「僕等の運命をわける その一瞬は突然訪れる
ときには残酷な爪痕を残し また逆にときには光射すような奇跡をも起こす
抗いたい 守りたい 忘れない」
未曽有の大型台風やゲリラ豪雨、それに伴う川の氾濫や洪水被害は珍しくなくなった今、この言葉がマンガの中の物ごととは思えなくなりました。
明日の通勤、週末のデート、来月の家族旅行など、天気予報に一喜一憂するなんてことは今までに死ぬほどやってきましたが、そもそも天気予報がなんのためにあるのか、そんなことは考えたこともありませんでした。今を生きること。その当たり前を守ることのために存在するのが天気予報だとは一度も。
綺麗に描かれた空、艶やかに表現された言葉の数々は本当に守らなければならないものを知っている人間によって作り出されていると思うと、災害に見舞われながらも生きていることの幸せ、その儚さの中にある美しさがより鮮明に見えてくる気がします。
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Posted by ブクログ
"あの日"の真相が明らかになる最終巻、涙なしでは読めなくて大号泣。この作品を通して、自分だけではなくて誰かの命を救うために、守るために動く人のすごさを感じた。ドラマ化もされたのでそちらも観てみようかなあ。出逢えてよかった作品のひとつ。