【感想・ネタバレ】日本語教師のための 入門言語学―演習と解説―のレビュー

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Posted by ブクログ

音声学、言語学など、一度は養成講座でやったものがきれいにまとまっている。
問題もあるので検定試験を受けるのにも役立つ。
曖昧だったものや、忘れかけていたものを思い出すのに便利。

ぜひ日本語教師養成講座でもこれを使って欲しい。
(私の学校ではもっと専門的な書を使ってましたが、分かりにくい上に、実際に教師になってから読み返すこともないので、この程度の知識がまとまってるので十分です)


また普通の読み物として、ところどころにあるウンチク話かが面白い。
いっこく堂がどうやって唇を動かさないで両唇音を発話できるかなど。
すみませんとI’m sorryの意味領域など、実際に教える場面でも使えそうなネタもある。

さすがになんの言語学に関して知識もない人が読んでもただの教科書なので、読んでて面白い部分はないが、ある程度日本語教師として実務を始めた人や、これから学ぼうという人にはお勧めできます。

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2020年03月28日

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