【感想・ネタバレ】感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方のレビュー

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Posted by ブクログ

幸福学の前野先生の著作で「感動」という現象を分析する手法を解説。先行研究の応用である感動のSTAR分析(Sense,Think,Act,Relate)はわかりやすい。事例分析は同分野の商品・サービスでSTARに当てはまるものと当てはまらないものでの比較があるとよりわかりやすかったかな。

普段NPOの皆さんと話をする中で、事業で創り出したい価値が感動や幸福などに通ずることは少なくないが、それらのあり様がすでに学術的にも扱われつつあることは知らない人が多い。「言葉にできない」「目に見えない」を抽象的なままでいる逃げ口上にしてはいけない。

マーケティングにそれなりに関わる身としては先行研究として紹介されていたシュミットの『経験価値マーケティング』など読んでみたくなったけど、すでに絶版のようで中古は最低で倍額ぐらいか…!とりあえず積読もう少し減らせるまで探しながら待とう。

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2022年12月04日

Posted by ブクログ

前半が論文のようでかなり文字が細かいです。父は読めないって言ってました(笑)後半の具体的な例を基に話が展開していくの、良かったです。感動はシェアすると良いですよね。

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2020年05月04日

Posted by ブクログ

人の感性であり直感ともいえる「感動」の分析を試みる。カードは使わないけどKJ法みたいで、分析用のシートも提唱している。感動を要素分解することで、感動を創造する手法を打ち立てることができるのでは? ってことらしい。
ちょっと客観性に欠けるかもだけど、データの集積が進めば、これはこれで「アリ」なんじゃないかと思わせる。好きにはなれないけど。

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2019年11月13日

Posted by ブクログ

1.目的
 仕事を楽しむというテーマを考えていたら、感動にいきついた。そこを深堀したい

2.得られたこと
 感動感度をあげられる。STAR分析で感動を紐解く。

3.アイデア
 「今日から始まるニコニコ日記」で闘病記を書いている妻へ、応援メッセージを書く

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2019年10月12日

Posted by ブクログ

幸福を追求する著者が、感動に着目した研究や事例を紹介している。

感動を定量化する方法として「感動のSTAR分析」の紹介。
感動の「構成要素」を分解して評価することで分析/比較可能とする方法のようである。このSTAR分析を用いて世の感動に関する事例を分析している。

そのうえで、特に著者が着目する感動を作る先進的な取り組みを紹介。
このような紹介をすることで、著者は、幸福な社会を実現するため、より多くの感動を社会実装を推奨している。

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

感動する人生の方が幸せやん!!

生産性を上げる、賃金上げる、みたいなのを目指しちゃいますが、本当に目指すべきことは、幸せ、なんだと改めて感じました。

身体のいい状態が健康
心のいい状態が幸せ

幸せのために気をつけることがあってもいいかも。

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。

フレーズは考えさせられました。
人生の遊び方、感動の仕方を知るのは大事ですね。

自社プロダクトでSTAR分析してみようかな

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2020年01月10日

Posted by ブクログ

経験経済(パインⅡ・ギルモア)
コモディティから製品、サービス、そして経験へと進化するのが経済価値の本質

「コモディティは代替可能、製品は有形、サービスは無形だが、経験は思い出に残るという特性を持つ」ため、「経験は、感情的、身体的、知的、さらに精神的なレベルでの働きかけに応えた人の中に生まれる」

需要の源は感動

4Eフレーム
エンターテインメント
エデュケーション
エスケープ(脱日常)
エステティック(美的)

4E領域のいくつかが組み合わさって1つの経験を作り出すことが多い

感動の要因は、驚きと共感

シュミット(経験価値マーケティング)
戦略的経験価値モジュール
SENSE:五感で感じた価値
FEEL:感情の高ぶりとして感じた価値
THINK:知見の拡大として感じた価値
ACT:体験の拡大として感じた価値
RELATE:関係性の拡大として感じた価値

SENSE+FEEL:五感で感じた後に感情の高ぶりとして感動
THINK+FEEL:知見の拡大として感じた後に感情の高ぶりとして感動
ACT+FEEL:体験の拡大として感じた後に感情の高ぶりとして感動
RELATE+FEEL:関係性の拡大として感じた後に感情の高ぶりとして感動

ルール①
SENSE+FEEL、THINK+FEELの感動事象は主体のみで構成される
ルール②
ACTとRELATEの感情事象は事象の主体と対象から構成される

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2019年10月29日

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