感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ヨーロッパに一年留学していた時の記憶が蘇ってきて、サトコに自分を重ねて読んでいました。
郊外で公共交通機関を使うと、視線を感じること。「日本人は真面目ね」「日本人はお茶が好きなのね」と、自分が「日本人」として見られること。「チャイニーズ!」と子どもから声かけをされ、自分が「アジア人」として見られること。薄切り肉がどこにも売っていなくて、作れる料理のレパートリーが減ったこと。サーモン以外の魚が売っておらず、刺身や魚料理が恋しかったこと。語学留学でないのに自分の語学力が低くて落ち込んだこと。「私、あなたのこともっと知りたいの」と言ってくれた外国人の友人とお互いの国の言語や文化を語り合い、偏見や先入観を克服し、本当の理解を知ったこと。異なる文化や宗教を尊重すること。生まれ育った場所も、信じる神様も母国語も違う人たちと、友人になり、そして親友になれたこと。
私のルームメイトもムスリマの女の子でした。ナダのようにヒジャブはつけておらず露出の多い服も着ていたので、イスラム教の服装も国によって違うんだなぁと知りました。お互いの国の話を夜通し語り合ったり、料理を作りあったり、本当に楽しかったです。ただ、仲の良いサトコとナダとは違い、大きな喧嘩もよくしましたが…。笑
サトコとナダを読んでいれば、サトコのように良い子でいて、もっとルームメイトに優しくできたのに、もっともっと仲良くなれたのにと思います。
これから留学に行く人には、特に是非読んでほしいです。この本を読んで留学に興味を持った人には、是非挑戦してほしいと思います。
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再読
サトコとナダ、仲良しな2人のわちゃわちゃが見ていて癒やされる
お互いの文化を尊重し歩み寄る姿勢が素敵
ナダはおちゃめでチャーミングで綺麗でハッキリ物を言うけど人を傷つけない優しい女性で好き
サトコは新しいことに挑戦しようとする果敢さも持ち合わせているちょっと抜けたマイペースなところが可愛い
Posted by ブクログ
引き込まれた、自分はやっぱり海外や異文化交流に関心が高いことを再認識させてくれた本、そしてイスラム教に対する関心もとても上がった、自分の学部があるキャンパスでは食堂や売店でハラールフードが売られてなかったり礼拝所を設けてないことが分かり多様性を謳う学部なのにコレでいいのか?と思ったしイスラム教徒の人達には生きにくい場所なのではないかと思った、私は日本人だからどうしてもサトコ目線で読んでしまうけれどナダから見たサトコや日本の国や宗教観や文化などはとても興味深くそして奇妙なものに見えるんだろうなと思った、4コマでサクサク読めるけど軽すぎず話がちゃんと繋がっているのもとても良かった
いいですね
心が暖かくなりました。アメリカで暮らす日本人とイスラム教徒の女の子の話。私にもイスラム教徒の友達がいるけど、普通の女の子。でもイスラム教徒であることで差別をたくさん受けていた。イスラム教徒がもっと浸透すれば誤解もなくなるのだろう。こういう本が映画化すればいいのに。
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知らないひとにも褒め合うのいい文化だな〜
他の文化ってほんとにいいところいっぱいだなって改めて思った!私たちの価値観で評価もしてはいけないね。宗教のことって難しいけど、お話してみたいな〜
素直な心が素敵すぎる
全然違う文化をすんなり受け入れるサトコとナダの言動に心打たれます。
異文化だから笑える要素もあってとても読みやすく、日本にいるとムスリムの情報を目にする機会はほとんどないので、とても新鮮で勉強になるしなんといっても面白いです。
Posted by ブクログ
「一歩外に出てみれば、自分は日本人だとイヤというほど気づかされたはず。いい意味でも悪い意味でもね」だから外に出るのはいいことなの。っていうナダの台詞が好き。海外で生活して、自分が何者か知っていくっていうこと。サトコとナダの何気ない優しい日常と、お互いの文化に触れてお互いを知っていく描写がとてもいい。女子会のところはとても気に入ってて何度も見ちゃう!かぶりものを脱いだナダたちのお洒落ぶりが披露されるのが魔法少女みたい。パキザさんが作ってきたマントウが美味しそう!
イスラムへの理解だけでなく
サトコやナダ個々人の成長の記録でもあり、そういう面でも楽しめます。
登場人物は留学できている時点で比較的恵まれた境遇の人々ではあるけれど、イスラムに対してフラットだったのが全巻読み終わった今はポジティブな印象に。
良い面ばかりではなくネガティヴな面も記載があるので、いろいろ考えさせられます。
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セールか何かで、無料同然の値段になっていたので買ってみた。大学時代の異文化交流の楽しさを思い出すが、当時ムスリマとは知り合えなかったので新鮮な気持ちだ。
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2月にして、今年のイチオシと言ってしまいたい作品!
アメリカに留学した日本人のサトコがサウジアラビア人のナダとルームシェアを通して、沢山の壁を乗り越え友情を育む作品。エッセイのようなフィクション。まず、サトコが本当にイイコです。ムスリムのナダも女子力が高くて愛らしい事この上なし!サウジの文化だけでなく、ベースとなっているアメリカという大地の受け皿の大きさにも感動。日本のアニメを愛するアメリカ人のケビン君とお肉大好き女子のミラクルも可愛いです。4コマ漫画でさくっと笑える作りになっており、とっても楽しいです。
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面白いのに読後ほんわりとあったかい気持ちになる話が多くとても好き。ウェブ漫画は単行本売り上げに繋げるのが大変そうだけど上手く売り方考えてきちんと作者に相応の対価がいくようにしてあげて欲しい。
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ネットで読んでたけど好きすぎて紙媒体早速購入。アメリカの大学に通う、日本人のサトコとサウジアラビア人のナダはルームメイト。
読みながら、サトコと一緒にイスラム圏の生活習慣にカルチャーショックを受けたりしつつ、親しみがわいてくる。
あと、女子だけのきゃっきゃっうふふな感じがかわいくて、もうこの漫画大好き。
Posted by ブクログ
ほとんど無料で読んだ内容だったので少し残念ではありましたが、読み返したかったので嬉しいです。
イスラム文化を何も知らずにいて反省しきり。崇めすぎることもなく、忌み嫌うわけでもないサトコの柔軟さがすごいなと思う。
こうした作品が増えてくれると嬉しいな。
Posted by ブクログ
借りたもの。
アメリカに留学したサトコは、サウジアラビアから来たイスラームの女性とルームシェア!
日本人にとって馴染みが少ないイスラームの女性の価値観を垣間見る。
サウジアラビアの女性たちは様々な制限(今では制限が解除されているものもあるけれど)ゆえ、虐げられていると思いがちだが、決してそうではない。
ニカブやチャドルの下で、女性たちは見えなくてもおしゃれを楽しんでいる、とか。
普段見えないからこそ手入れをしている、という価値観。
性別で差をつけている理由を聞いて「男って信用されてないんだな…」という台詞に頷いてしまう。
二人にとって異国でもあるアメリカで、多様性について考える。
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びっくりしたことメモ
・ベーグルには牛乳と卵が入っていないから、どの宗教の人でも基本食べられる
・醤油、酢、みりんにはアルコールが含まれる
・礼拝の前には体をきよめる
・一人暮らしをするには、そばに男性の親族がいる必要あり
・メッカ巡礼は予約10年待ち
知らないことに触れられるマンダだった!会ったこともない2人に親近感が湧き、いつか2人が別れてしまうことを想像して辛くなった。違う考えを持っていても友達になれるという体験ができたことは素晴らしい。4コマではなく、もう少し物語のようなものも読んでみたい。
Posted by ブクログ
絵は下手だし1~2P完結だけどオチがなかったりよくわからんかったり。でも二人の仲の良さが面白いです。
フィクションだそうですがバスに乗り損ねて親切装った男の車に乗ってしまって犯罪に巻き込まれる直前だったり、ナダのこととか著者の留学とかの体験談も含まれるのだろうかと思うぐらいリアルぽっさもある。イスラム教に対しても理解や受け入れ態勢があるので身近に誰かいらっしゃるのかしら。
ムスリム女子が珍しいこともあり、ナダが可愛いので面白いです。
外国人とこんなに親密になれるかなぁと思うけどそれ以上にサトコが英語で一切困っていないのが不思議。日本でアメリカンスクールに通ってたのかってぐらい語学力はスルーされてる(笑)
深夜ドラマで見てみたいです。(オール日本人で作ると偏見と勘違いがあるといけないのでイスラム教徒合作な作品で見たいです)
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日本人のサトコとサウジアラビア出身のナダ。私にとって中東とは、テロ、戦争のイメージしかなかったので、ムスリムのナダがとっても優しい素敵な女の子でビックリした。確かにイスラム教は戒律が多くて理解するのは難しいけれど同じ人間としてつきあえばわかり合えないことはないと思った。世界中の人々がサトコやナダのようにお互いを思いやれば平和になれるのになあ。。。甘い考えだとわかってるけど。
Posted by ブクログ
アメリカでのルームシェア。ルームメイトはムスリムの服を来たサウジアラビアの女の子だった。
Web漫画の単行本化を初めて見た。四コママンガではあるのだけど、一コマが横長なのである。なるほど、スマホで見るからね。マンガで見せる異文化交流マンガエッセイ。
この前東京に旅した時に驚いたのは、当たり前のようにニカブやチャドルを来たムスリム女性が街を歩いていたこと。ナダは、ヒジャブで髪を隠しているけど「綺麗だから隠すのよ。隠れているから手入れは念入り」という意識である。また、見合い結婚を少しも疑問を持っていない。1日5回のお祈り、年30日の断食月も当然だと思っている。そういう文化的ギャップがあるけど、若い女の子の感性は、あまり変わっていない処が面白い。甘いものに目がなくて、おしゃれに余念が無い。アメリカでは、日本のような多神教は、却って少数派だということも新鮮である(Facebookには宗教を聞く項目がある)。
マンガは、森羅万象を見せるツールである。こういうマンガも面白い。「このマンガがすごい2018」オンナ編第3位。
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ムスリムに対する見方が変わった一冊。
お互いに押し付けるのではなく、許容する。「この宗教」とくくるのではなく、「この人」と個人を認めると、いろんなことが見えるんだなと。
「ヒジャブ」と「チャドル」などの違いは興味深く読ませてもらった。
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ムスリムの女性と日本人の女性がアメリカでルームシェアをする話。顔に枕の跡がついちゃった、やだー!と言いながらヒジャブ(顔出る)からニカブ(目しか出ない)に変えて出かけていったり、そういう普通の生活を描くことでイスラム教の女性に対するイメージを柔らかく変えてくれます。異文化交流の楽しさを感じられる良き一冊!
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サウジアラビアのナダと日本のサトコ。
大学生活でシェアハウスにて、共同生活をすることになったふたり。
様々な異文化に戸惑うことも多々ありますが、そこは若い女の子同士。いろいろ驚きつつも、仲良く暮らして行けそうですね。
四コマなので、読みやすく、絵のタッチも好きです。
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日本人女の子とムスリムの女の子がルームシェアして送る日常のお話。
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ところ変われば人変わる。
この本読むとまさしくそうなんだなって思う。
育った場所や環境が違うと見方も考え方も変わるんやなぁ。
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なんとなくムスリムの女のひとって厳格なイメージがあって
確かにそういう部分もあるみたいだけど
なんて言うか…ON/OFFがはっきりしている感じ。
あのダースベイダーみたいな民族衣装の下には
フツーにはっちゃける若い女の子が潜んでいたりする。
もったいないな、そのことを私は知らなかった。
私だけじゃなく、きっとイスラム圏ではないとこの多くのひとが知らないと思う。
巻末の馴初め漫画はそういうことなんだな、きっと。
もしかナダがサトコを大事にしてくれんのも
そこに一因があんのかな。
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異文化交流の部分を差し引いても、
女の子の割にはあんまりべったりもしていないのにお互いを大切に思っているのが伝わってくる、とても素敵な本。
マッシャーアッラー!