【感想・ネタバレ】ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのかのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

竹内薫は嫌いだが、内容はわかりやすく面白い。

ただ、古い時代の人を馬鹿にするような書き方は全く賛同できない。我々は『知っている』だけで、
当時と同じ知識、教育では彼らを超える成果は上げられないだろうに、それを馬鹿にするのは愚か。
考えとデータを積み重ねて、データを説明するのによりもっともらしい答えを導いていくのが科学。それがわかっていないような書き口には、他者を馬鹿にする(:自分が圧倒的に優れている or 自分が天才の側だという)著者の人間性が表れている気がして、やっぱり嫌い。

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2024年03月23日

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ペンローズの次元を理解するために必要な、相対論と量子論の考え方。また、なぜ宇宙は4次元が重要なのか?
ローレンツ収縮やシュレディンガーの猫などの基本を振り返りながら時空を捉え直します。

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2023年07月29日

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ペンローズの宇宙論
「共形サイクリック(循環)宇宙論」(略してCCC)
Conformal Cyclic Cosmology

宇宙そのものが循環する


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2022年10月31日

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最後の概念的なサイクリック宇宙論面白かった。あとペンローズの思考に用いる記号。あの記号なら俺宇宙論やれたかもと思わせる。

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2021年04月24日

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やがて輪廻へと導かれる宇宙の真理、ビックバンから始まってブラックホールの消滅に至る宇宙の終焉は新たなビックバンへと繋がっていく。
私たちが体感する三次元は時折四次元の顔を覗かせているのではなかろうか。解明する知力はないけど、言葉にできない体感はまさに宇宙とリンクしているに違いない。無常の世界を生きる日常の中に潜んでいる知的好奇心は老若男女問わず胸おどる。

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2021年02月10日

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勢いのある筆致である。説明は厳密ではないし、端折られている部分も多いが、ペンローズの天才ぶりは伝わる。ローレンツ収縮の実際、ブラックホール特異点の一般性スピンネットワークが時空をつくる、共形循環宇宙論・・・天才としか言いようのない、アイデアの数々に触れられ、刺激を受けた。

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2021年01月06日

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竹内節で最後まで読ませた。理解したかというと、ちょっと答えられないなあ。でも、なんとなく雰囲気で、そうなんかな〜と読ませる(汗)。とにかく、四次元が特異なんだそうだな。

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2018年10月19日

Posted by ブクログ

だめだ、わからん。撤退...

シュバルツシルト半径:ブラックホールの質量の2倍。事象の地平線ともいう
等価原理:重力と加速度は等価
特殊相対論と一般相対論:特殊は速度変換によって方程式の形が不変、一般は一般座標変換によって方程式の形が不変
特異点定理:一般相対性理論には一般的に特異点が存在する→宇宙には始まりがあった
ペンローズの絵記号:古代文字?

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

2022-05-29 再読
地層変動により発掘。出版時(2017)にほも読んだはずだが、ほとんどいや全く覚えていなかった。
こんな面白いのになぜ覚えていなかったのか不思議。
この本が面白かったのは、とにかく「これがこんな風に面白い」ということを伝えようという姿勢の賜物だと思う。その分厳密性に欠けるかもしれないが、一般書はそれが正解だと思う。特にワタシのようなライト理系にとっては。

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2022年05月30日

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10の100乗年後の静寂化した宇宙が次の新しい宇宙のビッグバンに繋がる。輪廻する宇宙論はどこかの時点で収縮に転じるものだけだと思っていたが、新たな解釈にワクワクした。
もちろんその時点で自分が存在するわけではないが宇宙の最後と最初が繋がる様子を想像だけでも楽しい。

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2018年09月23日

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