【感想・ネタバレ】珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】のレビュー

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一作目

この作品は私が高校生の時に初めて読んでから社会人になるまで何度も読んだ作品である。続刊も勿論面白かったがやはり一作目が一番面白いというのが印象としてあり、主人公の背景をとんでもなく膨らませ、それがたまたまヒットするようなことがない限り確実に衝撃を受ける最後が待っていると思う。是非読んでみて欲しい。

※紙媒体で所持していたが電子でも欲しくなり購入。

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2020年08月26日

Posted by ブクログ

言葉選びが、センスのあるという軽い言葉で済ましていいのか?と思われるがとりあえず素晴らしい。

美星の推理、付随してアオヤマの考えも読者の遥か上を行き、この一連を考えた著者に対しても非常に感服した。

ミステリーを普段あまり読む機会は無いが、そんな私でも、とてもライトで読みやすく人に自信を持って薦められる作品であると思えた。
最後に改めて、良かった。

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2024年04月09日

Posted by ブクログ

私を『日常の謎』系のミステリーにハマらせた、岡崎琢磨先生の傑作です。

殺人事件のような殺伐としたことは一切起きませんがちゃんとどんでん返しを味わえます。
登場人物が少ないので覚えやすく、またそれぞれ魅力的なのがいいですね。
最後は思わず泣いてしまいました。

これからミステリー小説を読み始めたいと言う人にまず読んでほしい作品です!!
ミステリー入門と言えばやはり「十角館の殺人」がよく挙げられると思いますが初心者にはやや長く、登場人物もそこそこいるのでこちらの方が個人的にはオススメです!

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2023年11月08日

Posted by ブクログ

・魅力的なキャラクターと独特のユルい雰囲気がクセになる。
・漫画版を読んだことがあるので展開は全て知っていたが、キャラクター同士のやり取りが面白く、飽きがこなかった。
・何よりアオヤマの細かな心情描写は小説版ならでは。
・コーヒーのように何度も味わいたくなる、落ち着いた雰囲気。それがこの小説だと思う

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2023年09月06日

Posted by ブクログ

カバーイラストのふわっとした可愛い雰囲気が好きです。こんな喫茶店があったら通いたい。
半分ジャケ買いです。
内容はカバーイラストとは裏腹に、かなり考え込まれて作られた文章と、ミステリ、キャラクターもパンチが効いております。
主人公すらも読者を裏切るようなラストには驚きです。
バリスタの推理でなるほど。と思うが、どこにそんな布石があったか!?と何回もページを遡りました。 それを踏まえていまから再読します。
ぜひ、コーヒーをお供にオススメです。

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2023年09月03日

購入済み

いいよ

#胸キュン

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2021年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は短編で1つ1つ謎を解きながら美星と大和の関係が進んでいくのかと思いきや中盤~後半にかけて二転三転する。大和の正体にも驚いたがそれがしっかり伏線回収にも役立ち全体でしっかりと長編小説になっている。
初読みの作家さんであったが中々の秀作であると感じた

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2022年08月31日

購入済み

面白いけど

この巻しか読んでないですが、最初はほのぼ日常系だったのに中盤からゴテゴテミステリーになってテイスト変わって読みにくかった。
最後の解説でこのミス大賞に入選するにはミステリー要素が足りないって言われて足したってのが納得すぎる。改訂前のものが読みたくなりました。

#深い #じれったい

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

久々に読んだ本でしたが、比較的簡単に読むことが出来、情景もイメージがつきやすかった。
最後は、自分でも分からずいい意味で裏切られました。

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつぞやのコノミス作品。
話題だと噂に聞き、正直表紙は好みではないものの手に取ってみる。

読んだ率直な感想としては2も読んでみたいかも、というくらいにはハマる。なんというか、登場人物は二十歳そこそこなんだけれど、読者層は全年齢対象な雰囲気が◯。ライト層も取り込める米澤穂信的な。

ストーリーは短編同様に何個かの謎が生まれては解決して…の繰り返し。
のつもりだったのに、まさか最後にアオヤマ氏もバリスタだとかなんとかに衝撃。しかも、その伏線がきちんと1話目から張られていたとは…。
これは作者に一本取られました。

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2024年02月14日

Posted by ブクログ

一時期地元の珈琲店がつまらないチェーン店におされて姿を消してしまいましたが、最近小さなお店がまた増え始めてきた気がする。それぞれ特色があって楽しい。この作品のようなお店が増えたらもっと楽しい。珈琲店探しの楽しみが増えた。

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2023年11月20日

Posted by ブクログ

楽しく読めました。ただし、コーヒーを飲むシーンが多くて、胃が気持ち悪いムカムカの私にはキツかったです。胃が悪い方は、控えめに。
 あと、ちょっと小難しい発言多めです。小難か発言苦手なか方は、コーヒーを飲みながら読んでください。気持ちが落ち着きますよ。

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2023年11月03日

Posted by ブクログ

軽い気持ちで読み始めましたが、しっかりとミステリでした。
日常の謎をバリスタである女性が解いていきますが、最後の方は見事に騙されました。
バリスタと青年のやり取りは、初々しく、今後の展開が気になります。

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2023年10月10日

Posted by ブクログ

面白いと聞いたのと、
珈琲好きとして興味あったので、
一気に5巻まで購入。

京都という舞台、個性的なキャラクー、世界観がとても素敵でした。
ミステリーとして読むには少し物足りないかもですが、
さくっと小説読みたい時に、それこそ珈琲のお供にちょうど良いです。
文章に知性が感じられて、こんなに読書するのにまだ知らない言葉あるんだ‥と思い知らされました笑
内容が難しいわけじゃないので、読書好きなお子さまでも読めると思います!

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2023年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の巻から結構濃厚な話しだなぁ〜
ある意味ペットみたいな扱いの彼氏にことある事に疑い憂さ晴らしをする彼女
まぁ~直ぐに別れてしまったけど
その時の至極の珈琲に出逢うとは
しかも自分もバリスタなのにそれでも惚れ込んで通うほど美味しいんだね〜
タレーランのバリスタの凄さと、謎解きの凄さと雰囲気
これからも楽しみだ

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2023年05月18日

Posted by ブクログ

最初は主人公の年齢設定に違和感があったけど読み進めたらマッチしてきた
日常系ミステリねって思ってたら終盤ヘビーだったけどそれなりにおもしろかった
居酒屋のところの2人の会話のとこ、京都だからか夜は短し歩けよ乙女をなんとなくイメージした

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2023年04月03日

Posted by ブクログ

もっと軽い日常の謎解きミステリーなのかと思って読んでいたが良い意味で裏切られた感じ。
後半一気に読みすすめてしまいました。続編が楽しみです。

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2023年02月17日

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2023年最初に読んだ本。グルメミステリーを読んでみたいなと手にした1冊。素敵な登場人物による穏やかな日常ミステリーだな〜と思って読んでいれば、終盤に一気に魅了された作品でした。コーヒーの知識が散りばめられ、ヒトと人の繋がり、会話の1つ1つに意味がある。次作も楽しく読みたいです!

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

初めて読む作家さん。
本屋さんで見かけて帯に惹かれて購入。
珈琲好きにミステリ好きで興味を惹かれた。

関係ない話だが、なぜかタイトルを「タレーラン」ではなく「カレーラン」だと思い込んでいて、珈琲とカレーなの?と疑問に思っていた。

知識なく読み始めたが、軽めの事件?から少々重めな事件まで、その時の状況や言葉のやり取りで解決へと導いていく流れ。
読みやすく、個性あるキャラたちがなかなかいい動きをしてくれている。
また読者心理というか、読者が読む文字により思い込みをおこさせ、それを利用する手法が上手いなあと思った。

2人のその後が気になるので、追いかけていきたいと思っている。

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2022年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 京都を舞台とした日常の謎系ミステリ。恋人と喧嘩をした主人公が偶然に導かれて入った店で,理想的な珈琲と,魅惑的な女性バリスタ,切間美星と出会うところから,物語が始まる。
 7つの短編からなる連作短編集である。個々の短編の謎は,日常の謎系のミステリの中でも,かなりしょぼい。読み終わっても,「え,今,謎解きが終わったの?」と思えてしまうほどの作品まである。ヒロインの切間美星と,主人公のアオヤマは,そこそこ魅力的なキャラクターとして描かれているが,切間美星の造形は、いかにも男性が考えた女性…っぽく,深みに欠けるように思えた。
 しかし,胡内波和という男の存在と,虎谷真実という二人の人物の存在が,この物語に深みを与えている。胡内波和が自分を成長させる契機とあった存在である切間美星に対し,憎悪を燃やす姿や,虎谷真実の「引き裂かれたことで二人が,そして信じた人に裏切られたことであの子が,ひとしきり傷ついたかと思うと,それでわたし,もう満足しちゃったみたいなの」というセリフなど,この二人の存在が,かなりのスパイスとなって,物語のクオリティを挙げている。
 ミステリとしての弱さはあるが,読み終わったときに感じた印象はそこそこ深く,読み始める前の期待値がそれほど高くなかったことも踏まえると,十分満足できた。惜しむ楽はエピローグ。ここがなく,美星と大和が完全に分かれてしまう終わり方なら…★5にしてもよかった。とはいえ,★4はいける。

 個々の作品の所感は以下のとおり

〇 事件は二度目の来店で
 女子大生が,なぜ,間違ってアオヤマの傘を持って帰ってしまったのか,という謎を扱う話。真相は,アオヤマの足を止めた上で,また,タレーランを訪れる口実を作るためというもの。謎ともいえない謎だし,真相だが,物語の導入としてはこんなものか。

〇 ビタースウィート・ブラック
 アオヤマが,親戚の小須田リカから"恋人"の浮気調査を依頼される。アオヤマはたまたま出会った,リカの”恋人”が浮気をしているとは思えなかった。しかし,リカの”恋人”が,リカ以外の女性と二人で手をつないで歩いている写真を見る。浮気をしているのか?
 真相は,そもそもリカがその男の浮気相手であったというもの。ややブラックなテイストであり,こういう話は嫌いではない。

〇 乳白色にハートを秘める
 ちょっとした叙述トリックを使っている作品。アオヤマがタレーランを訪れているのではなく,アオヤマと美星が別のお店でコーヒーを飲んでいるという設定で,大人からミルクをたかるという,小学生についての謎が示される。真相は,小学生は,学校で猫を飼育していたというオチであり,そもそも,小学生の話は,アオヤマが他人から聞いた伝聞の話だったというオチ。猫はそのままタレーランで飼われることになる。ミステリとしては,及第点とはいい難いか。

〇 盤上チェイス
 アオヤマが,虎谷真実に京都中を追われ,巻いたと思ったが,最後はタレーランに訪れる。なぜ,居場所が分かったのかという謎。真相は,タレーランの店員である「おじちゃん」藻川が,真実の友人に教えていたというもの。たわいもないオチ。

〇 past present f*****?
 アオヤマが,ココロフトというお店で偶然美星に出会い,居酒屋を訪れると,アオヤマがココロフトで買うことができなかった,ダーツをプレゼントされるという話。なぜ,美星は,アオヤマが欲しがっているダーツを買うことができたのか。真相は,美星が,ココロフトの店員,水山晶子から,ダーツの話を聞いており,買ってきてもらったというもの。ここで,胡内波和が登場する。

〇 Animals In the closed room
 幻のコーヒーである猿珈琲があるという理由で,美星が,アオヤマの家を訪れる。アオヤマは,「お詫びの品」であるぬいぐるみを渡そうとするが,ぬいぐるみはずたずたになっていた。誰が,こんなことをしたのか。
 真相は,猫のシャルルが犯人というオチ。この話で,胡内と真美の存在が,クローズアップされ,最終話につながる。

〇 また会えたらあなたの淹れた珈琲を
 タイトルから叙述トリックになっている。アオヤマが,本当は,ロック・オン・カフェのバリスタ青野大和であるという,物語全体において伏せられていた真相が描かれる。そして,クリスマスを舞台とし,大和と真美が協力して,胡内を…真美が胡内を投げとばすという方法で懲らしめる。大和は,珈琲の味を盗むために美星に近づいていた…という嘘をつき,美星の前を去る。
 エピローグでは,美星と大和の幸せを打ち砕いた真実は,気が済んだとして大和を振り,大和と美星は元のさやに納まるという終わり方。ハッピーエンド。

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2022年08月21日

Posted by ブクログ

途中で二人の会話が大正時代のようで、だんだん飽きてきて、読むのやめようかと思った。が、ラストスパートで全く裏切られてて集中!次はどうなるの?
ただ、猫のシャルルの話はどうもいかん。子猫に人間の牛乳あげたらお腹壊すし、子猫をいじめたヤツと仲直りなんてありえない。

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2024年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「このミステリーがすごい」大賞で話題になった作品。確かに小説として読み応えはあるのかもしれないが、全体を通して見ると京都の街並みに詳しい人や京都に興味のある人、コーヒーを嗜む人なら、面白く読めるかもしれないが謎解きだけを目的に読みたいのであれば物足りないかもしれない。トリックの正体が、京都の地理がわかっていないと「へえ」で済むし、わかりすぎているとすぐにわかる。風景描写も京都の風景や行事は詳細だが、それ以外は平坦というか簡略化しすぎている。正直、第3章の「乳白色にハートを秘める」はリアリティがあったが京都でなくてもいい、ただハーフの転校生が、同級生数名に深夜に怪我をするまで痛めつけられたというのと、その同級生が子猫を給食袋に入れて蹴ったり振り回したりしていたというのは気分が悪かった。今時はそれぐらいやるのだろうが…。人物描写に関しては、アオヤマの彼女はメンヘラなのだろうか。美星の恐怖心も胡内の復讐心も、それに至るまでの理由というか動機が非常に幼い。推理や風景描写に対して人物描写が少々アンバランスだ。それでも、街並みを頭に浮かべて推理していく様子は、さながらシャーロック・ホームズの印象だ。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

軽快な会話の応酬ですらすら読める一冊。
ライトノベル的。

私には、謎はなんとなく解が読める感じで少し物足りなさはあったが、作品の世界観は心地よく、楽しみながら読めた。

会話の言い回しがティーン的で、今の自分にはしっくり刺さらなかった。

☆3.3

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

この作家さんの「鏡の国」が面白かったので、前から気になっていたこちらを手に取りました。

京都にある喫茶店を舞台にした日常にあるミステリー。
私自身京都の大学に通っていたので、実在する通りや電車を懐かしみながら読みました。

最後の方はハラハラするけれど、全体を通して爽やかなお話で。
普段死人がたくさん出るような小説ばかりを読んでいるので、たまにはこう言うのもいいなと思いました。
続きも読もうと思います。

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2023年12月04日

Posted by ブクログ

「たいへんよく挽けました」
今日も京都の静かな路地にある小さな純喫茶「タレーラン」で日常の謎が解かれていく。

京都とコーヒーの豆知識がたっぷり盛り込まれた本作は、置いていかれる読者もいそうな印象を受けるものの、純喫茶「タレーラン」の切間美星が挽くコーヒーと謎解きは奥深い至高(思考)の逸品といえる。美星バリスタのコーヒーを求める主人公のアオヤマさんの視点で本作は進みますが、後半はどんでん返し過ぎて零れ落ちそうになりました。

読者を選ぶ作品かと思いますが、コーヒーと京都に興味がある方は美星バリスタに惹かれてみては如何でしょうか。

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2023年12月02日

Posted by ブクログ

偶然入ったコーヒー店「タレーラン」。そこには美味しいコーヒーと女性バリスタがいた。
コーヒー好きな青山はその後も何度かタレーランを訪れそのコーヒーの味とバリスタに魅了されるようになる。
京都の街を舞台にした日常の謎をバリスタであるうら若い女性が解いていく物語。
ラストで主人公の意外な正体が明らかになり物語が大きく動く。コーヒーに詳しくなくても、もちろん詳しい人も楽しめる作品。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

最後疲れてきて途中でよむのを止めようとおもったら
皆さんの感想で最後が意外な展開と知り
読破できました
評価役立った(^-^)

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2023年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(2023/05/14 5h)

文通しているかたが好きと言っている作品のため、
読みはじめた。こういう機会でもないと、
表紙の雰囲気から食わず嫌いして手に取らなかったかも。


珈琲店タレーランが舞台の作品で、登場人物がみんなコーヒー豆に因んだ名前。
コナって名前が一番無理やりな感じして笑った。

ときどきコーヒーの豆知識もあって楽しい。

珈琲を飲みながら読むと浸れる。

個人的にはもう少し珈琲や喫茶店要素が欲しかったかも。
各々の事件が喫茶店の外で起きていることが多い印象。

でもすべての章を巻き込んだラストには、前のめりでワクワクできた。後半からが楽しい感じ。

シリーズものらしいので、豆知識とか喫茶店らしさとか読んでいくうちに増えていくのかな。

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2023年05月14日

Posted by ブクログ

割と好きな感じのタイプだった。
軽く読めてでも内容はしっかりあって読み終わった後の満足感あり。
2巻も引き続き読みたい作品。

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2023年03月31日

Posted by ブクログ

主人公が、京都の小路の一角にて、
・珈琲店「タレーラン」
・女性バリスタ切間美星
・探し続けていた理想のコーヒー
と出会う場面から始まります。

美味しいコーヒーを嗜みながら、、、
日常の些細な謎を解きながら、、、
徐々に主人公と美星の距離が縮まっていく様子が描かれていますが、
台詞回しや文章の運び方がかなり独特な感じがします。(私はちょっぴり読みづらかった…。)

普通に読み進めていると、
「あれ?何この展開!」と驚いてしまうような仕掛けがいくつも用意されているので、頭がこんがらがってしまいます(笑)

コーヒー豆を挽きながら謎を解き明かす、というのが美星バリスタの基本的なスタイルですので、
私も豆から挽いて、丁寧にコーヒーを淹れたくなりました。
コーヒーミル、買おうかなぁ…(笑)

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2023年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カフェが舞台だったり珈琲のウンチクがあったりは好みだけれどミステリというには軽すぎる出来事だったり、また文章自体がすんなりと頭に入ってこなくて読み直さないと理解できず。京都の地理にもう少し詳しいと楽しめたかと思う。後半はアオヤマさんがバリスタだったというオチでそういうことかと妙に納得したけれどシリーズ読みはしないかな。

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

可愛いキャラが大活躍! 珈琲を飲みながら読みたくなるライトミステリー #珈琲店タレーランの事件簿

■レビュー
主人公、お爺ちゃんなど、可愛らしいキャラクターがいっぱい!

何といっても主人公のバリスタの彼女がしっかり者で、思わず恋しちゃいそうです。また舞台も京都ということで、聞いたことのある地名やイベントなどがでてきて、めっちゃ旅情をそそりますね。

まさにコーヒーを飲みながら読みたくなる、心身ともに癒される作品です。
ただ気軽に読めると思いきや、実は綿密に書かれているところもあるので丁寧に読みましょう。

各編に綴られるミステリーは、いわゆる日常の謎です。しかもどこにでもありそうなカフェを中心に事件が展開されるので、すごく身近に感じられるんですよね。
この辺りはとても上手で、他のライト文芸ミステリーとはまた一味違った魅力が出せていますね。

なおミステリーとしては全般的に小粒ではありますが、舐めているとしっかりやられちゃいますよ。

■推しポイント
仕事がお休みの週末は、喫茶店で時間を過ごすことが多いです。

明るく笑顔で挨拶してくれる店員さん、洗いざらしの錦のようにきれいな店内、お得で美味しいモーニングセット、そして何とも味わい深いコーヒー。
そんな喫茶店で大好きなミステリーを読みふける時間が、私の一番幸せなひとときです。

人生、大変なことや辛いことも多いですが、こんな作品を読むと、難しいことは忘れて京都にでも旅行にいきたくなっちゃいますね。そんな素敵な作品でした。

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2022年10月11日

購入済み

話のつくりは◎

最後の方の話の持って行き方はなかなかでしたが、文章の書き方が回りくどくわたしは苦手でした。読むのに時間かかった。

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2020年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

珈琲店が舞台で、しかもミステリーだということに興味を持ちこの本を手に取りました。

この作品は「このミステリーがすごい!」大賞の最終選考まで進んだ作品。最終選考委員には、終盤の展開が容易に読めてしまうと評価され(解説より。)、出版するには加筆が必要だと判断されたようですが、私にとっては、加筆の結果なのか、クライマックスはむしろ驚きの連続でした。

主人公とタレーランのバリスタの珈琲をいとおしむ様子にも心惹かれました。

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2023年02月02日

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