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すごく面白い。特に後半Kさんが登場してからグンとギアが入ったように物騒な話題が連発されて目が離せない。
樹海で死体を見つけてみたいような気もするのだけど、死体も樹海も怖いのでやっぱり遠慮したい。死体をもし見たらお線香くらいあげないとバチが当たりそうだ。霊の存在を信じているので、とりつかれて家についてきたら困る。
でも一度くらいは行ってみたい気もする。今は県を超えての移動を自粛しているのでダメなのだけど、コロナが落ち着いたら行ってみたいかな。
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後半のやきそばぱんたべながら死体見る人【⠀腐ってる時がいい人】と死体写真かがとても印象的。でも前置きのアクセスいいからもっと詳しく描写が知りたかった
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実話怪談かと思ったけど、樹海案内という感じで、怪談ではないです。
でもご遺体発見の時の状況が書かれたりしてるので、そこが怖い人はいるかも。
案外真面目で、樹海に愛がある感じは良かったです。
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X(Twitter)で樹海探索しているひとが年に1度質問に答えていて、そのポストがかなり面白かったので、樹海探索者として著名と紹介されてた村田らむさんの「樹海考」を読んでみた。
文章はまどろっこしいけれど探索内容は興味深い。樹海には色んな都市伝説があるがわりと普通の森だとわかった。探索はマニアックな趣味に思えるけれど一度行ったらハマるのかもなあ。
読後はやや物足りない気持ち。
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樹海を自然・ 信仰・アングラネタ、さまざまな角度から描いた一冊。著者の得意とするテーマ、樹海で行動を共にする面々ゆえか、自殺・宗教といった内容のほうがやや厚い印象だが、それ一辺倒ではないので、まだまだ読後は軽い感じ。
樹海を多角的にとらえていて面白い。
とはいえ、生々しい自殺現場などの描写もあり、ダメな人はダメな内容だと思う。
(逆に志願者には抑止効果があるかもしれない?)
元殺人犯M氏、死体探しマニアのK氏、死体写真家と濃すぎる面々も実際には会いたくない、活字越しで十分!という具合。世の中にはおそろしい人がいるものだ…。
ちなみに、著者とK氏の樹海行に同行した事故物件住みます芸人・松原タニシは、『ボクんち事故物件』4軒目でその時の様子について語っている。事故物件芸人からしてもK氏はやはり異様な存在に映ったようだ。
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<目次>
はじめに そして樹海へ向かう
第1章 樹海に入る~日常の外側
第2章 樹海内部~場所としての樹海
第3章 樹海の暗部~都市伝説としての「樹海」
第4章 樹海を出る~境界の外へ
<内容>
予想を裏切らない内容。まあ、樹海の中で方位磁石が利かないのは都市伝説だが、自殺者が多いのは、あながちウソではない。また樹海の周りには様々な人々が蠢いていることも分かった。樹海のプロの本だろう。
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樹海探索の経験豊富なライターによる樹海案内。
観光地もいろいろあるよ、とは一応書かれているが、ほとんどは自殺の名所としての話。
それをメインに取材しているから仕方ないんだろうけど。
海外メディアの取材に適当に答えたり、初心者に必要な装備を教えてあげなかったりと、なんだかなぁと思う部分もあるが、いろいろなマニアの人たちがいることがわかったのは興味深かった。
樹海で自殺をする人はさらし者になったり愛好家に観察される可能性も考慮に入れた方がいい。
ラストの方にあった、何故自殺の名所となったのか、という推察はよかったが、そこに至るまでに何度も同じ話が出てきたり繰り返しが多かったりするのが気になった。
装備について、初めて樹海探索をする人に「軽めでいい」と言ったら言ったら街中ファッションで来たとあった。そらそうだろう。
実際の装備はトレッキング並みだった。特に靴は足首をカバーするものがいいと書いてある。それくらいは同行者言っといてあげなよ、と思ってしまった。
著者は本格的な登山よりは軽いもの、というつもりだったのかもしれないが、アウトドアに縁のない者からしてみれば「軽めの装備」がどんなものかわからないのだから。
まぁプロのガイドでもないのだからそんなものかもしれないが。
マニアな探索はしたくないが、遊歩道や風穴もあるし緑豊かな場所なので、観光に行くときは靴だけは気を付けようと思った。
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あまり考察はなく淡白な筆致で本当に樹海に特別な愛情はないのだと思う。その分フェアな視点からの評価が読めるとも言える。でもそれだけで100回も行くものだろうか。