【感想・ネタバレ】運が99%戦略は1% インド人の超発想法のレビュー

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Posted by ブクログ

インドの魅力が沢山詰まった本。特に昨今話題のインド工科大学について触れられているのが面白い。そんな有名大学なのに、授業開講日の後に授業の場所と時間が公開され、初回誰もこなかっただとか、日本では考えられない話が沢山。
昨年自分が通っていたデヘラドゥーンのローズマウントスクールが出てきたのは驚きだった。いやあ、もう最高(≧∇≦)

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2016年06月04日

Posted by ブクログ

「発想法」と言うか、発想の根底にある考え方や文化を実例とともに説明した内容だった。自分のチームにもこの本で説明されていた「NRI」がいることもあり、とても興味深かった。筆者の書き方も警戒で、飽きることなく読み進められた。

以下、自分メモ
・「ありがとう」「ごめんなさい」は言わない
 →言葉でチャラにせず時間をかけて行動で示す
・郷土愛の深さ →国旗や国家の侮辱罪がある
・二面性 →例えば、化学者としての自分とヒンドゥー教徒としての自分を持ち、ガンジス河で沐浴をする
・親日 →戦後の日本が復興できたのはインドから輸出された鉄鉱石のおかげ

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2022年07月19日

Posted by ブクログ

 インドと言うとカレー、タージ・マハール、数学、ITが頭に浮かんでくる。そんなインドを専門としている著者によるインド本だ。


 読んでいてびっくりしたのが、インド人は「すみません」や「ありがとう」を言わないということだ。と言っても礼儀知らずというわけではない。簡単にそんな言葉で表すよりも、時間をかけて行動で示すことが重要だからと言う趣旨の発言をヒンディー語の授業で先生が生徒の質問で答えたと著者が述べている。


 世界各地で活躍するインド人が増えている。日本も例外ではない。東京都江戸川区と江東区にインド人コミュニティーができて話題になっている。そうなった理由が書かれているが、今のようになったのには理由があったのがわかる。


 著者も述べているが、ハイテクを駆使するイメージがあるインドとその一方で精神面では昔からのものを受け継いでいる。まるで、西洋化した部分がありながらもその根底には日本的なものがある日本人と相通じる部分があるような気がしてならない。

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2016年08月29日

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