感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全ての話が繋がった時の衝撃
大洋新聞に掲載されている「よろず相談室」そこに届く相談。
我が家に知らない家族が急に住み着いた。
キャバ嬢同士、お客とのトラブル
隣人との騒音トラブル
会社でのセクハラ
などなど、相談文→実際の出来事→回答の流れで進む。
一見それぞれが全く別の相談のようだがそれぞれが少しづつ繋がっていく。
最後は恐ろしい結末に……
これは連作短編集の部類に入るのでしょうか。
違う話が繋がっていく小説は好きなので読み進めるうちに「おっ、おお!」ってな感じで読み込めました。
段々と恐ろしい内容になっていくので気合いが必要です。
時代と登場人物が入り乱れているので慎重に読みましょう。
Posted by ブクログ
各章それぞれの物語のように見えて、少しずつ結末に繋がっているのが面白かった
各章初めによろず相談室に投稿されたお悩み内容を
誰が書いたものかを考えながら読むのが楽しかった。
1回読むより周回して読むと、より理解できる話だろうなと思った
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短編集かと思いきや、全てが繋がっていて、さすが真梨幸子!と思いました。
登場人物も多く、昔と今を行ったり来たりするので、整理しながら読むのが大変ですが、とても面白い作品です★
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さまざまな人物、時系列もバラバラということもあり、ただ読むだけではすべての把握は難しかった。
終盤の伏線が回収されていく様はワクワクしたが、いくつか投げっぱなしがあるように感じた。
すべてがつながるのなら、読後のカタルシスがあったのかなと感じた。
それでも一気読みしてしまう作品であったのは、間違いない。
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とにかく登場人物が多くて、混乱はするけれど絡まった糸を少しずつほぐしながら読みました。
絡まった糸は完全にほぐれはしないですが、それが面白いところなのかもしれません。
新聞のよろず相談室に投稿される悩み事が蜘蛛の糸のように広がっていった、そんな物語でした。
読むほどに惹きつけられました。
私も蜘蛛の糸に絡まったのかもしれません。
Posted by ブクログ
9の人生相談がありました
よく読めばつながりのある話でしたが
人間関係の図があるとわかりやすかったかなと
思いました
そんなの読んで理解しろと言われるかもしれませんけど
そのへんがわかればさらに楽しめるかもしれない
と感じました
Posted by ブクログ
「真梨幸子の小説はクセになる」、そう帯で謳われていた通りである。やはり、真梨幸子はクセになる。そして、一度読み始めると読む手を止めることが難しい。
次から次へと相談者たちの話が進む中、それぞれが複雑に絡み合っていき、ラストに全ての真相が一気に明かされる。真梨幸子さんの小説はこの最後の気持ち良さがクセになる。「そうだったのか!」というあの感情に早くなりたいがために読む手が止められないのだ。
この一冊もまたそのうちのひとつだった。最後に読者の予想を裏切る真相が判明し、あっと驚かされる。
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ページを前後しながら何度か読み返して
やっと、物語の繋がりや人間関係が
判明!
それでもまだハッキリとはしないモヤモヤ
が残っている感じ。
スッキリしたい!
誰か事件の顛末を教えて欲しい‼︎
Posted by ブクログ
最初あまり面白くないかも、と思いながら読み進め、登場人物や各話がそれぞれ繋がっていることごわかってからは頭の中での整理がつきにくくややこしいなと思いながら読み進め、だんだん点々がつながっていく感じや様々な真相を知るうちに面白くなり読み進め、最後は何かあっけなく終わった感じです。
逆にその終わり方が余韻をひいてますが、読み応えがありすごく面白かったとは思えませんでした。
Posted by ブクログ
登場人物の名前を覚えてないと話がこんがらがります。
こんがらがりつつ読み進め、何かが繋がってるんだろうなぁミステリーでワクワクしました。
読み直し、相関図を書いて。
意外にも、あまり繋がってなかったー!チーン、、
もしくは、私が把握していない、裏の裏まで読めていないせいかもしれません。
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基本的に真梨幸子さんの作品は好きです。
が、登場人物が多く途中から
ついていけなくなってしまった…
わかりやすさを求めているわけじゃないけど
もっとわかりやすい方がよいなと思ってしまった
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群像劇や連作短編集は好きですが、この作品はめちゃくちゃ複雑でした。
登場人物の多さ、年代の移り変わり、読書しながら登場人物と年表をメモしたのは初めてです笑
全体を通しての大きな事件の真相は分かったものの、登場人物のうちの行く末が曖昧になっている所は、これぞイヤミス!と感じました。
文章自体は読みやすいのでサクサク読み進められたけれど、全体像を把握するのに頭を使い、一気読みができない、というなかなか新しい読書体験ができました。
Posted by ブクログ
あなたのお悩みは何? 人生相談に見え隠れする人々の業 ブラックユーモア満載のミステリー #人生相談
新聞の人生相談記事を中心に、様々な人間模様が描かれるミステリー。いくつもの短編を綴りつつも、物語が絡み合って徐々に人の闇が露骨に見えてくる。
なんといっても人生相談をストーリーを組み込むアイデアが秀逸。しかも現実にありそうな相談ばかりで怖いよ… 単なる短編集でなくて登場人物たちをこねくり回す書きぶりもさすがです! 面白いっ
ただ人間関係が複雑なうえ、中後半どんどん展開するので理解が難しいすねぇ
本作の最も面白いところなので、なんとかついていきました。いや、ついていけなかったかも…
大胆な文章で気持ちよく読める本作ですが、悪く言えば少々荒っぽいところが個人的にはちと残念でした。
とはいえ、とても面白い試みがされているドンズバのイヤミス。ぞわぞわってくるミステリーが読みたい方は超おすすめです!
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短編集な感じにしといて、一つの事件を追うのかなって思ってたけど、まぁなんと難しい…。
難しいと言うより、複雑笑笑
登場人物めっちゃ多いし、偽名の人とかおるからわかりにくいのなんの。
それが、おもろいねんけどな。頭使う話やなあ…。
え〜そうなんか。って嫌〜な感じがじわじわ。
これぞイヤミス〜!
Posted by ブクログ
自分は登場人物が多いと名前を覚えきれないので、アレ?この人さっきも??と気付く度、何度もページを戻していました。全てのエピソードが新聞に掲載されている人生相談からスタートしその返答で終わるのも面白い。そして短編集と思いきや実は全部繋がってるのがすごい。だからこそ混乱してくるのだけど。笑
人物相関図と概略図を書きながらもう一度トライしたい。
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数年前から気になってた本ですが、ようやく読むことが出来ました。
そして初の真梨作品。
面白かった!
沢山の登場人物やストーリーが繋がっていく話が好きなのでとても好みに合い、最後まで楽しく読むことが出来ました。
頭の中だけでは整理できなくなり、途中から相関図を書きましたがそこまで思わせてくれた複雑さにワクワク…。
単なる人間関係だけでなく、少し出て来た名前やエピソードもメモしておくと「あの人とこの人は同一人物か!」という発見もあり面白かったです。
短編ごとに出て来る人生相談の投稿者を考えたり、ペンネームの意味に気付くのも楽しい!
(レッドウイング=赤羽に気付けたのが嬉しかった笑)
ただ、あまり本筋とは関係ないエピソードかな?みたいなものもあったり、きっとこの上を行く真梨作品もあるのだろうという期待も込めて星3つ。
他の作品も読んでみたい作家さんとなりました。
Posted by ブクログ
読みやすく物語に引き込まれ集中的に読んだが、登場人物が多いことと時間が行ったり来たりする感じで全体像が掴みにくかった。
最終的にも期待したほどの結末ではなく消化不良。
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短編かと思ったら、繋がっていて登場人物の視点がどんどん変わるから全体像が最後まで分からず、、読み終えてもなんだかモヤっと分からない箇所がある。でも読み返してまで理解しなくてもいいか、と。なんだか不思議な読後感だった。
Posted by ブクログ
人生相談の1個1個は楽しく読めましたが、結局騒音敏感隣人おばさんが川口さんだった、っていうことだけで、それも特にぞくっともせず。
安田さんだけ可哀想でした。
Posted by ブクログ
ある雑誌に投稿される人生相談。
短編集かと思ったけれど、どうも登場人物が同じでは??と思う展開から、どんどんと話が繋がっていきます。
そして、真梨さんらしくドロドロした感じが濃くなります。
面白かった。
2020.3.28
Posted by ブクログ
イヤミスとは知らずに読みました。
全く予備知識ない中で読んだので、
最初の2編くらい読んで、
あれ?このまま淡々と進む感じ?
と思っていたのですが、
貸してもらった人がいつも面白いものしか貸さないので、
いやそんなはずはない。と思いその先も読むと…
まぁ、すごい人物が絡み合って次から次へと事件が起きます。
しかも、偽名だったり名前が変わっていたりで
「えっ、この人がこの人だったの⁈」的なことも多々。
小説内で最後ふんわりとしか描写がないものは、
ググって答え合わせしました。
相関図を書きながら読むのをオススメされてる方も多いですね。私も途中で書きたくなりましたが面倒くさくてそれも検索しました笑
全体的に後味悪い(あまり悪くない人が殺されてしまったりおかしくなったり)ですが、ミステリーとしては面白いです。ちょっと消化不良にはなりますが…
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2019年、10冊目、平成最後の一冊は、ココ2年位固め読みしてる、真梨幸子。
大洋新聞の長寿コーナー『よろず相談室』。それにまつわる、九編の連作長編。
多少の時系列の前後や、「あれ?この人?」的に、九編がもつれ合う。一見連作短編のように思われるが、最後は一気に、真梨幸子流に絡めとっていくという作り。
全体通して、自分的には読み易く、一晩一気読みさせる力もある。一方で、なぜ、ゴミ屋敷化したの?(逆に目立つし、行政介入したりしちゃうじゃん)とか、数名のキャラの、過去から現在への変化、変遷が弱かったり、という印象も否めない。
★★★☆☆は、3.5の小数点以下切り捨てと言ったトコ。先述の部分をクリアすれば……。ただ、そうすると、今度は、分量的にラスト一編の比重が重く、バランス悪くなっちゃうかなぁ……。
Posted by ブクログ
読み進めている途中で
あれ?これ誰だっけと前半に戻る事しばしば。
登場人物が多く時系列も前後するので少し読みにくさを感じましたが、
人生相談を元にしたミステリーというのは斬新で面白かったです。
真梨幸子さん特有のドロドロ感も十分味わう事ができました!