【感想・ネタバレ】サウスバウンドのレビュー

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Posted by ブクログ

一部の東京編が二部の沖縄編の痛快さをより際立つものにしていると感じた。
長編ですが、途中からは辞めどきがなくなるくらい面白い。

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2023年03月05日

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第1章も第2章もそれぞれ面白くて、続きが気になって仕事が手につかなくて困るほど。2冊分くらいのページ数だが長さは感じなかった。元過激派で今はアナーキストの父と御茶ノ水のジャンヌ・ダルクと言われた母。もっと小難しい話かと思ったら(小難しい解釈もできるけど)、エンターテイメントだった。いやぁ楽しんだ。

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2022年05月13日

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ネタバレ

反政府主義の過激な思想を持つ父親に振り回される主人公二郎(小6男子)の話。

前半は中野で暮らす二郎が、ヤンキーに絡まれたり父親が教師に迷惑かけてたり、父親の居候のアキラおじさんに面倒なこと頼まれたりするので、ひたすら二郎が気の毒。

一郎(父)が聞くと激怒しそうだけど、こんなお父さんの元に生まれたのが心底可哀想。

一郎は作家?らしいけど、どう見ても稼ぎが悪そうだし、思想が傾きすぎてて普通の家庭訪問すらままならない(教師にめんどくさい議論を持ちかける)。
自分だったら本当に嫌だ…

なんやかんやあって一家は西表島まで跳ぶことになる。これがサウスバウンドかと、なるほどねーってなるのが前半。

後半は西表島での文明から逆行する暮らしぶりから始まり、ほとんど貰い物で飯を食い、電気もテレビもなくて、トイレは汲み取り式という、現代の小学生はカルチャーショック通り越して発狂しそうな展開。近所には本屋もゲーセンもなんもない、遊ぶ場所は海くらい。

しかも親は転校手続きを進めてくれない(そーゆー思想なので。)もうこれは虐待なのでは?ってくらいハラハラする。

でも途中から登場する、島の伝説の英雄アカハチが、父の姿とリンクし始めて、暴れる父がだんだんヒーローに見えてくるからすごい。

なんやかんやあって、最後はアカハチの物語を二郎が音読して終わるのだけど、そうかー、アカハチは大昔は英雄だけど、現代ではただの非常識人なのね。

理不尽な支配に立ち向かうアカハチと、政府の支配に慣れ切ってる世間に歯向かう一郎の姿はそっくりリンクする。主人公は二郎じゃなくて一郎だったのか。なるほどなるほど。

となると、前半の「もうやめて…」ってくらい現代社会と相容れない過激思想の父一郎の見え方が変わってくる。

一郎は現代に生まれてしまったアカハチだったのかな。そりゃ今の社会と合うわけないわな。生まれた時代が間違ってたなぁ。

私は一郎みたいな父親は本気で御免被るって感じだけど、今の社会や暮らしに何の疑問も持たないこともまた危険だなって思う。

支配されると居心地が良いし、ある程度の安心と安全を得られるので、疑問をもったり歯向かう考えはあんまりないけど、そうやって飼い慣らされていると、いつか痛い目みるかもね、という教訓になった。

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2021年06月20日

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奥田英朗さん伊良部先生シリーズ以来。予想以上に面白かったなー!小学生上原二郎くんの成長譚のような、父親一郎の武勇譚のような、強い絆を描いた家族譚のような、すごいてんこ盛りの二部構成。二郎の父親は伝説の元過激派。官公に怯まず論破する姿が型破りで強烈。国に所属しない自由は新鮮で笑っちゃった。そういえばうちの亡き父も若い頃学生運動に参加したって言ってたなぁ。こんな究極のアナーキストじゃなくて良かったよ。楽しそうだけど自給自足の生活はさすがに嫌だ(笑)。久しぶりにドーパミン分泌しまくりの一冊でした!

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2021年03月19日

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元過激派の両親を持つ主人公。
国家に支配されてたまるか!とかいう父の思想に振り回されて…。


上巻は友情愛、下巻は家族愛。

スッキリサッパリ爽やかに楽しめます。
友達っていいな、家族っていいな♪
そんなふうに思っちゃいましたるんるん

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2020年05月13日

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 いや~こういうの好きです。
 いじめ、暴力、政治的思想、不倫、押し寄せるストレス・・これだけ書くと、どんだけ暗くて重い話なのかなと思ってしまうだろうけど、軽い!軽いけど深い!深いのにサラサラしてる。きっと純真な子供目線で展開するからなのだろうなあ。ヒネタ大人と違って知らないことを知らないと認め、明日にワクワクする心を持ってると、すべてのことが楽しい。
そして単にストーリー展開するだけの作品ではなく、奥田さんの上手な心の表現とキレのいいユーモアセンスが見事にアシストしてる。
続編読みたい!

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2020年04月27日

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素晴らしい作品。
読み始めから読み終わるまで、まるで主人公の少年に乗り移ったかのように、ストーリーを追体験できる。

舞台となる島へ旅行に行った気分にまでさせてくもらえる、素晴らしい作品。

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2018年06月06日

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ネタバレ

評価は5。

内容(BOOKデーターベース)
父は国家権力が大嫌い。どうやらその筋では有名な元過激派で、学校なんて行くなと言ったり、担任の先生にからんだり、とにかくムチャクチャだ。そんな父が突然、沖縄・西表島に移住すると言い出し、その先でも大騒動に。父はやっぱり変人なのか?それとも勇者?家族の絆、仲間の絆を描いた傑作長編。

だめだめ男のお父さんだが、懸命に働いて「誰のお陰でメシ食えてるんだ!」という父親よりも、いざというとき頼りになる。だから、元お嬢さんの奥さんは付いていくんだろうなぁ~過激すぎるのも怖いけどある意味人生を知り尽くしているので何ごとにも動じない姿はちょっと良かった。
子供同士のやり取りも少し大人が入るが、やっぱり子供というアンバランスさが出ていてホノボノとした。

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2017年02月23日

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もうサウスバウンドが出てから10年か、と時の早さに驚く。この本を読んだ時は絶望的に仕事してなかった。そして再読した今もあまり仕事していない。
仕事が少ない時期に惹かれるのかもしれん。

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2015年12月23日

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奥田英朗さんの話はとにかく勢いがあって長編なのにあっという間に読み終えてしまう。
破天荒でワケがわからない国家権力が大嫌いな反社会主義?の父親に振り回される家族(妻であるさくらは正確には違うんだけども)の話なんだけどとにかくこの父親がすごい。
わけがわからなすぎて、それなのに途中からものすごくかっこよく見えてきちゃうんだからすごい。

これは違うと思ったら戦え。負けてもいいから戦え。人と違っていてもいい。孤独を恐れるな。理解者は必ずいる。


違うと思っても色んなことを考えて我慢するのが当たり前、争うのが大変だから我慢しよう、そういうのも大事だとは思うけど
譲れない何かのために怒って戦える、そういう大人って最高にかっこいい。

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2015年03月08日

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やめられない止まらない。小中学生の悩みをこんなリアルに描いて追体験できる作品って他にない。いや、こんな特殊な環境の小学生早々いないだろうけどさ。とにかく読んでてこっちの感情が引きずられるくらい引き込まれる。後味もいい。

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2023年06月18日

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 家族の絆を描いた傑作長編というと心温まるほっこりストーリーかと思うが、読んでみるとかなり特殊な家族だった。元過激派の父には最初反発しか覚えなかったが、西表島に移住してからはどんどん格好良く見えてきて不思議な気持ちに。子どもたちを力ずくで自分の思想に染めようとしないところが良い。こんな父親が良いかと言われると首を傾げるが、実際に父親だったなら誇りに思えるお父さんだっただろう。自分の非を手紙で認めた南先生も、移住後に吹っ切れたかのような母と姉も魅力的な人物でいっぱいだった。

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2023年04月24日

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小学生が主人公で、「奥田英朗にはこういう作品もあるんだ」と思った。この作品に限らないけれど、小説に出てくる小学校高学年というのは、考えているし、よく察するし、とても大人っぽい。自分の小学生の頃ってもっと子供っぽくて、何にも分からなくて、何にも考えてなかったなと思う。自分の発達が遅かったのか、記憶が捏造されているのか、大人向けの小説だから大人っぽく書かざるを得ないのか、作者も匙加減が分からなくなっているのか、よく分からない。

西表島はそんなにのどかなところなのかなぁと疑問。自分の地元は田舎だけど、たぶん中野とそう変わらなかった思う。

家族って良いねと思った。

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2022年07月09日

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元過激派で無政府主義者の父を持つ主人公の二郎。その二郎の視線から父が巻き起こすさまざまな騒動が描かれる。父は社会からのはみ出しものだが、主人公は社会に順応しており、常識的な目線で読者を導いている。

主人公の父親の行動は、社会不適応で、時には滑稽でありもするが、一方で社会で普通に生きる人間でも感じる矛盾等を炙り出す。
作中では、国家であったり、法、経済、のあるべき姿と脆さが普段とは違う視点から問題提起される。また、原始社会ではそれらが必要なく、その姿に近い理想郷として沖縄の果ての島が舞台として選ばれている。
主人公の父の姿は、作中の台詞にもある通り極端ではあるが、全く荒唐無稽ではなく、一面では真実を捉えている。そう言った意味では考えさせられる。
一方、語り口はユーモアたっぷりで、青春の懐かしさも感じられる。

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2022年06月15日

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なんて瑞々しいんだろう。本当に大人が書いたのかな?と思うほど、十二歳の少年の心がすぐそばに感じられる。奇しくも十二歳の子を持つ親としてとても興味深く一つ一つの文章が愛おしく思えました。子どもだって、いや、子どもだからこそ、ぐっと素直に自然の摂理や人の温かさを受け止めて理解することができるんだな。東京編から沖縄編へ一気にトンネルを抜けて世界が広がるそのスケールとスピードが心地よく最後のページを迎えることが寂しくもありました。

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2021年11月02日

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元伝説の過激派の父を持つ主人公の小学生が、そんな父に翻弄されながらも、友情や恋を経験しながら成長していく。前半の東京中野の下町の雰囲気からの後半の西表島でのサバイバルな生活の描写が面白いのと、登場人物のそれぞれのキャラクターが立っているのが面白い。

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2021年03月24日

Posted by ブクログ

面白かった!
本屋大賞受賞作品で映画化もされている作品
最初はトラブルを起こす困った父や学校のこと。いじわるな上級生が出てきてどうなることかと気を揉みながら読んでました。

一転、移住後の離島暮らしは、無職でいつもダラダラしていた父が別人のよう!
譲りうけた発電機と井戸水を利用し、もらった野菜や料理で生活。みんなで助け合うのが当たり前の社会。
そんな中でも騒動を引き起こしてしまう父。
でも何だかここでは無茶振りも頼もしく格好良く見えてしまうから不思議。
相変わらず無茶苦茶なんだけどヒーローのように思えて、いつの間にか応援していました!

元気をもらえて、読後の爽快感が良い。
人と人との温かさも感じられる♪
お薦めの一冊です。

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2020年11月12日

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ネタバレ

友達のオススメ本。
二部構成の壮大な物語。読み終わり、自分のこれまでやこれからの生き方について思いを馳せてしました。主人公の二郎をはじめ、子供たちはこれからも逞しく生きてよくのだと思います。
自分を貫き通すことで、人には芯が出来てくるのでしょう。主人公のお父さんはとても極端ですが、自分の中で小さな、とても小さな事でも良いから何か譲れないものを持つ事は大切なのだと学びました。
物語の後半には二郎に対し、「お父さんを見習うな」とも伝えています。あくまでも自分の人生は自分で決めろという父親としての息子に対するエールには心が熱くなるものがありました。
感情を動かされる小説でした。

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2020年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやーー、上爆笑しながら読んでしまった。面白いし、勢いがある!

えーと、この物語は、なんか読んでるうちに、自分が、「一般常識」に気づかぬうちに縛られてるんだなーって、しみじみ思ったというか。
電気が無くても、水道が無くても、お金がなくても、それこそ、無政府でも(笑)、 自身の手や、周りの人間との助け合いで、自給自足で生きていけるのであれば、
もうなんでもいいんじゃないか!とか(笑)
こういう生き方は多分私にはできないだろうけども、「こういうのもアリ」なんじゃないだろうかw?  
(いや、普通はナイだろうけども)
なんて思わせてしまうようなパワーがあるというか・・・ちょっとだけ、このお父さんのような生き方にもあこがれてしまったというか。
まあ、実際こんな父親だったら、絶対いやだと思うし
受け入れられないと思うんですけどね!
やっぱり暗い本より、こういう内容の方が読んでてテンションあがりますねー。お勧めです 

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2020年02月09日

Posted by ブクログ

痛快!!最低な父だなぁと思ったがだんだんファンになってしまう。ドラマを見ている様な感覚。左翼右翼など思想はどうでも良いが(そこを偏って見せようとしていない)やはり芯のある人は格好良い。そうなりたい!と思う。ハッと思う言葉も多々ありかなり面白かった。
2016/12/02 23:51

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2019年12月01日

Posted by ブクログ

家族の絆と少年が大人の男に成長していく話。
奥田作品で久しぶりの長編を読んだが、ほぼ一気に読めた。
ハラハラする場面、大丈夫なの?と思える場面も多いが、イチルーの馬鹿正直な生き様には惚れ惚れする事がほとんどだった。

自身のハナシ
昨年末、その1年前に他界した母を追って父が他界した。
残った我々息子三兄弟がこれまで以上に集まる機会が増え、家族の絆を再確認した事も、この作品を読み進む上での共感に繋がったのではないかと感じている。

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2019年03月22日

Posted by ブクログ

少年の成長していく様を描いた奥田ワールド全開のパワフル小説
お金って、世間って、一体なんだ?って考えさせられた。これからの人生を生きるヒントになった。

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2017年09月26日

Posted by ブクログ

分厚い本。
前編の第一部は、主人公の二郎が通う東京の小学校が舞台。
小学生なりに同級生や上級生との関わり合い、そして元過激派の常識はずれで問題を起こす父への反感など、子供と言えども一人の人として悩み戦い成長していきます。
後編の第2部は、東京では住みづらくなった二郎家族が西表島に引越しし、物語の背景が島民たちの温かさを含みガラリと変わります。
東京での生活とは打って変わり活き活きと生活する父、そしてまたしても権力と戦う父と母の姿を目の当たりにし、二郎は成長していきます。

国家権力がだ嫌いな父のキャラが面白い。
他と関わるたびにムチャクチャで問題を起こすけれど、言っていることは的を得ているところが痛快であり身につまされる。
二郎と一緒に、戦うことの意義を学んだ気がする。

協調性ばかり気にして、戦うことを忘れてしまった大人にお勧めの一冊。

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2016年05月25日

Posted by ブクログ

前半と後半でだいぶ様子がちがう。構成がめちゃくちゃなようで、多分実はめちゃめちゃ考えられてる。
父ちゃんはなんだかんだいって憎めない。
涙あり、笑いあり、感動あり、かなり好きな感じ

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2015年12月09日

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元過激派の両親を持つ小学生上原次郎。常識なんてぶっとばせ!こんな父親がいたら子供としては、困った事になるけれど、こんな大人がいたらカッコイイな~。と思える素敵な夫婦と家族のお話です。

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2015年01月04日

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前半は気持ちが沈み込むような重い展開だったけれど、西表島へ移住してからのストーリーは、どこか筒井康隆さんを彷彿とさせるドタバタの連続で、常識外れだった父親のキャラが際立って活きてくる。 ラストシーンには新たな夢が込められていて、暗い読み出しと違って温かい気持ちで読み終えることが出来た。(*^_^*)v

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2023年04月29日

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前半は元過激派で無職の父親や、中学生にいじめられる小学生の話が中心で、内容としては可もなく不可もなくといった感じ。
後半、話の舞台が沖縄に移ると急に読むのが楽しくなる。こんな風に自由に、たくましく、活き活きと生活できるとどんなに楽しいだろう。
現実的にはおそらくそう簡単ではなく、物語として楽しむのが良い。

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2020年06月16日

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ネタバレ

ある5人家族・上原家のお話。
元過激派で左翼派の破天荒な父親・一郎と、彼に呆れつつふりまわされる長女・洋子、長男・二郎、次女・桃子と、父親と子どもたちを優しく見守るが謎多き母・さくら。
前編、後編と分かれている。全編にわたり、小六の二郎の目線で描かれる。前編は、東京の中野が舞台。後編は、沖縄の西表島が舞台。
上原家は母が一人で喫茶店を切り盛りする。対して、父は自称・作家と言いつつ、家ではごろごろしている。そして、年金取り立て、かつての活動家達、二郎の学校の教師など、あらゆる人間とあらゆることで争い、持論を振りかざす。二郎はそんなちょっと変わった家庭で過ごしながら、また、彼も不良上級生達との争いに巻き込まれ親友達と共に悩み、攻防を繰り返す。11歳ながら悩みは尽きない。

後編は、父の一言で、一家は父の故郷である西表島に移り住むことに。島の人達の優しさに触れながらも、またそこでも父と上原一家には様々な厄介ごとが次々と降りかかっていくのだった。
何と言っても父、一郎の存在感が半端じゃない。「俺は日本人をやめる、年金など払わない、学校など行く必要はない。」
とめちゃくちゃな事を言う。自信満々に。
正直この偏屈親父に、私もイライラさせられっぱなしだったが、終盤は何だかカッコよく思えてくるのが不思議だ。
破天荒で自分を曲げることのない父だが、二郎には、自分の生き方、考え方を押し付けない。
「お父さんを見習うな。お父さんは少し極端だからな。けれど卑怯な大人だけにはなるな。立場で生きるような大人にはなるな。これは違うとおもったらとことん戦え。」と。
このシーンは良かった。
家族のために普通に働けよ!と何度も思ったけどね。

前編の、クラスメイト達とのシーンも好きだな。愛着が湧いてきて、別れは私も寂しく感じた。家族だけでなく、友情の魅力も感じることのできる一冊となっていると思う。

映画化もされているらしい。父がトヨエツ、母が天海祐希、そして長女の洋子が北川景子だって。これは面白そう。見てみよう。

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2015年10月28日

Posted by ブクログ

想像通り面白かった。
父親のアナーキーなところも、主人公の常識的なところも。
学校とか同級生たちとの日常の話が面白くて、最後まで楽しんで読めた。
父親の思想は今の世の頭がお花畑の人とはちょっと違うとは思ったけど、こういう考えはないだろうと思うなぁ。

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2015年09月23日

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