感情タグBEST3
さすがです
大きな事件が巻き起こるでもなく、
寵姫が危険にさらされるでもないけれど、
王と寵姫、それぞれが抱える寂しさや悲しみを軸によく練られたストーリーだと思います。
さすがは貫井先生というところでしょうか。
派手なアクションがない分、しっとりと読めて
孤独だった王がかけがえのない恋を成就させていく様が読みやすかった。またサブキャラたちも個性豊かで、好感が持てました。
孤高の愛
「彼だけは、私に残してくれ」この言葉が孤高の陛下ヴォルフのすべて。互いに、心に深い傷を持つヴォルフとシリルが、惹かれあい、愛を育む物語。王でありながら、ヴォルフのひたむきな愛が一途で不器用でいい。自信がなく、健気なシリルが、ヴォルフの大きな愛に包まれて幸せになるのがほんわかする。
作家さん買い
いつも安心して読める
周りの人たちもいい人ばかりだし、あまりコイツが裏切るんじゃないかと疑心暗鬼で読まなくていいから、純粋に楽しめる!
ただ、今回の作品は残念ながらイラストが好みじゃなかったなぁ…
受けが女性にしか見えない
Posted by ブクログ
信じていた家族に裏切られ、孤独を感じていたシリルとヴォルフ。自分のことを顧みず、というかそこまで考える間もなく、ヴォルフを助けたシリル。そんなシリルに苛立ちを覚えていたヴォルフだけど、出会ったときから惹かれていたのかも。とも思う。今まで寂しい思いをしてきた2人にはお互いを大切にしながら、仲良く暮らして欲しい。もちろん、自分自身のことも。