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昭和天皇が、下草刈り時、入江侍従長にこう言葉をかけられたという。▶︎「雑草という草はありません。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。」▶︎この言葉を書籍化したのが、本書である。下草刈りをしない人も一読の価値がある。
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〈本から〉
ヨモギやハコベ、スベリヒユは食用
一度雑草の種子が撒き散らされると、数年間(長いものでは10年以上)は雑草が発芽してくると思った方がよいでしょう。
『日本の野草』(山と渓谷社)
庭や野菜畑では、メヒシバであろうとエノコログサであろうと関係なく、イネ科の大きな雑草は見つけ次第除草
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P22からの科を推定するがとても参考になった。
カヤツリグサ科とイネ科は前者に葉鞘がある。
ユリ科とヒガンバナ科は、前者は子房が花びらの中にあり(子房上位)後者は花弁の外にある(子房下位)
雑草をで地中に残った根から発芽するものは少ない。ただし、茎が地中にあると芽が出てくる。このことから、地上の本体と、土中の茎だけとればいよい。
草取りは丁寧さよりも効率を重視、素早く、疲れないようにする方がよい。
家より3mまでは細かい分まで。3m~10mは小さな雑草は残す。10m以上は大きな草は刈り取る。
雑草の図鑑がとても役に立った。何気なくひいていた草に名前があることに少し感動した。もう草を引き抜けなくなるかもしれない(笑)