩が著しく、内製化をしていないが、クリエイティブに関しては不変であるため、内製化をし、取り組んでいる。このクリエイティブや店頭でのPOPによる、CMと商品との関連付けを中心に手にしてもらってからレジまで行ってお買い上げいただく導線を効率化している。
またビジネスモデルに関してはお客様に不要な契約やそれに紐づく書面のやり取りなどを撤廃するため、サブスクリプションではなく、買い切り型を目指す、電波付きの契約に関してはお客様に契約を負担させることはしないといった煩わしさの低減を計っている。
ソースネクストは、「世界一エキサイティング(正しい、喜ばれる、面白い)な企業になる」というビジョンを掲げ、「製品を通じて、喜びと感動を、世界中の人々に広げる」というミッションの元活動している。
今後のソースネクストの発展に目が離せない。

0
2019年12月29日

「ビジネス・経済」ランキング