中毒性のある、にくまん子先生の短編集第3弾。
過去作で頭をぶん殴られるような衝撃を受けた方にとっては、このドロドロともいえる人間の欲やらどす黒い感情やらが心地よくなってくるはず。
人間、綺麗な感情のままではいられない。
愛と性とは切って切り離せぬものだなあと改めて思う作品です。
煌めくような愛ではないが、日常的に傍にいる愛である。
人間は多面的、打算的、だからこそ、面白い。
ちょっと刺激が強いなという方は、収録されている「ガラスのくつずれ」がおすすめ。
何度も惚れ直す関係性にほっこりしますヾ(≧▽≦)ノ
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