【感想・ネタバレ】天上の葦 上のレビュー

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Posted by ブクログ

「犯罪者」、「幻夏」にも登場した個性豊かな3人の主人公が、日本中を注目させた、ある奇怪な出来事の謎を解明すべく、またまた大活躍する大作の上巻となります。

今回の事件では、複数の公安警察官の動きがポイントとなっていますが、先の展開が知りたくてたまらず、「犯罪者」や「幻夏」と同様、ページをめくるのが止まりませんでした。

そして、後半、物語の舞台はあるキーマンを探しに瀬戸内海のある小島に移るのですが、そのキーマンが誰なのか、必死に頭を回転して推理している自分がいました。
島の住民はみんなが排他的であり、全員、怪しく思えてきますね。このあたりの人間描写が、著者は本当に上手ですね。

東京のど真ん中で発生した奇怪な出来事の真相は、どんなことなのか・・・
早速、下巻に移りたいと思います。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

とにかく素晴らしい。犯罪者、幻夏も素晴らしかったですが、本作も大変読み応えがあり一気読みでした。上下巻読み終わりましたので、さらなる感想は下巻の方に記載。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

『犯罪者』『幻夏』を読んですぐに購入。
けれどこれだけの大作、ならびに大好きな三部作となれば読むタイミングも大事。少し寝かせてやっと読みました。

期待どおり壮大で影の部分も織り込んで、まさに『犯罪者』と『幻夏』を足したような作品です。
他の方のレビューほど、私は戦時下の話に中弛みせずに読めました。下巻が楽しみ。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯罪者、幻夏と読み進めてついに三作目の天上の葦。

犯罪者・上とは打って変わって天上の葦・上を読み終えても謎が多すぎてまだまだ繋がらない部分ばかり。犯罪者・上ではドキドキが止まらず、ミステリー・サスペンス特有の楽しさが全面で下を手にしたが、今回は天上の葦・上を読み終えての感想は「?」。ここからどう転がっていくのか。とにかく上だけでも情報量が多くて一回整理しないと…という気持ちもあるがまずは下を手にしてみようと思う。
そして全てがつながった時、再読したい。

犯罪者では繁藤、幻夏では相馬。そして今回は鑓水のバックグラウンドにも触れていて、三作それぞれで登場人物を知れるのもまた良い。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

物語の構造上仕方ないかもしれないが、第二部からのペースダウンが惜しいかな
まあそれほど物語に引き込まれたという事で!
下巻も期待してます

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

いろいろな伏線を張りまくっていて、見事に回収されるのが楽しみ。相変わらずキレキレの鑓水と修司と相馬のチームに、島の人々。どうなるのかな。
わくわくの下巻へ。

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2024年01月10日

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また会えた3人、
鑓水が中心な本作もいつもの疾走感。

でも物語は戦時中に遡りながら
重苦しい空気を孕んで進みます。
読んでいて苦しい気持ちになる部分も。

「火が小さいうちしか戦えない」
今の時代でも同じこと。

最後の展開は胸がすく思い。
だけど読後の心はまだ震えています。

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2023年08月30日

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この本はグイグイ読み進めてしまった 次の展開ぎどうなるのか検討もつかず、その展開も自然な流れで進みとても面白い 背景もしっかりしてて全く違和感ない この作者の本はまた読んでみたい

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2023年07月13日

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面白すぎてやばい!!
犯罪者シリーズ第3弾の本作は、第1弾の作風に似ています。最高に面白いです。惹き込まれます。
手に汗握る展開、ユーモア溢れる会話劇、先が読めない不穏な空気…まさに極上のエンタメ作品になっております。

いつもの3人が巻き込まれた事件には、国家の陰謀が隠されているようで…一体この先なにが明らかになるのか気になります。
3人が調べる中で、どうやら第二次世界大戦の海軍がキーワードになっているようで…戦時中に起きた「地獄」について、下巻で暴かれるのでしょうか?

あまりにも面白すぎてページをめくる手が止まりません。
上下巻併せて1000ページ超えの超大作!
流石の重厚な物語に脱帽です!
下巻も楽しみ!!

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2023年06月18日

Posted by ブクログ

上下巻合わせて読んでの感想
シリーズ三作品目

感動あり、緊迫感あり、面白さありと、とにかく色んな人に読んでもらいたい作品

昔と同じ過ちを繰り返さないよう巨大な組織に立ち向かう人々の物語

前作「幻夏」もすごく良い作品であったがこちらも負けず劣らず良作品

上下巻合わせて1000ページ弱と読むのは大変であるがそれを鑑みてもぜひオススメしたい作品である

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2023年02月11日

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ネタバレ

渋谷のスクランブル交差点で空を指差しながら死んだ老人の謎を探る話。
『犯罪者』の登場人物である、相馬、鑓水、修司の3人が謎を追う。因縁の相手である磯辺も出てきて驚いた!!
中盤に戦争の話が出てきて少し難しかったが、とても面白かった。
下巻では、どのように解決していくのか楽しみ。

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2023年01月30日

Posted by ブクログ

犯罪者 幻夏に続いての3作目なので楽しみにしてました
まだ上巻ですが
展開に引き込まれました^ ^
下巻へ突入します

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2022年12月14日

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相変わらずの展開の上手さ。それぞれの人物の視点で描かれるので、続きが気になり寝不足必至。
下巻での展開に期待大。

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2022年11月10日

Posted by ブクログ

今回もスケールが大きいので入り込むまで少し時間がかかるが、読み始めると一気に読んでしまった。

作中で戦時中の話が絡んでくる。戦後に生まれた私たちには到底想像がつかない時代の、逞しくも悲しい話。

使命感を持って亡くなった老人の謎がどのように解明されるのだろうか。
後編が楽しみ。

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2022年02月02日

Posted by ブクログ

いつもの3人組。今回は鑓水の興信所に仇敵の磯辺から依頼が。究極のあっちむいてホイおじさんが、最期に見てた景色は、指差したものは何だったのか?
相馬には公安から個人的な依頼が。失踪した山波を追いかけていたら、事件は思わぬ方向から鑓水達と繋がる。
公安と報道がグルになって隠す真相とは何か?
戦中から繋がる何かを追いかけて、瀬戸内まで向かう3人。
今回は公安まで敵に回して、相変わらずの逃げまくり生活(笑)

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2024年04月30日

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老人はなぜ空を指して絶命したのか?
公安警察の山波は何を知り、どこに逃げたのか?ふたつの事件の真相を巡って、今回も3人が活躍。追っては追われ、ハラハラドキドキ。
戦争、政治、報道についても考えさせられた。下巻へ

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2024年03月06日

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渋谷の交差点で点を指差し絶命した老人、正光秀雄と瀬戸内海の曳舟島で暮らす老人たちの接点はどこにあるだろうか。
鑓水・相馬・修司の3人がこの島でどんなことをするのだろう。島の人は穏やかで優しいイメージもあるけど、よそ者を受け入れない文化もあるから、鑓水たちはそこにうまく溶け込んでいけるのだろうか。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

前2作の雰囲気そのままに、更にスケールアップされてて期待を裏切らない。戦時中の話が重点的に描かれたりするため少しスピードダウンしてる感は否めないが、その分物語は重厚。コロコロ変わっていく舞台と、まさに謎が謎を呼ぶ展開が複雑ではあっても、主人公3人のノリが軽い部分も多くて読み進め易い。下巻で更にまだいろいろ起こるかと思うが、納得出来る締めを期待したい。

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2023年12月20日

Posted by ブクログ

キャスト(勝手なイメージです)
鑓水七雄・・・オダギリジョー
繁藤修司・・・山田裕貴
相馬亮介・・・???

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2023年11月11日

匿名

ネタバレ 購入済み

完結?

冒頭、渋谷のスクランブル交差点で老人が不思議な死に方をした。
それについて、まさかの人物から調べろと鑓水の事務所に依頼。
別途、相馬には公安からの消えた公安刑事の捜索依頼。
バラバラの糸がねじれて行くが、上巻ではまだ全容掴めず。
トリオシリーズ三作目、シリーズはこれで完結なのかな?

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2023年09月30日

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鑓水、修司のコンビが今回巻き込まれるのは一体どんな展開を見せるのか、公安警察がらみか、老人の不可解な死に方は何を示しているのか。戦時中の話に遡っていくようなミステリーが、地域と時間を広げて展開される。
太田愛のストーリー構成力が遺憾無く発揮される海外連続ドラマにも匹敵する二転三転のスリリングな展開。章立ての終わりに毎回謎のセリフを持ってくるのは映像化を最初から意識しているかのようだ。下巻を早く手に取りたくなる。

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2023年06月17日

Posted by ブクログ

『犯罪者』『幻夏』に続く作品、シリーズに共通する登場人物の中でも鑓水の役割が重要になって来る。やや展開が前2作よりも重い感じがするが俄然、中盤から深みが増してきた。かなり追い詰められている状況の中で、後半でどう切り替えしていくのか、真相が明らかにされていくのか、大きなテーマ(だと思われる)だけに下巻に期待。

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2023年06月16日

Posted by ブクログ

相変わらずすごい密度だなと思って読んでいたら、途中で急にペースダウンする。でも読みやすいし面白かった。

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2023年04月07日

Posted by ブクログ

相変わらず
みんな頭キレキレ
その描写はそう読み取るのねと
感心しながら読み進めてる

どんなクライマックスかしら

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2023年03月03日

Posted by ブクログ

同著者「犯罪者」「幻夏」から続けて読んだ。
前二つを読んでいなくても読める作りにはなっていると思うが、断然読んでから進んでもらったほうが面白さは倍増すると思う。
メインキャラ3人のうち鑓水七雄のお当番会。
読み慣れてきたせいか前二つよりも進展が少ないというかモソモソした感じがした。(ちなみにこれは下巻で一変する)とても個人的なメモになるが、3人の絡みが最初に見られる「犯罪者」時点で鑓水の容姿について認識を誤ってしまったところから、なんとなくキャラズレが起きてしまっているので、これはまた「犯罪者」に戻ってそれぞれの過去を知った上での2周目に行きたい。
読み終わってすぐ2周目に行きたくなる本なんてそうそうない。
だからやっぱり太田愛さんはすごい。

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2023年02月26日

Posted by ブクログ

幻夏・犯罪者に続く天上の葦。鑓水・修司興信所コンビと相馬警察官。太田さんの小説は、どれも“聖母たちのララバイ“が流れてきそうな雰囲気が良いです。
渋谷スクランブル交差点で、一人の老人が空を指さしながら絶命する、そしてその様子がネットに拡散されていく、そして彼らが動き出す。
興信所コンビは、与党の重鎮から報酬一千万でこの事件の調査を依頼される。相馬は、警視庁公安部課長から極秘に警察官失踪の捜索の指示を受ける。そして、たどり着いた先で三人は合流。
重要な登場人物が多く、それぞれ疑惑的で個性的。上巻では、謎は増すばかり。さて、三人は小さな手がかりから岡山の小さな島で、解決を目指します。
下巻へ急ぎます。

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2023年01月03日

Posted by ブクログ

真昼のスクランブル交差点で空を指さし絶命した老人、正光秀雄の死の真相をめぐり
再び修司、鑓水、相馬の3人はその謎を追う…
正光は一体何を伝えたかったのか、そしてその真相の裏には何が隠されているのか…
これまで困難な事件を3人で解決してきた修司・鑓水・相馬、このトリオの活躍をまた見られると思うと読む前からワクワクしておりました。
序盤はゆったりと物語が進んでいき、3人がある島の存在に気づきはじめたくらいからハラハラドキドキの展開でした。(お決まりの緊張感のあるシーンが続きます)
そして登場回数は後半に連れて少なくなっていきましたが四郎が登場するシーンは、
とても可愛くほっこりします。
特に鑓水の溺愛っぷりに愛しさを感じました。
このスピード感のまま下巻に進んでいきたいと思います。
それにしてもこの3人が平和に暮らせる日は訪れるのでしょうか・・・笑

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2022年12月27日

Posted by ブクログ

登場人物達の年齢、日付・曜日から2015年が舞台設定の物語と思える。
綿密な取材に基づく構想、よく練られたストーリーの大作なのは間違い無い。であるが、はやく先が読みたい!…と言うワクワク感は無かった。先の大戦が発端となる事件らしいが、瀬戸内海の島での話は『獄門島(横溝正史)』に影響を受けたか?

第一部の最後・上巻の終盤になってやっと物語が大きく動き出す……長かった(笑)

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

「犯罪者」「幻夏」に続くクライムサスペンスシリーズの第3弾。

これまた息をつかせぬ展開で、一度本を開いたら読む手が止まらないほど面白い。今までより鑓水の推理が洗練されていて、通常の推理小説なら名探偵(鑓水)とその助手(修司)の関係が鮮明になったかと。

下巻に対する期待もとても大きいんだけど、今回の上巻では、戦時中の難しい話にだいぶページを割いていて少し冗長に感じたのと、ところどころ人物の描写がステレオタイプに語られていたので(受付嬢とか)、そこが少し残念だった。

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2024年03月29日

Posted by ブクログ

登場人物が覚えきれない。読み進めていくと、これ誰だっけ?ってなることが多く、全部読むのにものすごく時間がかかった。

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2023年08月31日

Posted by ブクログ

うーん。話の筋書きはオモロいが、文章が下手。さーと読むとなかなかわかりにくい。じっくりと読まんといけんので疲れるわ。北方君などは短い文体で次から次へと引き込まれていくが、これは真逆だね。
確か、幻夏を読んだ時も爽快感は無かったな。

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2022年11月18日

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