【感想・ネタバレ】幸福な食卓のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

突然サラッと衝撃がきた。
途中クスッと笑えたり、ずっとじんわりあったかいんだけど、まさかこんな流れになるとは。
人って結局1人で
でも誰かと支え合っていて
人生って何が起こるか誰にも分からなくて。
目の前の大事な人をしっかり大事に想おうと思った。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

瀬尾まいこさんの作品を読みたいと思い手に取った1冊。

瀬尾まいこさんの作品はどれも心が温かくなるというか読み終わった後、優しさに包まれる作品が多いと感じます。

『幸福な食卓』も家族の温かさが感じられる作品だと思いました。

登場人物達の優しすぎるストーリーに触れてほしいなと思います。

ぜひ読んでみてほしい1冊です。



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2024年03月24日

Posted by ブクログ

1番好きな本。
変わった家族の形だけど、みんながちゃんと家族の役目を果たしている。
主人公の真面目で優しい性格、見習います!

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2024年03月21日

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ネタバレ

瀬尾まいこさんが描く家族の姿が、すごく大好きで、その上で痛くて暖かいお話で、毎回声を上げて泣いてしまう。

するする読める上に、いつの間にか自分の中に物語の登場人物たちが生きていて、だからこそ大浦くんの喪失感は凄かった。

まるで自分の大切な人が居なくなってしまった可能な喪失感で、それが最後だった、という一文に、本当に血の気が引いた。

あまりに不穏すぎて、自分の感覚が信じられなくて、でも進めば悪い予感は当たってて、あの流れと急転直下はほんとに凄まじかった。

でも、それだけ傷つけられたからこそ、佐和子を通して感じる周囲の暖かさが痛いくらいにしみてきてもうダメ。

人の心の痛みとその経過の描き方が、とっても素晴らしい、やっぱり大好きな作家さん。

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2024年03月12日

Posted by ブクログ

どこか暖かくなれる、普通じゃない家族の物語

父は父さんを辞め、母は別居し、兄は元天才児(音楽は除く)、主人公の女の子は普通の子の家族。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」というなんとも不思議なセリフから入り、最後は感動で終わるこの物語。

『プレゼントの効用』では感動する悲恋系になり、「テンプレ展開だなぁ」と思っていたのに、いつのまにか涙腺が硬い私を揺さぶり、私の心をぐっと掴んだ。

短編且つ読みやすい文章で、すごくよかった。
知人からのおすすめはやはり良い。
瀬尾まいこさんの他の著書も読んでみたいと思った一冊。

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2024年02月29日

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恋人だからできることと
家族だからできること
両方が描かれていて、
どちらも大事にしたいなと思えるお話だった。

クラスで力を持ってる男に頼れという提案をするボーイフレンドの大浦くんのカッコ良さに惚れました。

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2024年02月20日

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佐和子とちょっと変わった家族のほっこりする話かと思いきや、中盤からかなりつらい話になった。
ただ、悲愴感と絶望の中でも、不思議と重苦しさがない。
優しくてあったかいものに包まれていて、きっと大丈夫と思わせてくれるところが、さすが瀬尾まいこさんだなあと思う。
タイトルのせいなのかなあ。
いつも暖かい光が見えるようなタイトルが多い。
大浦くんと佐和子、もっと見守りたかった。

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2024年02月08日

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みんなバラバラでも心のどこかでいつも意識しあっていた。悲しさの中にも立ち直ろうとする佐和子の姿がとても良かった。直ちゃんが個人的に一番好き

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2024年01月30日

購入済み

切ないというのだろうか

家族も時間と共に変化をしていく。でも、家族ということには、変わらない。どんな時も相手を思いやっていく。そんな気持ちになれました。ただ、最後の場面は、朝の通勤時に読むのには、おもすぎたかな。苦笑

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2020年12月23日

購入済み

急展開が待っていました

瀬尾まいこさんの作品はこれが初でした。
レビューを見てなんとなく読み始めたら、途中まで家族と恋人と学校を描いたどこかほのぼのとした青春モノの感じで読んでたんですが、急展開が…。
私は「えっ!?!?」ってなって、その衝撃で5分くらいページがめくれませんでした…。主人公の佐和子に気持ちが入りすぎて涙が出ました。
佐和子のお兄さんの一言でさらに涙。

読み終わった時に、家族や周りの人を大切にしていかなきゃ!そう思える作品でした。

瀬尾まいこさんの他の作品も読みたくなりました!!

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2016年05月20日

Posted by ブクログ



とても軽いタッチな重〜い話。
泣きながらもクスッと笑える、やっぱり瀬尾さんはすごい。

死にたくて死ねなかった人と、死にたくなくて死んでしまった人。
家族の役割、友人の役割、恋人の役割、とは。

当たり前になりすぎて気付けていないだけで、
人は皆、誰かにそっと守られて生きていることを忘れてはいけないと思いました。

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2024年05月07日

匿名

購入済み

忙しい家族、変わった家族、でも思いやりに満ちてる家族でした。恋人との別れはどうしようもなく悲しかった。辛い事が多過ぎるけど前向きに生きてゆける女の子ですね。

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2024年05月05日

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立ち直る、立ち直らないではなく、受け入れて、向き合って生きていく支えてもらう、支えるってすごいなと思った。
芯が強い子には、意地悪できないってこういうことか、、、

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2024年05月03日

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頁数もちょうどよくすらすら読めた。登場人物が個性的で普通の生活の描写が面白く、このまま変な家族生活が続いていくのかなと思ったところに予想外の展開で驚いた。中学生から高校生になるまでの佐和子の成長がリアル、特に合唱の練習のシーンは想像できすぎて辛かった。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

大好きな瀬尾さんの作品
瀬尾さんの作品のお話はいつも明るいのに
心にズシンときて後からもずっと私の心の中に
残り続けるそんな感じが大好きです。

今回も家族がテーマなのですが、家族みんないろいろ抱えながら、家族を思いやり支え合う。
自分の意見を押し付け合うわけでもなく
いろいろな角度からいろいろな言葉を掛け合い
信じあう素敵なお話でした。

家族というのは本当に近いだけに難しく
他から見れば何もなく幸せに見えているのに
実はいろいろ抱えていることが多い
主人公の佐智子も、いろいろな苦難にもがきながら、家族や周りの人達に支えられ、また自分も家族のために頑張る。
その必死で頑張る姿に何度も、涙してしまいました。
何でこんなに頑張る佐智子に、不幸が重なるんだ…
そう思いながらも、前を向く、一歩づつ進む彼女の姿が勇気づけられました。

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2024年04月22日

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ほんわかした家族の日常で終わっていくのかと思ったら終盤でかなり大きな出来事があり、今までの穏やかな状態からの反動のせいか少し先を読むのを躊躇ってしまったくらい。でも最後はあったかい気持ちで終われたので良かったかな

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2024年03月16日

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とても大きな悲しみに直面し、生きていけないのではないかと思うときがある。人とのつながりが自分を支えてくれる。大切な人が苦しんでいるとき、自分もそうでありたいと思う。

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2024年02月23日

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ここからどうなるんだろうと不思議に思いつつ読み進めた。うん10年前の自分の高校生時代を思い出したり、ラストの展開に胸が詰まったり、一見穏やかなストーリーに、想像以上に心が揺さぶられた。

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2024年02月21日

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ネタバレ

家族といえども他人。他人といえども、簡単には壊れない絆で結ばれているのが家族。
バラバラに見えた家族だったが、彼氏の突然死に打ちひしがれる佐和子のそばにいてくれたのは、家族だった。

まさかの展開に涙がこぼれました。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

父さんは今日で父さんを辞めようと思う。
出だしから引き込まれる。
独特な家族の形だがお互いにつかず離れずで絶妙なバランス。
そしてみんながやさしい。
悲しいのに心がスッキリするような不思議な感覚になる。

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

一見普通の家族でも、それぞれに抱えてるものがあって、誰かのバランスが崩れるとバラバラになってしまうものかもしれない。
けれど最後に頼れるものは家族なのかも。
悲しさの中に温かさを感じるお話。
一気に読める読みやすさもあり。

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2024年01月27日

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ネタバレ

やっぱり瀬尾まいこさんの本は好きだなって思います。展開が急かも⁇って感じたところもあったけど出来事よりそれが起こったことで心情の変化があったか、人間関係に影響があったかの方が読んでいて楽しかったので全体的にとっても好きです。

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

見えない所で誰かに守られている
家族は簡単になくなったりしないから
もっと甘えても良いと思う。

少しの事で簡単に状況を変えられることもあるし
逆にどうしようも出来ないこともある。
日常の当たり前ってどうしても
慣れてきてありがたみが薄れてきてしまうけど
今、自分の周りにいる人が
もし突然いなくなってしまったら
自分の態度を後悔せず愛しきったと言えるだろうか
とふと考えさせられた。
一度立ち止まって周りを見渡してみる
それが大切なことに目を向ける
ということなのかもしれない。

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2024年01月19日

購入済み

すべては食卓にあり。

少しこだわりの強い家族ですが、とても自然に感じられます。めんどくさそうだけど、面白いし、ありかなとも思います。大切な人を守ったり、失ったり、試練は続くけど、成長を見守りたい気持ちになります。でも、大切な人は失いたくないです。食卓を中心に、家族は成長し続けます。

#ほのぼの #泣ける #切ない

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2021年12月10日

ネタバレ 購入済み

綺麗

綺麗なお話だ。
しかしどうして死んでしまうのか。
人々はお話の中に悲劇を求めているのか。
これは大浦君が盛大に仕掛けたドッキリなんじゃないかと期待してしまった。
佐和子が立ち直りかけていることが,せめてもの救い。
誰かや何かをなくしてしまうお話は辛い。

普通じゃないけど,幸せそうな家族のあり方。

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2021年02月08日

ネタバレ 購入済み

慣れる事は無いけれど

人は大切なものを奪われたり不幸には慣れる事は無いけれど、それでも人は生き物の命を奪い食べて命を繋いで生きて行くしかないので幸福
と思える日々、大切な人と囲める食卓があるのはとても大事な事だと再確認させられた一冊でした。

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2020年08月14日

Posted by ブクログ

一般的には変わった家族のお話。
予想外の展開でした。
若くして亡くなった子の葬儀に参加したばかりだったので、重なってしまいました。

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2024年04月29日

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その時が突然さらっとあっさりとおとずれ、通り過ぎかけて気がついて心臓がヒュッとなった。
切なくて悲しくてやりきれないけどそれでも生きていこう

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2024年04月06日

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ネタバレ

家族の話。
印象に残ったのは、
母の台詞「家族のごはんっておかしなもの作れないでしょ」
自分だけが食べるものなら失敗してもいいし思いつきで冒険もできるから料理が苦痛にならないけど、私が日々こんなに料理が面倒くさく思う理由はこういうことなんだなと妙に納得した。

大浦くんの台詞「気づかないところで中原っていろいろ守られてるってこと」
大人も子供もお互いにそれぞれの立場で、家族を考え家族を守り家族に守られながら生きているのだと改めて考えさせられた。こんなことをさらっと教えてくれる大浦くんは素敵な子だな。佐和子と結婚して欲しかったな。

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

「死にたい人が死ななくて、死にたくない人が死んじゃうなんて、おかしいよ。そんなの不公平だよ」
この台詞には衝撃を受けました...
どんなに大変な事が起きても、
どんなにひどい言葉をあびせても
家族って大きな心で守ってくれるんだなって
改めて思いました。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

瀬尾まいこは誰も傷つけない誰も殺さないと思ってたら、まさかの暗転があった。読みやすくて、少し心がしんしんとする。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優しいし理解もあるけど昔自殺未遂を起こしてるお父さん、何でもそつなくこなすけど風変わりなお兄ちゃん、料理上手で友達みたいに話聞いてくれるけど別居してるお母さん、家族の中で1番多分マトモ?というか普通の女の子である主人公の佐和子。
ちょっと変わってるけどそれがこの家の形、って感じでまあ概ね良い家族やなっていう印象。
そんな4人の何気ない日常読んでたら急に実はお父さん自殺未遂起こしてた話とか出てきてびっくり。
お兄ちゃんとケバい彼女とのエピソードはほっこりしたしケバいけどいい子なのも良かった。あんな人が義姉なら仲良くなれそう。
佐和子の塾のシーンもよかった。単純で裏表ない大浦君とどんどん距離が縮まって。ベタベタするラブシーンみたいなのがなく中学生らしい可愛らしい爽やかな感じというか、まだまだ子供な感じもいい。
佐和子の学校のシーンは嫌やったなー。それまでは本人淡々としてるのもあって特に波風なくやってきてたのに高校入って学級委員になって、そんな柄でもないし担任もいい加減で生徒にばっかり役割押し付けてくるしで目立つ女子の反感買って…。そういうの嫌いやから小説でまで読みたくないわーと、早く終われ!と思ってた。
でもまさか大浦くんが最後にあんなことに…。
殺す必要あったかなあ。キャラがキャラなだけに妙に悲しくて読みながらボロボロ泣いてしまった。
でもそれまで年齢に見合わず妙に達観してて大人びてた佐和子がグズグズに崩れてしまうことによって、これまで好き勝手してた家族たちが自分の家庭での役割をきちんとこなそう、ちゃんとしなあかん、ということに気づけたのは良かったと思った。
結局みんな佐和子に甘えてたんやろうなと思う。
中学生なんてまだまだ親の庇護が必要な時期。
ましてやお父さんが自殺未遂した時なんて佐和子は小学生で…あんなシーンを目の当たりにしてショックで精神科通っててもおかしくないのに、お母さんは自分だけが変になってさっさと別居を選んで。それってよく考えたら幼い娘のことも考えてない、自分のことしか考えてない行動やんな…て思った。
だからこそ何かしらの大きなショックな出来事を佐和子に与えることで作者は佐和子の弱さを引き出して家族たちの意識を変えるという構成にしたんかな?
でも大浦くんが不憫すぎてなあ、、、
唯一好きなキャラだっただけにかなしい。

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2024年03月01日

Posted by ブクログ

色々な家族の形があるなと
佐和子は周りのおかげで立ち直れて少し前を向けたんだな
周りの人に感謝と、家族のためにって気持ちで過ごしたいと思った

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家族の物語。父を辞めると宣言した父。家出した母。元天才児の直ちゃん。梅雨が苦手なわたし。
父の自殺未遂をきっかけに、お互い気の使いあい。歪な形ではあるけど、お互いを思いあっているから、悲しいのではなく、少しユニークにすら感じる家族。最後のお話は、恋人の死という、まさかの展開。悲しみの中で、家族や直ちゃんの恋人に支えられて、少し前進する主人公に救われた気持ち。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

まさかの展開に悲しみが溢れましたが、家族の絆に読者の気持ちも救われました。温かい気持ちになれる物語です。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

落ち込み方も、立ち直り方も、励まし方も、人ってパターン化出来るものじゃないんだと改めて感じさせられました。皆んなそれぞれに「自分」ってものを全力で表現していて、歪なのに美しいです。瀬尾さんの作品は、心情の描写が本当に丁寧。今回もしっかり引き込まれました。

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2024年01月27日

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