【感想・ネタバレ】ノーベル賞受賞日本人科学者21人 こころに響く言葉のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

湯川秀樹:日々生きる事は、一歩進むことでありたい
朝永振一郎:何日も何日も考え続けて、難しい問題が解けたときの喜びは、たとい答の出ている練習問題であったでも、それは純粋に学問的な創造の喜びに近い
江崎玲於奈:人生の生きがいとは何であろうか。それは、自分の才能の限界に挑戦することではないであろうか
柴昌俊:人間の進化は大学の中ではなく、社会に出たときに問われるものですから
益川俊英:学ぶとは新しい価値観を身に付けること、僕はそんなふうに考えています
小林誠:わからない時は諦める。そしてまたやりたくなるまで待つ
赤﨑勇:読書と言うのは自分と対話をすること。研究に直接プラスになるかと考える以前の問題です。人格というか教養というか、そういうものの基礎にるのは読書です

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2019年04月19日

Posted by ブクログ

湯川秀樹氏から本庶佑氏まで、日本人で科学分野のノーベル賞を受賞した21人を取り上げ、出生から受賞の契機になる発見・研究をたどりながら、各人の思いから発せられた言葉を紹介している。
必ずしも順風満帆ではないが、コツコツと努力を積み重ねた行く末に、苦労が華開く成功ストーリーは、意外ではあるが、運命的な必然なんだろう。特に印象的だったのは大隅良典氏の言'人が寄ってたかってやっていることをやるよりも、人がやっていないことをやる'。未踏領域の発掘、基礎研究の真髄を言い当てた言葉に感じる。国の研究開発に対する予算の考えが、基礎から応用へと軸足を移した結果が、今後大きなツケとならないか懸念が残る。

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2019年08月10日

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