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大団円
最高でした。漫画のように亜人とはいわずとも、我々の世界でも奇異に見られることはあるし、重なるところが多かったです。でも周りに相談できる大人がいて、一緒に笑い合える友達がいるのは幸せなことなんだな、と。そういう人間になりたいな、と思いました。終始暖かい話でほっこりしっぱなしでした。ありがとうございました。
なんとなく買った本でしたが
何でしょうね、日常系とも違うこの作品。
気がつけば新刊出るのをとても楽しみにしている自分がいました。
最終話も素晴らしい締め方で、巻末のコメントも素敵でした。
アニメも二期やんないかな、楽しみに待ってます。
Posted by ブクログ
これにて完結。
69話の相馬先生のエピソードでスピンオフの「オカルトちゃん:の世界をまるっと取り込んでしまったのはちょっと吃驚&感動。
今までの全部をひっくるめてWEBラジオに集約させていくのも見事。
マイノリティの問題を恨み節ではなく、多様性への賛歌として描ききった大傑作。
よかった
最近デュラハンの実験とかよくわかんないなーと思って見てたけど、最後の最後にタイトル回収して終わるなんてエモすぎ。
亜人ちゃんも1つの個性!
読み始めた当初は、
『何て難しそうなテーマの漫画を描くんだろう』と思い、
『続くんだろうか?』と勝手に心配してました。
完結巻まで読み『キチッと終わらせた!凄い!!』と
勝手に喜んでます。読んで、良かった。
素晴らしい作品
終わり方も綺麗で一つの芸術品を鑑賞してきたような気持ちになりました。亜人と言う空想のものに対する考え方や差別に対して如何すべきかという風刺もかかった素晴らしい作品だと思います。最後のやり取りを見て不覚にも目に涙が浮かんでしまいました。
Posted by ブクログ
前巻では京子の首を繋げるという一大実験をしたものの、本作の空気感は穏やかなものが常。だから最終巻だからと特別な何かが起こる事はなくて
それでも一つの区切りを見出すとしたら、それは原点回帰となるのか
鉄男が亜人に興味を持ち、ひかりがそんな彼に亜人の日常を語り始めた事から始まった物語。ならそんな物語の締めは日頃触れ合う相手だけでなく、触れ合えない相手にも語りかける事、日頃触れ合う家族や友人にも語る機会を用意する事となるのか
その手段がWebラジオになるのは色々と意外だったけど、顔出しというリスクを避けつつ素人が主張を行うには丁度いい媒体か
その際に鉄男が求めた「何を喋ったらいいかどう喋るべきかちゃんと考えないとな」という点。これまでも鉄男と亜人達の会話は方向性が無い雑談のようで居てその反面彼女達をもっと知りたいという目的が在った
なら、同じようにひかり達がWebラジオで話す際も雑談になったとしても「どうして話したいのか?」という目的が必要になるわけだ
最終話の語り合いは一見するとこれまでに登場した多くの人に語る機会を用意する場となっていて、その為に方向性が無いように思えるけれど、亜人をどう思っているか、亜人の自分をどう思っているかを滔々と語らせているね
それらの語りは亜人に関わる人達の言葉だから、亜人のWebラジオという目的に適うものになっている
ラジオの終盤に登場した質問コーナーは逆に言えば、ひかり達が触れ合う機会の無い人々の代弁のようなものか
亜人に触れた経験が無い、だからイメージも湧かない。そんな者から亜人とは生きるのが大変な存在ではないかと思えてしまう
そんな声に対して、当事者目線というより等身大の声で応えてみせたひかり達の様子は良かったな。あのシーンで彼女達はちゃんと考えてきたのだと判る
そして季節は巡り鉄男の元へ新たにやってくるのはまたしても亜人ですか
彼女もこれから時間を掛けて様々を語っていくのだろうなと感じられるラストは良い意味でいつも通りで良かったね