感情タグBEST3
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今野敏さんの任侠シリーズとマル暴シリーズどちらも大好きで、この作品も甘糟さんの不憫っぷりがとてもよかった。魅力的な登場人物と緻密に描かれた警察や暴力団の事情が物語の要。やっぱり知らない世界を覗ける物語が好きだなあ。
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殺人事件なのに 笑ってしまった〜。おもしろかったです! 任侠シリーズの阿岐本組の日村さんも出ててたのしかった。
甘糟さんのヘッポコぶりと郡原さんのいいかげんぶりがもっと読みたいです。(^^)
ムロツヨシさんか柄本時生さんでドラマ化してくれないかしら?
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再読。ここまでクスクス笑わせてくれる警察小説はないんじゃないかな。爆笑ではなく、クスクスなのが良い。甘糟は気弱で優柔不断そうなとこがあるが、何だかんだやり切るとこは尊敬できる。ぜひ映画化してもらいたいものだ。
エンターテイメント作品
さすがに現実にはありえないだろうけど、充分に楽しめた。警視総監がこんな人柄だったら。。。
やっぱりあり得ん!
本格的な警察小説は他の今野作品や別の著者で読めば宜しいかと思うよ。
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甘糟達夫。35歳。優しそうな童顔。痩せて小柄な体格。まじめで小心な性格。そんな草食系で争い事を好まない男が、何の因果か警視庁の刑事になってしまった。
望みは手柄を立てることでも出世でもなく、平穏無事に定年まで勤め上げること。
なのに所属はマル暴だし、上司はヤクザより恐ろしい男だし、所轄の北綾瀬管内には暴力団事務所が多いときている。
穏健派の甘糟巡査部長の苦難の日々はまだまだ続く。シリーズ2作目。
◇
時刻は午後11時過ぎ。寝支度をしている甘糟の携帯に、綾瀬駅近くの歓楽街でチンピラ同士が喧嘩していると連絡があった。
現場に出向きチンピラたちに注意しようと甘糟が近づくより早く、恰幅のいい白スーツ姿の男がチンピラたちの睨み合いに割って入った。そして「この喧嘩、俺が買った!」と叫ぶ男を見て放っておけなくなった甘糟が、警察手帳を掲げながら全員に解散を促したところ、白スーツ男は「また会おう」と言い残し、高笑いとともに立ち去った。
呆れつつ見送った甘糟が、再び白スーツの男と会ったのは、思いも寄らない場所でのことだった。
* * * * *
『任侠シリーズ』のスピンオフなので当然のことながらコミカルな作り。
殺人事件が起きる割に緊張感も何もないままストーリーが進行。
随所で甘糟の悲鳴のような「わあ、すいません」や「ひゃあ、ごめんなさい」が合いの手のように入るなど、ハードな描写がひとつもないというのは1作目と同じ。
そして、登場人物がまたユーモラス。
郡原の同期警官や甘糟の知り合いの警官がみな、役者揃いでおもしろい。
そして何より、多嘉原連合の多嘉原組長がなかなかの人物で気に入りました。阿岐本に匹敵する人物だと思います。
多嘉原が栄田警視正とともに白スーツの競演で締めくくるエピローグ部分。大笑いでした。
また、『任侠シリーズ』の阿岐本組が出てきたのは、たとえ日村と真吉だけでもうれしかった。その日村が、本作の中では唯一、威圧感と凄みを持つ人物として描かれていたのも意外でよかった。
それにしても作品タイトルの「暴」って「暴れん坊」の「暴」だったのか。ただ総監の伝法な口調は、暴れん坊の新さんというより遊び人の金さんっぽい。そんなことを思いつつ、楽しんで読ませてもらいました。3作目も楽しみです。
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シリーズ2作目。
前回同様、あっという間の一気読み。
総監キャラ強い。笑
いやいや、現実的には厳しいけども物語だからこそできるストーリー展開で、とても楽しく読めました。
相変わらず、刑事に見えない刑事の甘糟さんが、ご活躍です。
3作目もこの後読みたいと思います。
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マル暴甘糟の2作目。相変わらずヤクザな警察組織と規律正しい筋者の様子に価値観が度々倒錯する。
ストーリーの方はドタバタ劇を楽しむことに特化した感じで、事件の解決が付け足しみたいな扱いになっちゃったのがちょっぴり物足りない。郡原が鋭く、実は優しい刑事なのはよく分かったけどさ。
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面白かった。総監の抜けている感じというか自分の我がままを貫きながらイマイチ覚悟がないようなところが気になったけど、最後はそれもご愛敬という気分になった。登場人物たちのヤクザじみた軽快なやり取りも好き。楽しく気軽に読めました。
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マル暴シリーズの第二弾。
最弱マル暴刑事の甘糟が密命を受け殺しの捜査に奮闘。
容疑者である謎の白いスーツの男に現場は掻き乱される。その正体は⁉︎
痛快警察小説。
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オーディブルで聴き終えました♪
面白かった!
すごく話の展開が面白くて、笑ってしまう。
ドラマ化して欲しいし、そうなったらキャスティングも勝手に想像が膨らみます。
甘糟さんみたいな人、お金貯まらないだろうなぁーと失礼ながら思いました。
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任侠シリーズ スピンオフ。
最弱マル暴刑事甘糟シリーズ第2弾。
チンピラ、半グレどもを懲らしめる、
颯爽と白いスーツで現れる現代版遠山の金さんは
現役の警視総監だった。
殺人第一容疑者はその白いスーツの男。
最弱刑事の右往左往今回も楽しめました。
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ちょっと軽快で楽しめな本が読みたくなり、購入後温めていたこの本に手を出す。期待通りの楽しさ。
白いスーツの男は、まあ、タイトルからして読んでいる我々からすればバレバレで非現実的なのだけど、甘糟以外の人たちにいつバレるのか?それともやり過ごすのか?ハラハラするのも楽しかった。
若干物足りなく思ったのは、思いの外、郡原においしいところは持ってかれたかな?というところ。
もすこし甘糟が一目おかれるような様を見たかったかも。
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警察官はつらいよ
ダメダメ気弱刑事甘粕は、なりたくもなかった暴力団担当の警察官だ
先輩の郡原の、理不尽我儘パワハラ対応に一方的に謝って這いずり回る内に、重要な手がかりを掴む神がかりなところもある
しかし、キャラが読者に良く伝わっているから、シリーズモノとなると「あれ?コレ読んでいたっけ?」と思うこと多々な作者である
・・・本当に読んだ気がしてきた・・・登録忘れか?
(ボケ婆さん引き取ったから「伝染るんです」)
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「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせの、史上“最弱”の刑事・甘糟が大ピンチ!?北綾瀬署管内で起きたチンピラ殺人事件の捜査線上に浮かんだ謎多き人物。捜査本部でただひとりその正体を知る甘糟は、現場にふらりと現れる男に翻弄されることに―。笑って泣ける痛快“マル暴”シリーズ待望の第2弾。“任侠”シリーズ阿岐本組の面々も登場!
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水戸黄門よろしく、時代劇なストーリー展開が魅力の任侠シリーズのスピンオフ?マル暴シリーズに、ついに暴れん坊将軍が登場!?
往年の時代劇ファンとしては、目から鱗の新キャラと甘粕の魅力を存分に引き出すストーリー展開に大満足の一冊!
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秘密を守ること
筋を通すこと
対面を保つこと
礼儀を重んじること
義理人情を欠かさないこと
他人に迷惑をかけないこと
それでいて
自分らしく生きること
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今野敏の警察小説のなかでは最弱キャラですかね。しかもマル暴という立場でもあるため、そのギャップが作品の雰囲気づくりに一役買っていると思います。さらに甘糟がなにか依頼するたびにこれ幸いとばかりにたかりたがる刑事も多く、ちょっと気の毒に思えてきます…。
そんな甘糟ですが、前作同様、いつの間にやら捜査の中枢で事件を解決に導くための鍵を握る立ち位置になっており、ここも最弱キャラとのギャップといえるでしょう。頼りなさげに思わせておき、その実、抜け目なさがある。作中で甘糟と対峙するヤクザたちもそのように申しておりましたね。
ただ、他のシリーズに登場するキャラ、すなわち安積や樋口、竜崎といった人物と比べるとちょっと見劣りするかな、というのが正直なところでして、その分、星の数も”並み”相当の3つとしました。
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マル暴甘糟第二弾。
任侠シリーズから、そのふわふわした感じが好きな甘糟くん。
なんやかんやで強いんですよ、そのふわふわした感じ。羨ましい。
20200429
Posted by ブクログ
読み始めて、ああこのシリーズだったかとホッコリしてしまうやつ。しっかり殺人事件なのに何故か緊迫感よりほのぼの感が勝ってしまうのも登場人物のキャラのなせる技。事件は単純だけど十分楽しめる。