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Posted by ブクログ
サルタンとジャスミンの初めてのチェスにハマる話、サルタンの友人・ガジーの一人息子・カヴと友達になろうとする話。
カヴは初日は金持ち自慢やジャスミンの話は聞かなかったり酷い奴だったが、翌日にはケロッとしていて、遊びの提案にも賛成するしむしろ丘を転がるの楽しいぞと提案して遊ぶ。一日にしてこの差は、子供のその時の気分だと思えばまぁ…
サルタンの召使い・アルマンドの息子・ババクとも知り合い、カヴも含めた3人で仲良くなり、友情と冒険の記念に、小石を3つ拾って宝物よ!と渡し、ジャスミンは粋なことをする。
さらに、カヴは帰り際に自分のチェスセットをジャスミンに渡し、持っていて欲しい、また遊ぼうぜ!と帰っていく…初日はあれだったのに、粋な奴だ…
その後、サルタンに石を見せると、「ただの石に見えるが…でもこれは、お前にとって大切な石なんじゃろ?冒険で手に入れたんじゃな?なんと美しい石じゃろう!わしの勇敢で強く美しいジャスミンや、わしはお前を誇りに思うぞ!」と抱きしめていて、なんて素晴らしいパパだ。
また遊び友達がいなくなったジャスミンは、カヴは帰ったけどババクとなら遊べることをサルタンに提案するも、王家の血筋じゃないからと相変わらず駄目だという。
「さっきお父さまはただの石を美しいと言ったわ。石がどんな石かなんて関係ないでしょ?正しくない決まりは、変えるべきだと思うの」
とジャスミンはきっぱりいいのけ、それはかっこいいのだが、サルタンも結局許してしまう。
甘いぞパパ…
なお、ジャファーらは登場しない。