【感想・ネタバレ】よろず屋お市 深川事件帖のレビュー

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Posted by ブクログ

英国女流作家P・D・ジェイムズ「女には向かない職業」の オマージュ作品。
読みやすく面白かったです。舞台は江戸深川、女探偵お市が活躍します。続編も是非とも読みたいです。「作者のおぼえがき」「解説」がないのが残念です。

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2019年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しいレーベルにふさわしい作品でした。
幼くして両親を殺されたお市。よりどころだった寅のために魚を盗み、その縁で岡っ引きの万七に娘として引き取られるのだが。

年月は流れて、万七はしくじりを犯し、岡っ引きをやめてよろず屋を始めていたのだが、ある日、万七は川で溺れ死んでしまう。
その死因になっとくしないまま、お市はよろず屋を引き継ぐのだが……。

お市が魅力的で好き(^^)
まだ謎が残ってないので、次巻が楽しみです。

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2019年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい。キャラの立ち位置、設定がわかりやすい。
主人公「市」が感情移入しやすいキャラになっている。
広いターゲットを狙った歴史・時代小説風の「ラノベ」みたいな感じだった。
連作短編方式で「よろず屋」という設定も受け入れやすいのではないかと思う。
歴史ミステリとまではいかない、ライトな感じがいいし、そこまで固くないのもいい感じ。
ちょっと勉強になった。
肩の力を抜いて読むには丁度いい塩梅だと思う。

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2020年11月29日

Posted by ブクログ

殺された養父のあとを継いでよろず請負業を始めた十九歳の娘、お市が主人公の時代ミステリ短篇集。
人探し、盗まれた絵の行方、記憶喪失の娘の身元調べなどに養父の教えを思い出しながら挑んでゆく。「花嫁乱舞」の意外な真相が面白かった。
養父の死の真相、岡っ引きをやめた理由などお市に関わる謎は解明されていないので、続編に期待。
ところでハヤカワに時代ミステリ文庫なんてできてたの知らなかった。

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2020年11月11日

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