【感想・ネタバレ】現代思想の遭難者たちのレビュー

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Posted by ブクログ

今まで読んだ講談社学術文庫の中で一番おもしろかった。いしいひさいちのコスパ高い笑いはほんとにものの味方の勉強になる。

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2016年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言ってることがさっぱり理解できない
過去を謝罪しなかったハイデガーは研究に困らなかったようだし、哲学は必要ないものか

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2021年02月18日

Posted by ブクログ

我が岡山が産んだ偉大な漫画家いしいひさいち先生の、難解な現代哲学をやさしく解説した奇跡のような現代漫画です(^-^)/

ナント何時の間にかあの手塚治虫文化賞を受賞していたらしく、見逃していました。文庫本になってお求め易くなったこともあり、衝動買いをしました。セリフの字はクセ字の上に多くて、そうでなくても読みにくいのに、文庫本になって更に字が小さくなって、素晴らしく難解になっています。かつて哲学・思想(日本だけど)を齧った私は、当時を思い出しながら、わからないのに解った振りをしながら、愉しく最後まで読ませて頂きました。

ハイデガー、マルクス、ニーチェ、カフカ、フロイト、ユングから始まり、名前さえも初めて聞いたクリステヴァ、ホワイトヘッド、バフチン、バシュラール、クーン、クワイン、メルロ・ポンティなどの、迷路に入り込んだような御言葉を「拝見」させてもらいました。

時々話題になるのに、目次に入っていないサルトルや、なんで出てこないのか意味がわからないレーニンや毛沢東の非存在は、きっと第二部への布石なのだろうと拝察致します。その時には日本篇も是非!

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2016年11月10日

Posted by ブクログ

本書は、2002年に単行本(2006年に増補版)で刊行されたもの(既に絶版)の文庫版であるが、初出は1996~1999年に『現代思想の冒険者たち』全31巻の月報への連載。
書店で見て、コンセプトのあまりの面白さに迷わず購入したものの、想像をはるかに超える難解さであった。。。そして、いしいひさいち氏の、それぞれの遭難者の思想のエッセンスを抽出して、4コマ漫画にまとめる力量に脱帽した。
各遭難者の思想・キーワードについて相応に理解していないと、本当の面白さはわからない(と思われる)が、マルクス、ニーチェ、レヴィ=ストロースあたりの大御所はともかく、現代思想の素人にとっては馴染みのない思想家も少なくなく、全編を楽しむにはかなりの幅広い基礎知識を要する。
それでも、知的好奇心は間違いなく刺激される佳作である。

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2016年08月28日

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