【感想・ネタバレ】おおきなのっぽの、(1)のレビュー

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「このころの自分はどんな事を考えていただろう…。」そんな思いを巡らせたくなる優しい世界が描かれています。主人公は女の子ですが彼女と同年代だけでなく幅広い年齢層のキャラが登場するので男女問わず共感できるところがある作品だと思います。

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2020年12月22日

Posted by ブクログ

好みは人それぞれだけど、私は『白衣さんとロボ』より、コチラ、『おおきなのっぽの』が好き
ヒロイン・蛍ちゃんに、白衣さんより好感が持てる。別にロリコン的な意味じゃないのであしからず・・・・・・こういう安い弁明をするから、余計に怪しまれるんだろうか?でも、弁解をしなかったらしなかったで、白い目で見られるのだから、世は不条理だ・・・実際、柴先生、妙に煽るようなアングルで蛍ちゃんを描いてないか?
小学生とは思えぬほど高身長な主役ってのは、東屋めめ先生の『リコーダーとランドセル』に同じだが、やはり、少年と少女って違いがあるので、面白さを感じる点も異なっていた。なので、『リコーダーとランドセル』を読んでいるだけに、『おおきなのっぽの』を楽しめるか、不安になっている未読の漫画読みさんは安心してほしい
登場人物のほとんどが小学生なので、ストーリーが大人っぽいって言うと、妙な気もするが、そう感じる。『リコーダーとランドセル』は、読み手を笑わせる事に力を傾けているが、こちらはストーリー、蛍の心情を繊細に描く事を重視しているのかな?
蛍は、身長だけが他の女子小学生と違うだけで、中身は同じ。けど、その身長差を気にしていない訳じゃないってとこが、子供らしい。注目されて恥ずかしそうにしている姿は、実に愛らしい・・・いや、ほんと、違いますから。小型犬も可愛いけど、子供の大型犬にだって負けない可愛さがある、そういう事ですよ(どういうことだよ)
蛍のトモダチも、これまた、小学生らしい元気花丸印の持ち主ばかり。その一方で、ちょっと大人ぶろうしているトコもあって、その道を通ってきた身としちゃニマニマしてしまう。この辺りからかねぇ、異性の同級生の一挙一動に、ついつい、目が向いちゃうようになるのは。うん、健全で宜しい
ラブコメっぽさが、あまりないのは却っていいかもな。子供の恋愛は微笑ましいけど、何か、柴先生が描くと、ゴタゴタしそうだ、何となくの印象だけど
また、蛍の周りにいる、母親を筆頭とした大人組も、また、イイ働きをしている、この作品では。お母さんの凛さんは、ある意味、子供よりはっちゃけながらも、人生の先輩として、偉ぶることなく、さりげなく、道を示しているトコには素直に感心する。きっと、蛍ちゃんはお母さんに似て、イイ女になるだろう
今後の活躍が楽しみなのは、本名不明が特徴になりそうなノリ弁さん。ややヘタレっぽいけど、蛍ちゃんにとって悪い虫にはならなそう。恋となりゃ、身長も年齢も、大した差にはならない、本人が引け目と思わなければ。お互いが好きあってりゃ、それでいい。ライバルは赤井くんかな?
どの回も好印象を抱けるものばかりだ。なので、あえて面白かった、より、切なくなったって理由で選ぶなら、やっぱ、おじいちゃんと蛍ちゃんの一夏の思い出、別れの兆しが見え隠れする第十四話。孫に自分の体調が芳しくないトコを悟らせず、意地を貫いたお爺さん、漢だねぇ
この台詞を引用に選んだのは、その通りだよ、と思ったので。最近の子供は、ちょっと背伸びしすぎ。悪いとは思わんけど、無理する事ぁない。焦ってもいい事はない。転んで痛い思いをするだけ損だ。急いだって、すぐにゃ大人にはなれないってコトは、大人になれない大人が知っている、一番な

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2017年04月08日

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