【感想・ネタバレ】すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃないのレビュー

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アラサーにおすすめ

アラサーは結婚、仕事、趣味など色々忙しい。
どんな生き方をしても自分に自信を持ちたいと思えるような一冊

#ハッピー #タメになる #共感する

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2023年11月16日

Posted by ブクログ

男では知り得ない、たくさんの女性の人生を垣間見れる。
経験出来ない他人の人生を、擬似体験出来るという本の魅力を存分に発揮した一冊です。

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2020年08月11日

Posted by ブクログ

鈴木涼美さんの小気味のいい語り口というか、書き方が好きだ。
彼女の周りの女性たちはそれなりに派手だし、かなりモテる部類だろうし、自分には関係のない話だと思って読まないのはもったいない。
対岸の火事というか、そっち側の様子を覗くのはそれなりに楽しい。
色々な土俵(結婚、子供、地方、夫のスペック、学歴など)の上で繰り広げられるA子とB美の話は直接対決することはない。
それぞれが憤っているのは確かで、みんな必死。

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2020年02月05日

Posted by ブクログ

学歴、不倫、出身地、等たくさんの切り口で、真逆な選択をした女性達の幸福と不幸が描かれている。著者の鋭い分析力と流れるような文章によって、もはや内容なんてどうでもいいからこの文章を読み続けていたいという気にすらなるが、登場する女性達が多様でありながらも、自分自身に重ね合わせたり、そういう人いるいると知人に重ね合わせることができる。
著者があとがきにも書いているが、女性の人生は抑圧され差別されてきた祖母の時代から、それを一生懸命打ち壊してきた母達の時代を経て、今は差別されながらも多くの選択の自由を与えられている。しかし選択の自由を与えられたからこそ、言い訳ができない苦しさや寂しさがあり、選択の自由を与えられてもなお、女しか子を産むことができず、それも35歳までじゃないと安全じゃなかったり妊娠しづらかったりする。未だに女性であることで縛られる部分や、選択を男性ほど自由に組み立てることができない不自由さがある。そんな苦しさや、あの時にこうしていれば自分はもっと幸せだったんじゃ…と誰しもが考えてしまう隣の芝生を、実際覗いてみたらどの芝生も青くなんかなかったと著者が教えてくれる。

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2020年06月25日

Posted by ブクログ

どのA子もどのB美も華やかで、自分や周りと等身大って感じではなかったけど、イメージだけで人を見ててもしょうがないな、って思えてちょっと救われた。
この女友達に囲まれてるって、筆者何者?って興味が湧きます。

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2022年04月02日

Posted by ブクログ

色々な女性の考え方が知りたくて購入。キャリア・結婚・子どもを手に入れたA子と、手に入れてないB美を対比させて、短編としてまとめている。結論、成功者には成功者なのりの悩みがあるのだなと。女性は男性と比較して、結婚した後の居住の選択や出産した後の仕事の選択等、1つの選択によって人生が大きく変わるなと思った。また、将来を見据えた賢い決断(若くして結婚等)であっても、どうしたって取り戻せない時間もあることを改めて感じた。独身で過ごした愚かな20代のように大学生のノリは一瞬であることか、今を大事にしようと思う。

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2021年09月25日

Posted by ブクログ

色んな人生。
女の人は特に、仕事はキャリアか否か、結婚してるか否か、子供を産んだか否か、住んでいるのはどこか。
それらによって人生が変わるということを、薄々感じる年齢に私もなってきたが、
この本を読んで改めて、そうなんだなと思った。

爆然と生きるなかで無意識に選択肢を選んでるということは避けたいものだ。
後で後悔ないように自分の意思で選択をしたいと強く思った。

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2020年05月06日

Posted by ブクログ

「女だから」と言われて悔しくて手に取った本。

選択に迫られて選んだ方の道を生きるしかないが、選ばなかった道があるからこそ、過去のことでも悩み、時には落ち込み続けてしまう。

子育て、結婚、仕事のタイミングで悩んだり、自分にはできないことをしている人と自分を過度に比べたりしてしまうが、どんな選択をしたところでみんなそれぞれ不幸であり、それぞれの幸福がある。

社会に出て数年は、「女性だから」と言われることもなく仕事に集中してきたが、結婚してから世の中の「女」としての役割を求められることが増えてきて、生きづらさを感じるようになってきた。
出身や学歴など、変えられない過去をのろうこともある。だが、どんな選択をしても、捨ててきた選択肢の中にもそれなりの幸福はあったはずで、自分の選ばなかった選択肢を味わうことはもうできない。

ふと振り返って「こんなことがしたかったのか」と選ばなかった選択肢が恋しくなったり、自分が生まれ持たなかった素質を妬ましく思ったりもするが、他者との比較ではなく幸福を感じられるよう今を生きるしかない。

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2019年12月22日

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