【感想・ネタバレ】読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法のレビュー

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Posted by ブクログ

効率よく読書をしたいわけではない。
手当たり次第に読むには広く深すぎる世界。
読書ジプシーとなった今、街灯のような、道案内のようなものが欲しい。

できることなら解読できる「地図」を手に入れたい。

野口晴哉の「体癖」が出てきた。軽く運命を感じて読み進めた。
著者の言う「セレンディピティ」といい「本に呼ばれる現象」といい、一見オカルトチックにも思えるようなことにも共感できる。

自分の求めている情報が論理的、体系的にまとめられ、そして読者を尊重した本に出合えてよかった。
著者の専門の分野の著書も読んでみたいと思う。

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2021年07月13日

Posted by ブクログ

情報過多のインターネット社会、そんな現代でも本から得られる知識はなお偉大である。
しかし、そんな社会だからこそ情報の取捨選択がより重要性を帯びてくる。本書はいかに読書をせずにすませるか、つまり自己が真に読むべき本の選び方とその本の読み方を新たな視点から記したものだ。
本を読むことが目的となってはいけない、効率化を図るための知識を得るために多くの時間を費やしては本末転倒である、などこれからの読書を習慣化しようとする者たちに一つの読書方針を示してくれるだろう。
単なる娯楽として読書を楽しんでいる人たちにとっても一部有用なことは記載されているが、思い切って「読まずにすませる」ことも本書の趣旨に沿うのかもしれない。

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2020年09月12日

Posted by ブクログ

どうせ本を一冊全て覚えるのは不可能。自分にとって本当に必要なところだけを読めば良いと思わせてくれる本。3つ学んだらあとは読まない!

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2021年07月09日

Posted by ブクログ

著者の「理科系の読書術」続編的な本。前作は割と面白かったが、本作はイマイチ。
体癖によって読みやすい本・読みにくい本があるという視点は面白かった。

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2021年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読まない読書を推す理由はなんとなく共感できたが、体との関係の細かい内容はあまり興味が出なかったのでスルーした。本書は読書の上級者(家に本が何百冊もある人)がどうやって本の仕分けをするかという点が多く語られており、実際の本を選ぶ方法や、本を早く読む方法が少し少ないように感じた。また、「本を読むには目的が必要である」も本との縁を考える自分にとってはあまり受け入れがたいかなと感じている。

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2020年04月11日

Posted by ブクログ

傾向としては「一生モノの勉強法」と同じ。読まずにすませる本の見分け方、無意識や身体による判断を優先するなどのノリは継続。

同じ系統で著作が続くのはどうかな?、と思うところはある。自己啓発本としては、もう少しカリスマチックなノリがあった方が良いのかな?とも思った。

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2019年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
はじめに
第1章  ムダな読書で人生を浪費しないための新しい読書術
第2章  読まずにすますほど読書の効果が飛躍する
第3章  「読まなくていい」を見抜く選書眼の養い方
第4章  「読む必要がない」を見抜いて確実に頭に残す方法
第5章  読後のアウトプットにつながる習慣
おわりに

<内容
地球科学者の京大教授鎌田先生の本。自分の読書暦を本書で語ってくれるが、理系ながら結構文系の古典を読破されている。この本の骨子は「本は全部読む必要はない」。そのためにまえがき・目次・中見出し・奥書きを見て、必要箇所だけ読めば済む、と述べる。あとは本を汚せ、とか他の方も言っていることが書いてあります。

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2019年03月14日

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