【感想・ネタバレ】ブスの家訓のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

もう、表現力の豊富さが鬼ですよね。本当に面白い。と思ってしまうのは著者と同じ穴のムジナへ片足つっこんでるからなのかもですが笑。いや、そこまで自惚れてはいませんよ...。
家族との間合いのお話ですかね、著者はどのような生活をして立場を確立し、現状を生きてるのかわからないけれど興味しかわきません笑。
ませる話題に構成、借り本ですが、購入して、鍋敷きにでもしてあかんくなったら買い替えします笑。

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2023年06月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

外で読んでるとついプッと吹き出してしまい、恥ずかしいやつ(笑)。

多少盛っている部分はあるだろうけど、それを差し引いてもこの人よく結婚できたな、そして結婚生活を維持しているな……と思う。
夫さん神!と共に、全ヲタクにとって、このような夫は理想。

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2019年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大好きなカレー沢薫さんのエッセイです。
いや、本当に面白かった。家族や家庭生活にまつわる話です。彼女と夫さんは一日5分くらいしか顔を合わせないという事なのですが、それでも結婚生活が維持できるのがすごいなぁと。そして、5分くらいしか顔を合わせないのに「トイレの使い方が汚い」と夫さんに怒られるあたりがもう謎。トイレ汚いって怒られたら5分の内3分は終わってしまうんじゃないかと、人様の結婚生活なのにこちらが心配になるレベルでした。

そして、そのトイレの汚い使い方をする人を「前だけ向いている(便を噴射した後を振り向かない)」というのだからポジティブなんだか、どうなんだか。この方のポジティブな面とネガティブな面(リア充滅びろ)のバランスが楽しくて仕方ないです。

七夕のお願いが「2兆円(非課税)」というのを読んで、その理由もしっかり読むと私も来年から七夕のお願いは2兆円にしようかな。と思ってしまうほど。もちろん非課税でお願いしたいものです。

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2019年10月04日

Posted by ブクログ

著者の本を読むと、つくづく思う。
自分はこっち側(オタク)の人間なんだと。
世間でいうリア充よりも非リア充に紛れて生きていた方が充実している。そして、楽しい。
趣味・趣向が似ているせいか共通言語が同じなので、コミュニケーションとるのが楽なんですよね。
(私の周りの人間で「バーベキューしよう!」という提案をする人間はいない)
こうやって人間は楽な方へと流されていくんですね。
よって、付き合う人間も自分と同じような種類の人間だけが残っていくのでしょう。
いい大人なのでコレで良しとします。

それに、リア充・非リア充ってのは、見る角度によって随分解釈が異なります。
世間でいうリア充(いわゆるインスタなどでキラキラした人たち)の中に紛れていればリア充なのか?
リア充の一員として紛れていた場合。
客観的に見ると「あの人、リア充だね~」かもしれませんが、当の本人が楽しくなければ主観的には非リア充ですよね。両方リア充の状態って、そんなにないと思うんだけど。
若いうちは客観的リア充も必要なのかもしれませんが、いい年になったら主観的リア充を優先させたいものです。

そして、もう一つ気になるものがありました。

”コミュ症は要求することが苦手だが、真に苦手なのは要求ではなくソレに対する「拒絶」だ。勇気を出して誘ったのに、それを断られたら心が折れる。”(抜粋)

その通りなのです。
なので、私は余程のことがない限り、自分から誘うことはないです……。
理由もなくプライドが高い、断られることに慣れていない(場数が少なすぎる)のが原因と思っています。(この二つが原因でコミュ症なんだと思う)
こんな人間が「拒絶」されたら、どの面下げて目の前の人間とコミュニケーションをとり続ければいいのか、困るのが目に見えているんですよねぇ。
毎回気まずい空気が流れているのも事実。(断られたことで、心に傷を負っているので、思考が停止し気の利いた言葉の一つも出てこない)
そこで考えたのが、断られた時のマニュアルを作っておく、と言う事です。

いろいろ考えた結果、「一言+素早く立ち去る」のが一番なんじゃないかと思っています。
一言は「やっぱりだめだよね~。誘ってごめんね~」とか「そっかー。じゃあ、次の機会に(次はない)」など、軽めのフレーズを準備しておく。そして、爽やかに後腐れがない態度を演じます。(間違っても怒りを露にしてはいけない)
何より一番のポイントは、「素早く立ち去る」です。
長く居れば居るほどボロが出るので、すぐに立ち去るのが一番いいのでは?と思っています。

ここまで「拒絶」マニュアルを考えたのですが、自分から誘うことがないので、「拒絶」されることがないんですよねぇ。(場数が圧倒的に少ない原因)
このマニュアルを使う時まで覚えていられればいいのですが…。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

ブスっていうか夫婦の話。家族の話。
何が書いてあったかはまるで思い出せないけど、読んでる間はずっと楽しい。

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2022年09月13日

Posted by ブクログ

マンガ家でもある著者のエッセー集。

とにかく自分がいかに底辺人としての人生を送ってきた&送っているかが延々とつづられてていて、読み続けるとこちらまでどよ~ん、となってくる。

著者のマンガは、「猫工船」しか読んだことがないが、あの脱力&チープさ(誉め言葉)の源泉を本書に見た気がした。

あと、今気づいたが、このページの「タグ」の「例)」に「ブス」って入っている!ブスなのか?

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2019年12月25日

Posted by ブクログ

「いや、ゴミは捨てろよ!」とつっこみながら楽しく読んだ。まぁゴミ捨てろよってつっこんどいてなんだけど、わたしも部屋をまったく片付けられないナチュラルボーンクズなので共感するところが多く、無職でひたすら虚無を過ごしている現在のわたしにはある意味救いになるようなところもあった。「何もしないことが得意でニートが天職」みたいな存在わたしだけかと思ったけどわたしだけじゃなかった!
共感するところもたくさんあれば、ある意味新しい価値観を知れた部分もあった。わたしはやたらグッズや本を溜め込むタイプのオタクなんだけど、カレー沢さんは本書で「しかし、ソシャゲはいい。得られるものがJPEGであり、物量がゼロだ。段ボールにも入っていない。私の部屋も心も荒ませない。」と書いていて、なるほどわたしの知らない価値観だった。JPEGに大金つっこむなんて…と思ってたけど、JPEGは物質的コストがかからないのでそういう意味ではソシャゲのガチャっていいものなんだなと気づかされた。

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2019年05月28日

Posted by ブクログ

カレー沢薫さんの著書を読むのは2冊目ですが、この人は言葉のチョイスが面白いと思う。短い文章にも個性が出るというか。
ただまぁ、色々と極端な人ではありますよね。このひねくれ感を好むかどうかは、読み手の感性次第かも。

「家庭生活」がテーマなのに、全然ハートフルじゃないのが「カレー沢さんだなぁ・・・」と思いました(笑)。

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2019年05月19日

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