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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
公事宿「巴屋」の出入物吟味人日暮左近は、かつて秩父忍びの仲間で許嫁だった陽炎から助けを求められる。陽炎のいる下野国宇都宮藩江戸下屋敷に向かった左近だったが、陽炎は戸田家藩主の養子の御守をするなかで怪我を負っていた。陽炎の願いを受けた左近と幼き後継ぎを襲う刺客たち。激闘が始まる―。迫力の剣戟に手に汗握る藤井邦夫の代表シリーズ第五巻。
令和5年7月29日~8月3日
Posted by ブクログ
秩父忍びの陽炎は、一族の復活を夢見て、将軍の幼子の警護を引き受ける。
陽炎の危機は見過ごせない左近も、肩入れする。
忍者同士の壮絶な戦い。
死闘を繰り広げる文章表現が、手に汗を!
滅び行く者達
公事宿の見届け人としての仕事の裏に、やはり、忍びの者達との熾烈な戦いが有る。滅び行く忍びの悲哀を感じる。陽炎は、もう秩父に引っ込んでいて欲しい。