【感想・ネタバレ】小説 映画 聲の形(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

「生きる」とは何かということの一つの答えを教えてくれたような気がする。原作でも映画でもはっきりとは表現されていなかった彼女が自殺を試みた理由。「笑っていれば問題なかった私の世界を彼は変えた。彼は自分のために純粋に行動してくれている。ただ、自分がいたから、彼の世界を壊してしまった。両親も私のせいで離婚した。私さえいなくなれば。」この気持ちが彼女を自殺に向かわせた。彼は、彼女が笑顔でいたことを自分の都合のいいように解釈し彼女の本当の気持ちに気づけなかった。同様に過去を後悔し以前自殺を考えていた彼は彼女に言う。「生きるのを手伝ってほしい」と。

人は弱いし、時には「生きることは嗚咽」なのかもしれないけど、人は誰でも何かを他人に与えることができ貢献することができる。だから、自分をしっかり持って過去に捕らわれず今をしっかりいきることが大切なのだと思う。

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2018年05月06日

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