感情タグBEST3
かわいいだけじゃない
昔テレビで見たような気がして、内容がうろ覚えのまま本を購入しました。
ユニコがかわいいのはもちろんなのですが、それだけじゃなくて考えさせられることが多いです。
嫉妬・差別・孤独・愛など…手塚治虫先生は、やっぱりすごい人だな〜と思いました。
Posted by ブクログ
初めて読んだ。
なんか勝手に、「超いい子ちゃんな話」かと思って、あんまり気乗りしてなかったんだけど、読んでみたら、もう
ちょうちょうちょうちょう!絵がかわいい><
特にマーシュカとかたまらんね!!
手塚治虫先生って、すでに結構時代は古くなるわけだけど、古典的少女マンガを読んだときに思う「わー、昭和だー」みたいな印象を感じないのよね~。(私だけかもしらんが)
ええっ!?こ、これが35年前の絵柄!?とかびっくりよ。
かわいいくせに、エロスがにじみ出ている・・・
他の漫画家さん、たとえばふじこFふじおさん、いしのもりしょーたろーとか、あかつかふじおとか、誰と比べたとこで、手塚治虫ほどの魅惑的な絵はねーだろー!!と思う・・・のですが、そいつは単に趣味の問題かのう・・・。
結構手塚作品読んでると、ここに全てがある!!!!みたいな気になってきてしまいます。うーん、これが古典で、ここが基本で、日本の漫画はここを基準点に描いていかないといけない、って厳しすぎると思うわ・・・。
Posted by ブクログ
女神ビーナスの策略により神話の国を追われたユニコーンの子ども・ユニコ。時空を超えて放浪するユニコは、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返す……。
<初出>
「リリカ」 サンリオ 1976年01月号-1979年03月号
Posted by ブクログ
素直な心の持ち主に幸福を与えるという伝説の動物・ユニコーン。少女プシケと暮らすユニココーンの子ども・ユニコは、美の女神ビーナスの策略により神話の国を追われてしまう。時間と空間を超え放浪するユニコは、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返す……。心にあたたかな火をともすファンシーメルヘン
Posted by ブクログ
サンリオアニメ「ユニコ 魔法の島へ」をふと思い出して。
あれを始めてみた時は何にもわからなかったけど、ユニコは永遠の幸運として、時間や時代を超えて運ばれる定めにある生き物だった。そして、それを命ずるのは美。なんという皮肉な神話ではないか。どこにもいないということは、どこにでもいるということでもある。だからこそ、ユニコは優等生すぎて、味気がないと本人は言うのだろう。
ユニコを見出すのは他でもない、そこに生きるものたちだ。望んでもやって来るものでもないが、愛ややさしさがなければ、ユニコを見出すことはできない。ひとつの心持で居続けるということほど困難なことはない。永劫回帰。そして、永遠であるユニコは有限であるこの場所にとどまることができず、去ってしまうというのも既に決まっていること。孤独でしかいられないのに、その孤独さえも拒絶する、孤独な存在。そんなのハートフルに描けるわけないじゃありませんか手塚先生。だからこそ、生きとし生けるものの世界を描くことで、物語の味を出してているんですよね?
アニメ版のものはどれもユニコを正義の味方やちょっとした救いをもたらす魔法使いのように焦点をあてていて、なんか煮え切らないというか、腑に落ちない感じがしてしまう。
ところどころで登場するアメリカ映画やピンクレディネタは、きっとそれらのものが与えた影響があまりに印象的だったのだと思われる。少女マンガ向けということもあるのだろうが、はさまれるギャグは、なんだかぎくしゃくしていて、この漫画に上手くはまっていないように見える。
Posted by ブクログ
今でも、
「サンリオ、愛のメルヘン」
というナレーションと、最後の
「ユーニコー!!」
という最後の呼び声を覚えている、ユニコです。テレビの宣伝でしか見たことないですが。
ということで、コマーシャルだけが、印象に残っている「ユニコ」です。
コミックは、今回、はじめて読みました。
けっこう、深い話で、しかも、けっこう残酷です。サンリオ、これでよかったのか?