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人類滅亡後の動物図鑑を真面目に書いた本。
まず進化について書かれてる。真面目に、論理的に。本のはじめ3分の1くらい使って。
そのあと、想像上の動物が、いかにも本当に存在するかのように、書かれてる。かなり真面目に。
本の前半部分で、進化について、面白い知識が得られた。
進化に対して、とても興味を持っていたけれど、ふわふわした理解しかなかったので、色々と目からウロコが落ちるような、勉強の楽しさが得られた。
本の後半部分では、面白い想像上の動物が沢山みれて満足した。
とても想像力を刺激される。
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人間が滅んだ後、動物たちはどのように進化するのか。
というコンセプトの図鑑。
全て想像上の動物なのですが、気持ち悪いやつばっかり。
たまらない面白さです。
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5000万年後の地球、どんな生物が地球上を歩いているのか・・・進化や生態環境も考慮した上で描かれたイラストは、それだけでも見る価値があります。
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あくまでも想像なのに、知識と研究成果に裏付けされた予想はかなりリアルで面白い。専門でなくても、生物の資料集が好きだった人ならかなり楽しめる読み物。
最上級の理科のスケッチみたいな図と噛み砕いた丁寧な文章のおかげで、遺伝子の構造やら食物連鎖の考え方やらも一応きちんと読めた。
表紙のおかげで食欲が静かに引いていくのは唯一の難点。なぜこいつにした……
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・・・いいんですけどね。
こっちで開くと、まぁ表紙の未来コウモリ(なんかこれのフィギュアが作者と並んで著者近影とかで映ってるの多いけど)はあれとしてあの。
本文中で「イタチ類から生じた」と書かれるナイトグライダーさんは系統樹によると「食虫類」ださうであるが、この辺はこっそり統一してもばちは当たらんと思ひます。
貧歯類、といふカテゴリーがある場合だと、アフリカで水棲アリクイがゐても、でも微妙か。なほ、その辺で大変な猛威を振るふヒアリは、本作の水棲アリクイの餌のやうな、巣は作らんが水辺に進出はしないことはないらしい。
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「ぼくのかんがえたみらいのせいぶつ」を、進化とは何かを説明したうえで、理論立てて創作している。
読んでいて、とてもワクワクして、過ぎ去った幼心を掻き立てられた。
未来の僕の子供に読ませたいが、そんなアフターは訪れそうにない。
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人類が絶滅した後の世界。あなたは想像したことがありますか? 自分は、少し方向性が違うけれど、あります。生命の基本、進化の基本、あるいはイレギュラーを考慮し、現実ではありえない多彩で多様な動物たちを考えだしました。
そんな自分の思考に、この本は実に衝撃的で斬新なアイデアを与えてくれました。いや、自分の浅さを思い知らされたと云うべきでしょう。発想自体はSF的で、突拍子もない部分もありますが、しかし奇妙に説得力がある。どこまでも科学的で、それでも願望的な部分があり、進化・変化の可能性には納得させられる説得力があります。生命のもつ無限の可能性、それを想える人間の発想力に大いに感心できるでしょう。
この本を読んだ後、あなたも独自の動物を考えていると思います。さあ、神になってみませんか?(笑)
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人間がいなくなってからの動物の進化……大いに気になる。人間がいなければ、絶滅せずに済んだ動物たちも多かったはず。
そんなことを考えながら読むが、なかには恐ろしい形相の動物も。進化の仕方など、具体的でさすがに専門家が書いただけあってリアル。
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タイトル通り、人間が滅んだ世界で今の生物が進化したら…を視覚で見られるようにした本。
私的にはペンギンの進化の過程と、繁殖力の強い鼠や兎などのほ乳類が全域を占めるあたりに(理系脳で)感動しました。
やっぱり繁殖力は大事よね!!
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ようやく出たぜぇ!と待ちに待った復刻版。
「フューチャー・イズ・ワイルド」よりも前に書いた作品ですが、「フューチャー〜」の方を読んで、ドゥーガル・ディクソン面白い!と思った人にはオススメ。
まぁ、似たような内容だけど、新たな(?いや、こっちの方が古いんだけど)生物たちがカラーで蔓延っています。
この2冊をあわせて読むと、ディクソンの世界観がわかりやすいかも。
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遥か未来の地球の生態系予想図。以前絶版になったものを再編集したもの。本文におけるイラストの比率が縮小されてしまった事は残念だが、テキストの読みごたえはアップした。
同じコンセプトのフューチャー・イズ・ワイルドよりも毛の生えた動物が多く、動物達に親しみをおぼえやすいかも。
未来の動物図鑑
人類滅亡後の動物の生態を解説しており、挿絵も多いので、興味がある人にはお勧め。
ただし哺乳類が中心で、鳥や爬虫類、昆虫には殆ど触れられておらず、魚は全く紹介されていない為、その点は物足りないと感じた。
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川上和人さんの「鳥類学者無謀にも恐竜を語る」で紹介されていた本。
人類滅亡5000万年後の地球にどんな生物が生きているかを環境別に紹介している。
イラストと説明でわかりやすい。
読み終わって図鑑のような感じがしていたが、よく考えたら現在存在しているわけではなく、完全なる予想なんだよなあ。
環境の変化を予測しての生物の進化論なので、地球がどうなっているかも(予想だけど)知れて面白い。
現在存在するような見た目がかわいい生物が皆無なのは、可愛がって餌をあげるような人間がいなくなったからなのだろうか。
1億年後の未来についても少し触れられているが、あまりに先すぎて予測不可能らしい。
5000万年後までなら予測できるというのもすごい話だが。
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1980年代の最新の科学に基づいて妄想された、未来の生き物図鑑で、すさまじいリテラシーが横溢している理屈の積み上げによる生物図鑑なのだが、
未来のメジャーなもふもふ「蹄ウサギ」は、『レビ記』で定義されたそれであり、さらに、古代エジプトで歌われ旧約の『雅歌』でも登場する「睡蓮をはむアンテロープ」のごとき水生植物食アンテロープが登場する。
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人類滅亡後の生物の進化の予測。
環境の変動等の予測も加味しての想像。
でも、進化ってホラー?と思ってしまうような、
驚愕の姿ばかりが目立ちます。
なんだか目つきの悪さが気になってしまう・・・(^^;
まぁ、考えてみれば、いままでの進化の過程だって、
驚異なのですよね・・・特に人類!
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人類がいなくなった後の動物進化…。
イラストとかもきれいでおもしろかったんですが、なんか進化した動物達に可愛げがない。
そこが残念でならない。
Posted by ブクログ
人類の絶滅後に待つ地球の未来は一体どうなってしまうのだろうか…?
しかしそれは過去に決まったようなものだ。動物の形態が決まるのは、その動物の先祖が何であったかによって決まる事が殆どだ。
思いも寄らない動物達の変化。そして生物の神秘に驚愕!!