【感想・ネタバレ】仮想通貨3.0のレビュー

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Posted by ブクログ

基本的なところはかなりわかりやすくまとめてある

ただ、2019年の本なので、仮想通貨の情報としてはけっこー古さを感じる

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2021年06月12日

Posted by ブクログ

仮想通貨(特にビットコイン)について、黎明期の様子や特徴などを紹介してくれる本。
ビットコイン取引場だったマウントゴックスを運営していたエンジニアの方が著者ということで、ビットコインの紹介には最適な方だ。
ブロックチェーン技術の概要やマイニングの仕様概要の説明がたいへん分かりやすい。

【メモ】
ビットコインでは取引のトランザクションをブロックとして過去の履歴に連結してチェーンにする
・ブロックにはハッシュ関数を使う。
・ハッシュの種は3つある。未承認送金リクエスト、直前ブロックのハッシュ値、乱数
・ハッシュ値はゼロが特定個並んだ特殊なものにする必要があり、特殊なハッシュ値を算出するのに膨大な計算を要する。
・プルーフオブワークとは、マイニング作業に貢献した人が新ブロックの責任者になること。中央集権の管理者がいないのでこうなる。

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2023年03月11日

Posted by ブクログ

筆者は世界最初の仮想通貨取引所を運営していたエンジニア

日本好きで、日本でビジネスをしていることもあり、日本人向けに書かれている印象

基本的な仕組み、現実とのリンク、最新の技術などが読みやすく書かれている。教養としておすすめ。

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2022年02月26日

Posted by ブクログ

この本書いてるの、ビットコイン消失事件のあったマウントゴックスの設立者だったのね!
マウントゴックスの名前は聞き覚えある程度の認知だったけど、ニュースと話の内容が違いすぎるし、やはり当事者の話を聞くべきと改めて感じました。

これまでブロックチェーンとかマイニングなどの大枠は何となく把握していたが、この本のおかげで以前より具体的にイメージがしやすくなった。
ただ、ブロックというのは1つのファイルボックスとかフォルダみたいなものなんだろうけど、元から持っていた「そもそもブロックって何なん?」感は消えなかった。

しかも仮想通貨だけでなく、世界全体の送金の仕組みも説明されてて勉強になりました。

すでにビットメインがマイニング専用マシン7割シェア、マイニング事業の子会社も保持で3割のマイニングシェア、中国企業のシェア率は計7割という集権状態になってるけど、政府に事業禁止されたらマイニングが滞るってこと?
そもそもマイニング報酬は半減していく一方で、赤字になるからマイニング事業から撤退が相次いだら、未承認の送金リクエストが消化されなくなって、いずれ成り立たなくなるってこと?
それともマイニングプール含め、個人のマイニングに逆戻りしていくってこと?
それともまた別のどこかが占有状態になるってこと?

ビットコインのブロック容量1MB・2MB論争
→2017.8.1 ビットコインキャッシュ誕生
ハードフォーク:大きな仕様変更で枝分かれした新仮想通貨誕生
ソフトフォーク:分裂を伴わない細かな仕様変更
2017.10.24 ビットコインゴールド:高性能マシン導入せずにマイニング可能

仮想通貨の情報を流す場面、YouTubeとかTwitterでよく見かけるなぁ。
結局そういうことですよね。

ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、H.I.S ビットコイン決済導入 bitFlyer
メガネスーパー2017年にビットコイン決済全店導入、しかしコインチェックハッキングで総額約580億円の被害が出て停止
エアレジ、ビットコイン決済導入予定だったが保留に
DMMも2016年からコインチェックのビットコイン決済導入していたが中止

そうか、オクトパスカードすごそうとか思って、もっとスイカみたいなのが増えればいいのにって思っていたけど、そもそもスイカって世界に類を見ない存在だったのか。
つい上ばかり見ようとしてしまう。

仮想通貨の保管方法
仮想通貨の送金に秘密鍵を使う
ホットウォレット 秘密鍵がネット接続あるサーバーなどに保管されている状態=窓口
コールドウォレット インターネットとは遮断されたところで秘密鍵が保管されている状態=金庫
コインチェックはホットウォレットで運用されていた。

ハードウェアウォレットの話とか、ハッキングの手段がそんなところにまで及んでいるのかと驚いた。

最近見かける機会も増えてきたトークンなどについても書かれていて勉強になった。
ICO禁止→中国、韓国 規制→シンガポール、ドイツ、オーストラリア、アメリカ
日本2017年に注意喚起、「適正な自己責任を求めつつ、規制内容を明確化した上で、利用者保護や適正な取引の確保を図っていくことを基本的な方向性」

DAppsダップスゲーム 非中央集権型のアプリケーション
ブロックチェーンを利用することで中央管理者なしで運営できるサービス
一部の管理業務を担い、システムデータをブロックチェーンに記録、セキュリティ高い

みずほ 2019 デジタル通貨Jコイン
ブロックチェーンは未使用、買い物決済利用可、コイン同士の送金手数料無料の見込み
三菱UFJ デジタル通貨coin開発中 ブロックチェーンもとに2019実用化めどにプロジェクト進行
2018高速処理の新型ブロックチェーンを開発済み
決算処理速度2秒以下、毎秒100万件の取引を処理

仮想通貨はいたちごっこ、サトシ・ナカモトの理念を持ちつつ現代に合わせて常に進化させ続けようとすると異端視される、電気の消費量やCO2排出量のエグさなどの環境への影響、今のところ長期的な持続性は低そう

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2021年12月21日

Posted by ブクログ

仮想通貨のことをよく知らずに投資していたが、先行きが心配になり購入。
著者はマウントゴックスの社長で私と同い年(ここでかなり共感を持てた)。同年代の人がフランスから来日して、会社起こして、仮想通貨を広めて、そして逮捕されて・・・(淡々と生きている自分がすこし恥ずかしくなりました。)
コインは投資対象ではなく新たな通貨としてあるべきで(現状はそれが全く叶っておらず単なる投資対象と成り果てている)、サトシナカモトはもっと世の中を便利にしようという崇高な志のもと仮想通貨を作ったんだと知ることが出来たのは発見。
中央集権的に管理されている通貨ではなく、相互監視による新しい通貨が仮想通貨。
投資対象ではなく世の中を便利にしてくれるものとして発展して欲しい。

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2020年04月08日

Posted by ブクログ

ブロックチェーンについての本を読む機会があったので、続けて読んでみた。

ブロックチェーンと言う技術は仮想通過というものを実現するための源となる技術であり、その堅牢性、非中央集権型の仕組みにより仮想通過以外の応用が沢山考えられる、というのは別の本で読んだが、
仮想通過自体はまったく触れたことが無いので、この本を読むまではたまに事件が起きたりしてた怪しいものでしょ?くらいの認識だった。
が、読んでみたら面白い。

ビットコイン ピザ デーとか知らなかった。
というか、仮想通過の取引所で起きた事件は、そもそもブロックチェーンのせいではなく、取引所サイトのバグだったのかと知らなかった事を知ることができた。
また、この本に書かれている著者の生々しい体験が解説がてらに出てくるが、
大変だったんだな、と思わず声が漏れた。

サトシ ナカモトが目指したものも、本を読むまで知らなかった。
投資して金儲けみたいなものではなく、志を高く持っていたんだなと知った。

マイニングやマイナーへの報酬など、ビットコインを始めとする仮想通過の仕組みが知れる一冊だと思う。

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2019年12月21日

Posted by ブクログ

仮想通貨の歴史と仕組みの説明について記載
(仮想通貨で儲ける方法ではなく、仮想通貨自体について記載)
この一冊を読んでおけば、「仮想通貨とは」がなんとなく理解できる。
WHY BLOCKCHAINと併せて読むのがオススメ

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2019年09月29日

Posted by ブクログ

仮想通貨の概要や仕組みについて理解できた。
どうやら、ビットコインはかなりギャンブル性が高く、他の仮想通貨を買う方が良いかと迷う。とにかくビットコインは通貨としての役割は失い、投資対象となってしまった。
もう少し他の本を読み、勉強します。

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2019年06月29日

Posted by ブクログ

書いてあることは仮想通貨の基礎的な部分が多めで、初心者向けに軽めに書かれている印象。

分かりやすく噛み砕いてくれている。(とはいえ、そもそもが分かりづらい技術の話だったりするので、サクサク読めるかは別)

これから仮想通貨について知っていきたい!って人にオススメ。

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2021年01月17日

Posted by ブクログ

マウントゴックス経営者によるビットコイン史といったところ。投資観点よりも著書の経験や仮想通貨の歴史や課題について解説している。

仮想通貨について基本的な知識を得るのに良い。

ビットコインのマイニングにスイスの年間電力消費量と同等の電力を使用しているというのは衝撃的。スパコンを使用してはいるものの、やってることは単なる作業だから何かを生み出してるわけではないし、もうちょっと効率的に出来ないものなのか。

・やはり通貨としてのビットコインの定着は難しい

・国家や企業に裏付けられない通貨というビットコインの元々の思想からは少し遠ざかる形での展開に移りつつもあるらしい。(企業独自のトークン、ICOによる資金調達、、)

・中国はマイニング量の7割を占めるが、国としてマイニングの規制を検討しており動向次第で仮想通貨界にも大きな影響を与えるかも

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2020年12月19日

Posted by ブクログ

仮想通貨の危うさを、取引所を経営して破綻してしまった著者の経験で解く。
それだけにリアリティーがあって「事実は小説より奇なり」という内容でした。

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2020年01月03日

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