魅力的なミドルエイジの男性が揃うウリ専デリヘル「ミドル倶楽部」。ホテルの一室を舞台に、売る男と買う男のドラマが繰り広げられます。片思い中の上司の代わりに指名したおじさんに抱かれるサラリーマン、興味本位で指名した父親と同い年のおじさんにハマってしまった大学生、気になる会社の同僚を「ミドル倶楽部」のHPで見つけて指名したサラリーマンなど、みんな違ってみんな良い3編の恋物語。
人生経験豊富なおじさんはベッドの上でも余裕たっぷりで魅力的。さらに、人生経験豊富さゆえの底知れ無さや、抱えている過去の重さなど、闇〜黄昏の腐女子が大歓喜する要素がたっぷり詰まっています。収録作品「影か日向か」に登場するおじさん・大塚(50)は、普段はニコニコと優しい普通の人なのに、「乱暴にしてください」と頼めば、強面に豹変し「おら ケツ上げろ」とSっ気たっぷりに攻めてくれます。この安定感ある二面性……! 色んな場面を踏んできた大塚の過去をほのめかしているようで涎が止まりません。
妙齢の男性たちの体から始まる恋をときにエロティックに、ときに切なく、ときにコミカルに描いてくれた嶋二先生。モテ男✕淫乱ネコな宅配業者男子同士のエロコメ『みだらな猫は爪を隠す』(コアマガジン)や、ゲイバー「Mr.」を舞台にした切ない大人のラブストーリー『今夜、ミスターで』(コアマガジン)など、幅広い作風を持っています。その集大成と言えるのが本作! おじさん好きならずとも必読の1冊です。
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良き
おじ様方、大変素晴らしい。
かわいくて、こちらもメロメロ。描き下ろしでトドメだもんなぁ。それぞれのストーリーがしっかりしてて、えろもあって、大満足です。
2巻
前巻に続いて今回も良かったです。
でも、リバだけは…無理でした…。
それ以外はめちゃくちゃ良かったです。
でもリバだけは…。
あと、ぴょんくん可愛かった…。