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Posted by ブクログ 2024年01月09日
「獣」シリーズ(「東の双龍、西の唐獅子」シリーズ)完結。
「東の清廉、西の逆賊」で決して犯してはならない罪を犯した敦志の廉への態度、そして敦志の廉への執着からとうとう久堂、洋平が極道としてしてはならない事を決意。そして…。
何故廉は敦志に対してそこまで、という洋平の心が辛かった。
憎むべき相手で...続きを読むあるはずなのにと。
久堂にしてみてもそれは同じで。
読んでいてそこは私も久堂と洋平の気持ちに同調し、廉の事が理解出来なかった。
けれどラストに向かい廉のとった行動、そして久堂への想いを久堂に告白した所でようやく分かり廉にとって久堂だけが、という気持ちが愛しいと思いました。
敦志の血を舐め身体の一部にしてそして髪を、に廉の敦志の「お母ちゃん役」の幕閉じ。
潔さ、廉しか出来ないなと。
廉と久堂、互いに番として生きるも死ぬも共に、これから壮絶な人生を送るのも楽しんで行きそう。
SSの「獣・感染」は可愛い廉が良かった。
シリーズを読み終えて廉の成長も凄く、久堂も獣でありながらも成長しているのがひしひしと感じました。
ここまでのめり込めたシリーズ、一生忘れられない素晴らしい作品を読めて幸せです。
綺月先生、亜樹良先生、感謝です。
ありがとうございました!
ではレビューはあげないかもですが番外編、同人誌へ行きます。
寒い別荘地での、敦志と廉のやり取りに泣けました。
敦志への感謝と同時に、廉が九堂への揺るぎない愛情があるからこそのその行動…敦志じゃないけど『組長万歳』でした。
今回も期待以上にワクワク読み切らせていただきました。
「獣」は最初っからあまり期待してなかった、気まぐれで読んでみようか?と購入した作品ですが
うーん!ハマりました〜
Posted by ブクログ 2021年02月25日
表紙の廉さんがどんどん美しくなられる、益々惚れちゃう
極道らしい、極道の話でした
が、他のシリーズを読んでからの方がさらに解釈ができるようなので、この先、想いが変わる可能性がありますねー。
シリーズって、再読で更に読みこむと全く見方が変わりますから面白いのよねぇ
この巻は、廉さんの成長、まだ...続きを読むまだ甘ちゃん故の失敗、廉さんの懐の大きさ、極道故の辛さ、極道だからこその結束、極道だからこその別れ、など盛り沢山でした。
敦さんは救いたかったなぁ、洋平ちゃんと廉さんと三人漫才で岩城組を盛り上げて欲しかったですわ(泣)
東西の問題が解決してからのお話。
廉、九堂、敦、洋平それぞれのそれぞれに対する思いが綴られてて楽しかった。
九堂ほんま丸なったなぁ。
廉は相変わらず素敵やし、洋平との会話が楽しい!
最後は素直によかったねって思えました。
獣シリーズ続くの希望です🙋