感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最近の台風は近海で発生し、次から次へとやって来る。珍しく関東を直撃したばかりだったので、とてもリアルに感じられた。台風だけでなく、家族に焦点を当ててあったので、更に身近に思えた。
Posted by ブクログ
ハリケーンが来ない!!
災害系を期待してたけど全然ハリケーンがやってきません。
色んな人が登場して、それぞれに悩みを抱えてたり環境が変わったり不倫しそうになってたり。
想像してた内容とは違ったけど苦も無く読み進められたし面白かったとは思う。
Posted by ブクログ
ちょっと想定と違った!
TSUNAMIやM8などの防災エンターテイメント小説と思いきや、淡々としたヒューマンドラマでした。
気象予報士のさえない中年男が主人公で、家族ともうまくいかない中、ハリケーンや台風がきて、避難指示を無理やり出して、人々を避難させて、そこから逃げ遅れた人々を危険を顧みず救いに行って、そん中、家庭不和だった家族や娘を救って、最後は...
といった展開を期待しているあなたにはお勧めできません(笑)
災害対応は最後の最後だけでした(笑)
どちらかというと、身近な人たちの群像劇です。
息子は学校で不良グループに巻き込まれていたり、
キャリアウーマンの奥さんはプロジェクトから外され、さらに認知症になった母親の介護のため、退職したり、
自衛隊の若者は、叔父から金を無心されたり、
そんな中、発生した大型台風で、最後は無事、避難できるのか?
今回はどちらかというと、土砂災害への警告がメインです。
うちの近所は大丈夫だと思っていますが...
Posted by ブクログ
ハリケーンそのものより、それによる土砂災害被害者の物語。
それも土砂災害が中心ではなく、その人間模様や現実の闇の物語。
例えば、学校で不良グループと連んでいる息子や、突然プロジェクトから外されて自主退職に追いやられる妻や、認知症介護、金遣いの荒い叔父に金を無心されたり…
自然災害と同様に「いつかくるかもしれないとわかっていながら直視したくない現実問題」を書いているように思えた。
身に降りかかってからでは遅いのだ
見たくない、私だけはならない、なんて思ってしまうけれど
備えなくては、と、思った。
Posted by ブクログ
TSUNAMIのような災害の小説かと思ったら、災害は最後だけで、全体の流れは現代の日本人が抱える諸問題がテーマ。働き方改革、教育、宅地開発、いじめ問題、離婚、不倫、冤罪、災害時の避難所、避難勧告、自衛隊、温暖化等、多様な諸問題を含みすぎてポイントがぼやけている。そうは言っても最後まで読んでしまったのだからよしとする。