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Posted by ブクログ
改めて読み終わってみると表紙の淫靡さよ…。
デザインがRPGなのに、この鬼柳の色っぽさと魔王(若頭)の壮絶無二なだだ漏れな色気。
10年前に行方不明になった若頭の佐和を探し続けていた鬼柳は、異世界に迷い込んだ。
そこで刺青の昇り龍を勇者の証のドラゴンと思われて魔王を倒しに行くことに。
その魔王がずっと探し求めていた若頭の佐和だった。
鬼柳は基本舎弟思いの暴れん坊の兄貴なんだけど、心から慕っている佐和の前に出ると「チワワ」になってしまうのが可愛いです。…いや、言いすぎましたがちゃんと男らしいですよ。ただ、対する佐和の漢感がケタ違いで大人の色気全開なものだから、鬼柳をもってしても手の上で弄ばれてる感がすごくて。
ヤクザの世界とかダークサイドにいる人のカリスマ的なものなのか、ヤバイ男だとわかりつつ惹かれてしまう何かが佐和にはあって、魔王の時に好き放題できた理由がわかります。皆骨抜きにされてしまうんでしょうね。
なんかこの話は続編があるんじゃないかと思いつつ、もっともっと佐和と鬼柳のアレコレが読みたかったなぁ。と思いました。ラブラブというか、佐和が鬼柳に骨抜きになっちゃうのとか溺愛執着してるところとか見たいです。あまり口に出さないけど骨の髄まで惚れてんだぜ。って感じで鬼柳をトロトロメロメロにして欲しいです。
コメディです!
極道さんが異世界に行ってもスーツをオーダーメイドしてたり(さすが、極道スーツシリーズの作者さん、布地についての描写が濃やかです。)王子様が色ボケだけど意外と強かだったりと楽しくて賑やかなお話でした。鳥を肩に乗せた魔王様のシルエット、私は去る大御所漫画家さんの宇宙海賊キャラを想像しました。カッコイイ!
異世界ギャグ
中原先生の本だったので購入。
終始、勾配のきついジェットコースターに乗せられているような急展開でした。
いろいろと設定がギャグなので随所に笑えるところがあり、でも触手プレイはえろくて、佐和さんにはきゅんきゅんするし、いろいろとおもしろかったです。
まあ、ここまでギャグ色を出さなくても…という気はしますが(笑)
先生がハピエンにしてくれたので、それだけで満足です。