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久しぶりに自己啓発本を読んだけど、かなりの良作だった。
映画『七人の侍』をはじめ、馴染みやすい映画作品や有名企業に関する実話を交えながらチームづくりをメインに話が進んでいく。
タイトルが非常に目を惹いたので手に取ったが、最後のページでタイトルの真意が記されていてオチも完璧で、物語を読んでるような満足感で本を閉じることができた。
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今自分がキャリアについて悩んでいる時期ということもあり、自分の生存戦略として指針にしたいと思った部分があった。若手でキャリアに悩む人にもオススメしたい。
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今ある交友関係を見直すきっかけになる本。
この先、自分の人生をしっかりと生きていくのあれば、一緒に遊んだり楽しんだりできる友人ではなく、同じ目的へ進むことを目指せる仲間が必要になるとのこと。
狭いコミュニティのなかだけで生きていてはいけないなと感じさせてくれた1冊だった。
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目的を持ったチームをつくり、目的が無くなったり、組織がダメになったら解散
ストーリーを3分で語れるように練習する。
ストーリーには基本がある。
ストーリーのコアを作る
カスタマイズする
練習をする
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グローバル化によりコモディティ化(代替可能で低賃金で労働すること)が加速。
解決策は目標を達成する手段としての仲間(チーム)を結成し取り組むこと。
しかし目標達成すればすぐに解散する。
学生起業した例がいくつか取り上げられており、
社会人経験がない彼らが成功できたのは、
同じビジョンを持ち、補完し合う仲間がいたから。
とりあえず同じビジョンを持つ優秀な仲間と成し遂げるべきという本。
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まず著者の経歴がすごいので、説得力がありました。そして、出版から10年近く経った今読んでも、通じる内容が多々ありました。これは、いかに著者が普遍的な真理を見抜いていたかの証だと思います。良いチーム作り、ひいてはこれからの日本の行く末を案じ、進むべき方向性を示してくれる本書は一読に値します!
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多様性を意識したチーム作りの大切さがわかった一冊。
本書では投資家やコンサルとして様々な企業を見てきた著者が考える理想の組織のあり方について、7人の侍など幅広い例をあげて詳しく記述されており、気づきが多くメモ必須です。
以下、印象的だった点
●多様性のあるチームが強い
著者の経験が語られます。この人は未知数という人や未経験の人が大きな成果をあげた例があげられます。逆に鳴り物入りで即戦力として入社した人が全然期待はずれだったという例も語られています。わたしの職場は多様性を意識した組織だろうか、その中での自分の役割は?と考えさせられました。
●ビジョンをもって仲間集めしているか?
大きすぎるビジョンをもち、それに賛同する仲間を集め行動できているか?会社員だからそんなのできないよと言っていてはもったいない!いつでも仲間集めはできるそうですよ。特に会社外の趣味のグループなど志は同じグループなどはいざというときに意外な力を発揮してくれるそう。古文書研究会のつてからバスを調達できた話はとても興味深かったです。
●母親のみの役割しかないのは危険
自分を評価する指標が「子供のパフォーマンス」になってしまうからです。これが意味するのは・・。ある目的をもった集団に複数所属することで「快適な」生活が実現できると主張されています。わたしはそれを「自分らしい」人生の過ごし方のヒントではないかと感じました。
なお、著者の総論は「2020年6月30日に~」を読めばさくっとわかります。こちらもとても気づきの多い一冊です。
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亡き瀧本さんが若者を焚き付けてくれている本だけど、50のオッサンも焚き付けられてます。
古来の日本は多民族国家だったし、農耕民族はリスクテイカーだ!とかの煽りも好き。
若者こそが新しい世界を作っていくという話だけど、若い時に世界を作り損なったオッサンも参加してもいいよね?とか思いました。
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いい意味で言葉のナイフで身体がズタズタに切り裂かれていく感覚。朝日の話は読み飛ばした。
「人間は合理的に動いていない組織に長時間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく...(p80,p115)」
「周りにロクなやつがいないというのは、鏡に向かって悪口を言うのに等しい(p171)」
ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ(p299-)
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自己啓発の泥臭い部分に目を背けず、かといって愚直さにのみ武器を見出さず。どこまでもクレバーで、表出せざるを得ない情熱があり、それを客観的に捉えわかりやすく伝えることができる瀧本氏は本当に傑物だ。
「〜武器を配りたい」と通底するメッセージは類似しているが、よりピュアに伝わってくるような感覚がある。
読んでいて感慨がこみ上げてくる川鍋さんとの一幕のように、よりパーソナルな筆致で綴られているからなのかもしれない。
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刺激的なタイトルだが、社会に貢献するビジネスを志すすべての若者にエールを送っている一冊。
私なりの言葉で、本書から学んだことは以下になる。
薄っぺらい友達ではなく、共にビジネスを通じて社会に貢献する戦友をつくることに力を入れるべきだ。
多様性を受け入れ、一つの目的に向かって歩むチームメンバーは、流動的であるべきで固定化してはいけない。
大きな風呂敷を広げて、共に目指す目標に向かって歩んでいこう。
人と人との弱いつながりからメンバーとなる人物に巡り会える可能性が高い。
黒澤明監督作品『七人の侍』は最高の映画だ!(笑)
著者の瀧本さんは、残念ながら若くして亡くなられた。もっと多くのことを語ってほしい人物だった。残念でならない。
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私個人としては、スッと入ってくる内容で300ページ程の文量がありましたが、サクサク読み進めることができました。驚くようなタイトルではありますが、中身はチームのゲリラ的戦術によって世界を変えていこうという内容です。
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友達をつくるのが苦手だった私にとって魅力的なタイトルだったが、内容は少し期待していたものと違う。だけど、とても面白かった。
優秀で意欲のある若者に対して、何をすべきか、どうすれば成功できるか、ということを古今東西の名著や現実のエピソードを織り交ぜながら熱心に親身に語りかけてくる。
著者は、実社会でのビジネス経験豊富な、善良な大人代表だ。
頭のいい人というのは得た知識を自分で組み立てて持論を語れる人のことだと思った。そして、その広くて深い知識と思慮をもとに自分がすべきことを見つけて行動を起こせる人であり、後続の者たちの育成にも心血を注げる人。
著者の本に十年前に出会いたかった。
そしてすでに亡くなってしまったとのことだが、この先も著者がどうなふうに現代を読むのか、もっともっと読みたかったし、生きていたら日本に少なからず良い影響を生み続けた人であっただろうと思うと残念でならない。
ひとまず全著作と著者のネット記事やTwitterを読み漁って彼から沢山のことを学びとりたいと思った。
ご冥福をお祈りします。
Posted by ブクログ
最初、本屋さんでみかけたとき、挑発的なタイトルだなぁ、と思った。別に俺は友だち至上主義者でもないし、仕事や子育てに追われていればなかなか子供の頃のように、友だちと遊びに行くなんてことは考えられない。なんとなく友だちとつるんでるくらいなら、自分の戦闘力を高めろ、的な本なんだろうなと思ったのだ。
この著者の別の本を読んで面白かったので読む気になったのだけれど、冒頭から言われているメッセージは、仲間を作れ、ということだったと思う。
ひとりではなにもできない。
スティーブ・ジョブズだって、スティーブ・ウォズニアックという同志がいた。
旅には仲間が必要なのだ。
勇者ひとりでは、冒険にはでかけられない。
剣士や魔法使い、トリックスターだって必要だ。そしてその仲間の中では、自分がときに勇者となり、魔法使いとなり、トリックスターとなって、冒険を進めていく。
既に故人だというけど、俺より1こ上なだけだったんだね。
ハリー・ポッターとか指輪物語とか、たとえとして出てくるものも親近感のあるものが多かった。
SNSの友だちリストを増やすための友だちは、たしかにいらないだろう。
でも、人生を進んでいくためには、仲間が必要なのだ。名前だけでなく、関わり合える仲間がね。
とても面白かった。
また読み返したいと思う。
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SNSとか異業種交流会で知り合う人脈なんて要らない。七人の侍の様にやりたい事をやりとげる為にプロフェッショナルなチームをつくれ!ルパン一味だったり麦わら海賊団だったり、最近だと葬送のフリーレンの勇者一行だったりかな。
まぁ下らない飲み会ばっかりやってる傷を舐め合う「友達の」集まりより、チームワーク出来る仲間を結成しろと。
でも、たまにはグダグダしたいよなぁ
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ある目的のために集まり、その達成に尽力する。それが仲間である。仕事などの目標達成を掲げる上で、似通った考えを持つ友だちは必要ない。
これは、学校での部活や学級でも当てはまることで、私自身、中高の部活で“全国大会出場”という目標を掲げ、みんなで頑張っていた。
しかし、その目標を達成してからは部活をしていなかったし、友達のように今現在でも関係を持っている訳では無い。良い意味で、目標以外の考え方は全然違い、一時的な関係なのだなと考えた。
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良いチームの条件とは
ビジョン、多様性、責任、信頼性があること。
馴れ合いではなく、互いに高め合える関係であることが大切。
具体的なチーム事例や、自分の位置付けを振り返る方法が書いてあり参考になった。
あと日本人は東アジアのリスクテイカーだという視点は新鮮だった。
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タイトルが刺激的で、こんな本を買っている父親をうちの娘は冷たい目で見ていたが、プライベートで仲の良い「友だち」のことを言っているのではなく、ビジネスなどで何か成果を挙げるのに必要なのはこうした「友だち」ではない、という話。
人々が共感できるビジョンを打ち立て、そこに集った仲間と全力で達成し、そしてまた別れていく。本当の仲間ってそういうものであるべきだ、仲良しこよしで集まって、仕事した気になって日々を食い潰すなということなんだと理解した。
しかし、この著者の方、亡くなっちゃったんだよな。本当に残念だ。。
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組織マネジメントにおいて社交性は重要ではないというのは、さほど社交的ではない自分にとっても勇気づけられる。
ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへの転換が求められている今、組織の中で共通のビジョンや目的を共有することが、マネジメントの上で大きな意味を持つようになる。
タイトルの「君に友だちはいらない」とか「秘密結社をつくれ」など見出しのインパクトが強くて、話にどんどん引き込まれていく。
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瀧本哲史氏は、マッキンゼー&カンパニーに入社し、その後にエンジェル投資家として活動。京都大学で教鞭も振るっていた異色の経歴をもつ。
同氏の『僕は君たちに武器を配りたい』『武器としての決断思考』も非常におすすめ。
毎回書籍のタイトルが素晴らしくキャッチーなうえに、内容も濃い。
当著もご多分に漏れずインパクトあるタイトルではあるが、安易に友達なんかいらねえよ、というものではありません。
グローバル化、コモディティ化している資本主義を勝ち抜くためには、かつてなく「仲間づくり」が重要になっている。(むかしは、同じ価値観かつ何もしないでも経済が成長していた)
夢を語らうだけのクソ友達よりも、戦友を作らねばいけないということを説いています。
戦友=武器としてのチームを創り出さなくてはいけなくなった現在の市場動向や良いチームの方法が記載されています。
〇世の中を変えるのは世代交代
・天動説が棄てられ、地動説が受け入れられたのは論理の格闘ではない。天動説論者が死んだからだ。世代が入れ替わったから地動説が受け入れられた。
・大きなパラダイムシフトは世代交代が引き起こす。古いパラダイムにいる世代を説得して意見を変えさせるなんて時間の無駄。
・価値観にとらわれないニューカマーのチームを作ることは非常に重要。
・大久保利通は35で薩摩の代表となり、伊藤博文は36で国政のトップになった。松下幸之助は24歳、井深大は37歳で起業している。
・永守重信は28歳、柳井正は35歳、孫正義は22歳。スティーブジョブスは21歳、ラリーペイジは25歳、ビルゲイツとザッカバーグは19歳で会社を設立している。
・重要なのは、全員がひとりですごいわけではなく、チームも優れていたということ。
・甘えを一切必要としない、若者中心の戦友チームこそ世界を変える。
〇良いチームの条件
・少人数である
┗ ある程度の組織の場合は少数のコアメンバーと多数の周辺メンバー
・メンバーが互いに補完的なスキルを有する
┗ スキルは固定的ではなく流動的。各々が互いを補完しようとする結果、学習によってスキルは流動的に増加していく
・共通の目的の達成に責任をもつ
┗ 負けたら解散。チームメイトは常に変わる
・メンバーそれぞれが自責であり、環境やチームメイトに文句を言わない
┗ そもそも全員の勉強やプロセスマインドは「それはできて当たり前!」。メンバー全員ができるというバイアスがかかっているおかげで、本当に全員が「出来る奴」になれる
・チームワークではなく、チームアプローチを重視する
┗ 仲良しこよしなんていらない。問題に対してチーム全員がお互いのスキルを有効活用して、答えがなく不確実性の高い難題に挑める
・ギブ&テイクの概念はない。全員がギブ&ギブ&ギブであるべき。
・全員が能動的にポジションを探す。ポジションを探して自分で仕事を創り出せる。
┗ ハズレの人材はいるのは当然。そいつのポジションは見つけてやれ、放置するな。
〇意思決定は見晴らしの良い場所に行け
・見晴らしの良い場所とはてっぺん
・てっぺんの企業やチームの情報をあつめ、そのうえで判断しろ
・てっぺんの人脈ネットワークや社内で最強のてっぺん人物に意思決定の助言をもらうことも非常に重要
・良いチームは、意思決定を見晴らしの良い場所で考えるか、見晴らせる人物に意思決定へのパスを能動的にもらいに行く
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本書のエピグラフ、オーシャンズ11、高慢と偏見、指輪物語、ハリーポッター、故郷。故郷は、読書は格闘技で、紹介されている。指輪物語は、西海岸の投資家が好む物語。
第5章がセンスが出ていて、未来志向で良い。戦友と共に、リスクを取って未来を切り拓こう。
他は学生、高校生に。
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『君に友だちはいらない』というタイトルだが、中身は、著者がエンジェル投資家として(ビジョンや事業内容が固まっていないことも多い)ベンチャー組織を判断するときに、うまくいく組織であるかを見極める際に考えていることや、なぜそれが成功のために大事なのかについて書かれている。
仲良しごっこではなく目的を持った秘密結社をつくり、目的を達成のために合理的に働くこと、チームのなかで自分のポジションをつくることが参考になった。自分が巻き込む側でも、チームの一員として巻き込まれる側でも、チームが成功できるかを客観的に測る視点ができる。自分の人的ネットワークが自分自身であるというのは耳が痛い…。
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単なる「友達」でない、「良いチーム」とは。
・少人数
・メンバーが互いに補完するスキルを持つ
・共通の目的とその達成に責任感を持つ
・問題解決のアプローチの方法を共有している
・メンバーの相互責任がある
職場に限らず趣味サークルなど、あらゆる組織で見直したいチームづくりの原則。
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これからの時代はチームの時代である。目的を共にする仲間を集めよう。人間は周りの人間と同レベルになる。優秀な人間に囲まれることが優秀になるために大切であり、リーダーはそのために壮大なビジョンとそろばんが必要だ。メンバー構成は、少数で、役割がそれぞれあり、多様性のある方がよい。つまり、それぞれが違うコミュニティに属している方がいい結果を生みやすい。日本はこれから外国から多様な人を来させて、従来のゲマインシャフト的よりアメリカのようにゲゼルシャフト的な視点が必要である。カリスマリーダーよりも分散型の組織をつくっていくべきである。日本はもともとリスクテイカーだったのだ。
目的を共にするチームをつくり、それぞれの役割をはっきりさせて、優秀な少数精鋭の仲間が欲しいと思った。リスクを若いうちに取りに行期待という思いを強くした。
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自己啓発書でした。友だちはいらないけど、仲間がいるっていう話でした。著者はコミュ障みたいなこと書いてるけど、違うと思う。いわんとすることは分かるけど、いまいち刺さらなかった。もう自己啓発書は読まなくていいかな。
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著者が亡くなってから知ったこの作品。
知り合いの弁護士さんにお譲り頂きました。
内容は、ビジネス本寄りの自己啓発本といった感じでした。言葉に力があり気持ちよく読めますが、すべてを鵜呑みにするのではなく掻い摘んで自分の糧にするには良い本だと思います。普段受動的な人が一番響く本だと思いますが、能動的な人の方が有用性を見出せる少しの矛盾を感じる本でした。
3.5
Posted by ブクログ
8年前の本で著者の考えがだいぶ一般化しており、今更感がある。まだ社会を知らない学生に良さそう。
概念的な話やふんわりした事例が多く、最初から尖らなきゃ埋もれるといった意識を持った人にはあまり得るものがない。ささるとすれば大企業で働いてる人だろうか。
とはいえ、作者の思いは強く、思考の強化と自己啓発的な意味合いで役に立った。
あとは業界の横展開をコンサルティングでは付加価値にしていると言った話は、著者の経歴からして、説得力があったし、世界的に成功している一流外資コンサルがそれをやってることがこの本の正しさを裏付けることになっているなと感じた