【感想・ネタバレ】熱狂と幻滅 コロンビア和平の深層のレビュー

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Posted by ブクログ

ノーベル平和賞を2016年に受賞した当時のサントス大統領の名前ぐらいは知っていたけれど、具体的にコロンビアの和平がどのような意義を持っているのかについて知識がなかったので、この本から学べることが多かった。

ゲリラの戦闘員の半数近くが女性であるという点と、その彼女らの生き様を本の中で知れたことは新鮮な情報だった。

筆者も言っていたけれど、一つの課題を掘り下げるとそれが今の世界の縮図のようで様々な点で他のまったく違う場所での課題と共通するところが多くあることを知った。格差や国境を越えた犯罪、さらには国民投票やフェイクニュースが和平プロセスの中で浮き彫りになっていて、これらの課題に対する解決策の模索は様々な地域、国、社会に当てはめて考えられることだと思った。

もう3年も前になる話しなので今の状況について

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2019年08月18日

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