【感想・ネタバレ】世界は「 」で満ちているのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

中1の由加は優しい両親、仲のいい親友に恵まれて毎日を楽しく過ごしていた。
しかしそんな日常は音を立てて崩れていく。
あることがきっかけでクラス内で孤立した由加は同じようにいつもひとりの幼馴染の悠真に話しかけるようになるがーー
世界は「楽しい」だけじゃない。様々なことがごちゃ混ぜになったこの世界で、何を頼りに生きていくのか。
リアルな等身大の世界の日常が胸に迫る青春物語。

いつ独りになるのかわからないこの複雑な世界で、何を見つけ、何を感じるのか。櫻いいよさんらしい作風で、ページを捲る手が止まりませんでした。

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2022年11月11日

Posted by ブクログ

いいよさんのお話はどうしてこうも引きこまれるのか…。
最後は希望を感じられる終わり方だったけど、状況が完全によくなったわけじゃない。でも現実ってこうだよね、と変にリアルを感じる。
大人になったら笑って話せるのかもしれない、たいしたことないと思うのかもしれない、でも"今"の私にとっては?
人から信用されてなかったと知る悲しみや裏切られたと感じる怒りはなかなか忘れられるものじゃない。
それでも由加が悠真に言った言葉は好きだなと思った。またどっかに行くと思われててもいい。信じてくれるまでずっとそばにいる。いつか変わるかもしれないっていう心配も無駄だったなって思わせる。かっこよかった。

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

白が黒になってしまった世界を生きること。
黒を白にしていくための、気づきや葛藤。

自分の世界は「 」、、、ナニで満ちているのだろう。

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2021年08月29日

Posted by ブクログ

小学生の頃に読みました。
『いつだって誰だって、簡単にひとりになる。』
この文に惹かれて買ったのを覚えています!
ゆうくんの言葉に感動しましたし、
終わり方も最高でした。
私はこの本が今でも好きです。

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2021年03月12日

Posted by ブクログ

泣ける。教室で泣いちゃった…(*´σω・、)

オススメです。授業中、教科書に隠して読んでしまうほど私的には面白かった。(←どこの誰だか(°口°๑))

由加と 丁度同い年くらいなので、自分が幼く思えてしまう(*ノᴗ​ノ)



感想文にもいいと思う。ぜひみんなに読んで欲しい!

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2020年10月19日

Posted by ブクログ

自分の居場所を教えてくれる1冊だった。
ずっと一緒にいる、ずっと友達と思っていても裏切られて裏切って…自分が気づかないだけで私の周りでも私のせいで寂しい、苦しい思いをしてる人がいるのかもと考えさせられた。
似ているもの同士だからこそ分かり合えることもあるんだなと思った。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

タイトルが壮大。
世界、 「」、 満ちる
すごいいいタイトル。
「」が満ちた世界は現実に共鳴してる?
もちろん内容も良かった。

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2023年01月05日

Posted by ブクログ

由加の言動・出来事に自分の中学時代が重なったこともあり、必要以上に感情移入したところもあった。許せないなら許さなくてもいい、この言葉に自分の心が救われた気がする。知らず知らずに自分が毒に侵されることも、自分次第で解毒できることも、そういう考え方って素敵。正義感も勢いも良いけれど、突っ走るだけでなく相手の話を聞くこと、聞いた上で判断すること、今は判断できず曖昧でも時間をかけて判断する方法もあること。どれも私に必要。あの頃の私に戻れるなら、もう一度色々なことや人に向き合ってみたい。そうしたら何か違う関わりができたかも。とはいえ、もう戻ることは難しいので、この読後のエネルギーを今日からの人生の糧にするのだ。

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2021年03月26日

Posted by ブクログ

登場人物ひとりひとりの気持ちが胸に響いた。
人生の中で何度も出会う"自分ではどうしようもない状況"…友達に合わせてしまい自分の意見を言えなかったり、誤解をされたり、噂話に振り回されたり…日々の中の小さな出来事で済むこともあれば、一歩も動けなくなるほど重大な事件になることもある。

そして、同じくらいたくさん、自分で出来ることもある。自分で考えて決めること、相手の立場になり別の角度から見てみること、自分は毒を吐かないようにすること、人を信じるのをやめないこと。

自分が周りの人に対して思ったり感じたりしていることと、周りの人が私に対して思ったり感じたりしていることは、同じとは限らない。至極当然のこと。だけど、ついつい勝手に思い込んだり、決めつけたりしちゃうことって多いんだよね。そのことに気付くのって大切だと思う。

中学生〜
読むのに2時間
238ページ

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2019年10月25日

Posted by ブクログ

ある日を境にあっさり変わってしまう「友達とは」的な物語。心理描写がリアルで主人公にも好感がもてたし、人を見かけや評判で判断しないことに気づいていく軸もよかった。最終的に恋愛で終わったところも中学生にはうけそうかな。

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2019年09月19日

Posted by ブクログ

すごくいいよさんらしい物語でした。
全国の中学生諸君にぜひとも読んで欲しい。

誰だっていつだってひとりになる瞬間はある。
でも、ふたりになれる瞬間もあるから。

せまい教室のなかで息苦しく感じることもあるだろうけど、毒が充満していくこともあるけれど、解毒剤もちゃんとあるから。

そして、いつか、教室の世界は終わりがくるから。

世界に満ちる自分なりの「」を見つけてほしい。
そしてこの作品はその小さなきっかけをくれるとおもう。

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2019年04月27日

Posted by ブクログ

友情、恋、親との関係、それだけで物語が進む。そうそう、たわいのないことで悩むんだった、中学生は。
もしかすると、当事者が読めば心の痛みや悩みが薄まる手助けになるのかもしれない。
青春だ。

#中高生

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2023年05月16日

Posted by ブクログ

色々な価値観、生き方を認めるというのは分かるけれど、中学生の化粧は、んーーーと。
下手に可愛い子は犯罪に巻き込まれそうだし…と、古い考え(母親目線)がよぎって入って来なかった。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

青春ですね。友達との関係とか、噂とか、家族とか、10代の視点でみると共感できるんだろうな。
もう、年を重ね過ぎました…(笑)

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2022年03月22日

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