【感想・ネタバレ】「文壇」の崩壊のレビュー

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Posted by ブクログ

新規。一つ前の旋毛曲がりの本の続き出てないのかなと坪内祐三の名前で検索したら編者の方で引っ掛かったので買ってみた。やっぱりゲームにつられて。作者の名前だけは聞いたことがあるけれど文章読んだの初めてだ。
安吾の『堕落論』批評がずばずばしていて面白かった。いかにも彼と同じ時代を生きた人だから出てくる言葉、という感じがする。そして「文壇の崩壊」なんて言いつつ文学好きで好きでしょうがないのが伝わってくる。後半はなるほど軽批評家って文章。
リアルタイムの評価って面白いなあ。数十年後に今のどの小説が残って読まれてるんだろう。。私は今の文芸批評に触れることがほぼないけれどそういうのも残ってこんな形で読まれたりするのかしら。

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2017年02月25日

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