【感想・ネタバレ】誉れ高き勇敢なブルーよのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

サッカー日本代表の監督探しを巡る話。

サッカー日本代表の監督探しを巡り、監督探しと交渉を任された望月・サッカー協会・スポーツ新聞記者・代理人・選手、それぞれの思惑があり、監督探しは難航する。
だが、既にアジア予選は始まっていて、前任者を解任した日本には時間が無い。1ヶ月を切った交渉期間の中、今までの経験と人脈を頼りに監督探しを続ける望月だが、様々な妨害が邪魔をする。
3年前にも監督探しを任された望月だが、その時はメディアに事前に情報が漏れ、決定直前で契約に失敗していた。それなのに、今回も任された事を不思議に思いながらも、「任された仕事をするだけ」と監督探しを全うすべく、突き進む。
今回こそ、監督を決めきる事が出来るのか?
執拗な妨害は、なぜ起こるのか?
最後の最後まで飽きさせない。久しぶりに、ページを早くめくりたくなる作品だった。

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2020年04月14日

Posted by ブクログ

ちょうど2018年ワールドカップ開催の時期に読んだ。
しかも日本代表の監督が解任され、西野さんが監督に。
そして日本代表のチャレンジが終わり、すぐに紙面に出る次の監督候補の記事。
本誌が2014年に出版されているが、4年後を描き出しているような錯覚を覚える。
思い切った展開も面白かった。

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2018年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ワールドカップ予選に苦戦し監督を更迭したサッカー日本代表の新監督選びを託された望月だが、サッカー協会、マスコミ様々な思惑がうごめき妨害が入る。果たして期限までに新監督を決められるのか?
スポーツサスペンスの名にふさわしく、張り巡らされた伏線がしっかり回収されていて読みごたえのある作品だった。

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2018年01月28日

Posted by ブクログ

「球界消滅」では球団が消滅する危機に立ち向かう球団フロントを、「嗤うエース」では野球賭博をめぐるエースピッチャーと刑事との人間ドラマを描いた本城氏がサッカーを題材に描くのは日本代表の監督選考をめぐるドラマです。
他の本城氏の作品と同じく、プレーシーンの描写は少なく、選手自身はストーリーの中で存在感は大きくありません。しかし、日本サッカーの将来を考えて監督選考の最前線に立ち続ける主人公と、監督選考を自らの協会内権力闘争に利用しようとする協会幹部、協会幹部と癒着したマスコミなど様々な立場の登場人物が現れ、最後まで誰が黒幕なのか、誰が味方なのかハラハラさせながら最後まで読めました。
実際の代表監督選考の交渉の現場で、どのような駆け引きが行われているのかは知ることができませんが、現実はこの小説よりももっとシビアなのかもしれませんね。

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2017年05月13日

Posted by ブクログ

サスペンスさながらのストーリー展開で、最後まで気が抜けない作品です。おまけに、サッカーフリークであれば、登場人物のモデルはだれかと推察する楽しみが加わります。一粒で二度おいしい、お得感満載です。

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2017年04月05日

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