感情タグBEST3
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日々の暮らしの中で人との出会いは人それぞれで,
様々な人との出会いが待っている。
この本では,松浦弥太郎さんの様々な人とのエピソードが描かれており,とても素敵な話が待っている。
「さよならは小さい声で」
子どもの頃に会った素敵な人との出会いは今でも覚えており,大人になってからの恋とはまた違ったものです。
保育園や小学校低学年の頃の先生は,全てを受け入れ包んでくれる,そんな優しさが見られる時がある。
帰りたくないと,駄々をこねる時期であり,普通だったら引っ張られたり,無理矢理にでも連れていかれることもあるでしょう。
松浦さんもそんな幼少期を過ごされました。
「帰りたくない」という松浦さんに対して,優しい先生から
秘密のあいさつを受け取る。
耳元での「さようなら」・・・・とても小さな声で。
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こんな人っていいな、こんな大人っていいな。
ステキな人たちとのエピソードが詰まってます。
人生ドラマというよりも、ささやかな日常の中でキラキラ光る人との対話がたっぷり。
筆者の若かりし日の女性のエピソードなんかは、覗き見している気分でちょっぴりドキドキしたり。
エッセイをあまり読まないひとも、楽しめる内容だと思います。
Posted by ブクログ
タイトルが苦手で、避けてきた。
どんなものでも、お別れが人一倍ニガテ。
でもたまに読みたくなる松浦エッセイ。
なんでたまにかと言うと、正論すぎて、
できてない自分がイヤになるから。
今回は、けっこう生々しい内面が感じられて
前より弥太郎さんが好きになった。
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・「まあ、ともかく仕事とは実験の毎日よね。心もちも技術も、実験と言う名のチャレンジの連続よ。人と衝突しようと、失敗をしようと、批判されようと、毎日の実験を止めた途端に、自分の成長は止まってしまうと思う。仕事をしていて、成長が止まるくらい不幸なことはないわ。だから、今日の実験が思いつくかどうかが仕事の本質だとわたしは思う。」P55
・何事もそうだろうけれども、喜んでもらえれば、必ず感謝をされる。悲しませれば、その悲しみは必ず自分に返ってくるだろう。P93
・どこに行っても年少ない者だった自分が、いつしか年長者になっていることに気がついた。P107
・「それと、仕事をしていると必ず近しい人の裏切りがあるけれど、それも注意。裏切られても大丈夫なようにいつも先手を打っておくこと。で、裏切りは決して責めないこと。裏切られたくらいでじたばたしてはだめ。わかった?」P126
・ここニューヨークでは、小さい親切や、他愛ないコミュニケーションが、人々の生きるエネルギーになっている。P154
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日々の生活のこと。
家族のこと。
挨拶のこと。
お金のこと。
丁寧に生きるということ。
そんな中でも心に残ったのは、
旅先で決まったカフェで朝食をとること。
戴いたものの感想を伝えるということ。
人のいいところを伝えるということ。
大切だな。
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「暮らしの手帖」前編集長である松浦弥太郎さんのエッセイ。優しい言葉で綴られるすてきな言葉や体験談。すっと染み込むように言葉が入ってきます。「すてきだなぁ、いいなぁ。こんな風に過ごせたら素敵だなぁ」と感じました。
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著者の本は、読んでいるといつも優しい気持ちになれる。
けれど、本書はそれだけでなくちょっとドキッとする内容も。
男性って、年を取ると過去の恋愛を思い出しがちなのかな。恋愛に関してのそんなノスタルジックな思いは、女の私には理解しがたかった。
それを差し引けば、もう一度読みたい本。
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今回の松浦さんは、文中にもある通り、良いところだけではありませんでした。「これは…?」と首をかしげてしまうところも書かれていて、やっぱり松浦さんも人間なのだなと思いました。
自分の弱さもありのまま表す。ありのまま素直に、というのが松浦さんなのだろうな、きっと。
年を取るのも悪くない、と今回改めて思いました。避けられないなら、楽しまないと。
感想を伝える、というのがとてもいいなと思ったので、今まで以上に心がけたいと思います。
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選書をさせていただく時に、松浦弥太郎さんの本をセレクトすることが多いです。
知人に勧められて読んだ初めての松浦弥太郎さんの著書。
それからすっかり、松浦さんの価値観の虜になったから。
選んでくれた本が素敵だったときの、高揚感は病みつきです。
誠実で真面目で厳しく、でもどれも本質をついている。
彼の著書を出版年月日順に並べて、彼の年表と比べながら読んでみたいと思っています。
こちらのエッセイは、まるで小説のように美しい。
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弥太郎さんの本はたまに買って読んでるけど、どれも読む度に非常に良い本だなぁ、と感じる。具体的にどのように良いのか、が非常に伝えづらいんだけど、弥太郎さんの生き方や考え方に非常に共感できる、というか、この方が様々な痛い目にあって得た経験を惜しげも無く披露してくれるので、オイラが実際に人生を生きていく上での羅針盤にもなるから好きだ、というか。この本はストーリー仕立ての短編集となっていて読みやすいので、松浦弥太郎さんの本は始めての人にもお勧め。
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なんとなくしみじみとする本。
松浦さんがアメリカに住まれていたせいか、読み終わって旅をしたような気持ちになった。
遠くあてのないのびのびとした旅をして、満足して帰ってきたような読後感。
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なんとなく本屋にあって手に取った本。
エッセイ集。心が温まる。素敵な話ばかりだった。この方の人間性が伝わってきた
。世の中は冷たくて温かい。人生経験を積んだ人でなければ、かけない文章。私は好きです。他の作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
旅先で出会った人の話などがエッセイ風にまとめられていて空気感が好きだった。
後半が恋愛話一色になったのでちょっと広がりに欠けるなと。色んな相手がでてきた
86/100