【感想・ネタバレ】日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

田中角栄、江副浩正、村上世彰、石原慎太郎、、、
それぞれの自伝や経歴をいろんな本で読んだが、池上さんらしく、すごくわかりやすく整理されていて、一気読みだった!

ナベツネや、既に亡くなっている池田大作さんなどのタブーに斬り込む、まさに池上無双!

気持ちよかった!

0
2021年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ


約半年ぶりに再開した読書
感想文の書き方をすっかり忘れて
延ばし延ばしにしてたら
記憶も薄れる…


何人かの常連さんに、催促されたんで書きます


久しぶりの池上先生


本書は
『中田敦彦のYouTube大学』
『バブル崩壊とリクルート事件』回で、参考文献として使用されていたので
コレは読まねばと



タイトルにもあるように
本書は、文藝春秋で実際に開催された10回の講義
「戦後に挑んだ10人の日本人」を元に
実際に出たQ &Aも収録した構成になっている


池上先生が選んだ人は…

⚫︎田中角栄
⚫︎江副浩正
⚫︎小泉純一郎
⚫︎中内功
⚫︎渡邉恒雄
⚫︎堤清二
⚫︎村上世彰と堀江貴文
⚫︎石原慎太郎
⚫︎池田大作
⚫︎上皇陛下と上皇后美智子さま


と、なかなかシビれるラインナップである


一体、何を基準にこのチョイスなのか?


「毀誉褒貶のある人」というのが、選ばれた基準だそうです


一応、全員
名前と何をした人かは、ザックリ分かるけど
個人的には、あまり良いイメージが無い人が多い



と、言うのも
大きな事件の中心人物だったり
時代の潮目に、派手なコトして実刑受けたりと

当時の報道を、リアルに観てたからかもしれない


中でも、田中角栄のロッキード事件は
まだ子供だった私にも
かなりのインパクトがあったなぁー

昨年、田中角栄生誕100年というコトで
扱った書籍が多く出版されて
改めて、関連書籍を読んでみて

まさに、毀誉褒貶っぷりを実感したので
正直、本書では新鮮さは無かった


企業系でいうと
ダイエーの中内功と
西武百貨店の堤清二


ワンマン創業社長と、二代目インテリ社長
二人とも、バブル時代に絶頂期を迎え
バブル崩壊と共に、衰退していくという
絵に描いたような結末


堤清二に関しては
父親の堤康次郎と、次男の堤義明と記憶が混同してたんで
整理できて良かった

ありがとう池上先生 笑



最後の回で、上皇陛下と上皇后が取り上げられているのは
ご本人が毀誉褒貶という訳ではなく

当時、初の民間からのお妃と言うコトで
様々なバッシングを受けてきたという側面からの講義となってる


各章の最後に収録されているQ &A
「平成天皇は…」と質問してる受講者に対して

平成天皇というのは諡号(贈り名)で亡くなった人に対する称号になるので
存命中は「平成の天皇」と呼びます


と、細かいところまで勉強になるなぁー





時代によって、評価が変わるのは
いつの時代も変わりなく
今後、20年、50年、100年と経過して行った時
又、違う評価がされるのだろうと思うと
なかなか感慨深い





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#なかなかのラインナップ
#毀誉褒貶

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2020年08月22日

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