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Posted by ブクログ
身近な10の植物のふしぎとひみつに迫る。誰でも見たこと、聞いたことのある10の植物のふしぎ、身近すぎて気にならなかったが、言われてみれば、確かになんでだろうね?と感じるようなことを分かりやすく解説する。話題は植物学的な話にとどまらず、広く、テーマとなる植物のふしぎを紹介する。例えば、無洗米はどのようにできているのか…?なぜ田んぼは夏に水を抜くのか…?などなど。本に取り上げられた身近な植物に、より興味を持って接することとなるであろう。タンポポの綿毛を瓶の中で広げる実験は、子どもが喜びそうで、是非やってみたいと思った。
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身近な植物の中に秘められた疑問点を「ひみつ」と称し、答えに戸惑う「ふしぎ」を解明するというスタイルで書かれている。一つ一つの問題点を明確に解説するのでとても読みやすい。時々植物学以外のふしぎにも言及するのが愛嬌で、筆者もそれを楽しんでいることが伺える。
ひまわりは太陽の方向を向いて咲いているのではないとか、あじさいの葉をカタツムリは食べないといった私達がもっている常識の誤りを正してくれるのもおもしろい。
Posted by ブクログ
中学、高校の生物くらいの知識でも気軽に読める本だった。日本で身近な植物について多く扱っており、親しみやすい内容で、雑学が身についたように感じる。イネのひみつで、水の中で育てられるイネは根を伸ばす必要が無いため、重い稲穂を支えられないということが書かれており、水田の歴史的な発展の科学的根拠を得られたように思う。