【感想・ネタバレ】アルティストは花を踏まないのレビュー

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Posted by ブクログ

時代はナチズムが跋扈した、第二次世界大戦期のことだ。そこでユダヤ人がどんな生き方をしていたかを描く。

アルティストは、芸術家の意味だが、本書ではもう少し広い意味で、人間らしい生き方といったニュアンスだ。

生きづらい世の中で、人と人がどう付き合い、関わり合っていくのか。争いごと、揉め事はすべきではないし、相手を敵視して攻撃するべきでもない。

美しい花を踏まない。どんなに悔しいこと、憤慨するようなことがあっても、人としての一線がある。昨今の悲惨な事件や国家間の争いを思うと、本書で描かれていることを心の片隅に置いておくべきと感じた。

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2019年07月26日

Posted by ブクログ

行間を読む作品。実に趣深いです。第二次世界大戦前、これから何が起きるか私たちは知っているからこそ、彼らの笑顔が刺さります。私もアルティストにならなければ、としみじみ思いました。

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2019年05月07日

Posted by ブクログ

二次大戦の少し前のヨーロッパを舞台にした小品集であり、画は上手く、細かい部分までよく取材して描いているようだが、なぜかヨーロッパ的な雰囲気をあまり受けないのはなぜだろうか。シナリオや演出が日本のメロドラマ的であるか、あるいは生活面や倫理的な表現が日本的なのかもしれない。なので、たとえば、江戸時代を舞台にした時代劇に移してみるとしっくりはまりそうにも思う。

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2019年11月20日

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