【感想・ネタバレ】贅肉 新装版のレビュー

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Posted by ブクログ

短編集。
女の醜い部分から綺麗な部分までが取り扱われている作品達でした!
一瞬の出来事で被害者加害者の立場が逆転する爽快さは見てて飽きません。
一気読み推奨です。

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2019年04月14日

Posted by ブクログ

「贅肉」だけ既読だったけれど、どんな人でも加害者になるし被害者になる、たまたま今回のパターンではこうだっただけで次の瞬間には変わっているんだな…とつくづく感じました。
面白かったです。登場人物たちの心はドロドロしてるんだけど、小池さんの文章だと気持ち悪さや醜さを感じず、薄気味悪さのほうが強い。悪意も
「贅肉」が改めて心に残ります。ラストの一文が良いです。
「ねじれた偶像」も好き。この5人の今にも崩れそうなギリギリの関係がたまりませんでした。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

どの章も引き込まれた。大体こういうのは結末がボヤッとしてるものが多かったりするが、これはきちんと先のことがみえていてもやっともなく面白かった。

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2021年07月19日

Posted by ブクログ

短編集だと思わないで購入してしまったので、「贅肉」がもっと長いと良かったが、どの話もまあまあ面白かった。

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2019年06月02日

Posted by ブクログ

作品紹介・あらすじ
才色兼備の姉と正反対の妹。しかし姉は、母の死、恋人との別離から過食に走り、見るも無惨な姿に変貌していく。そんな姉の世話をする妹は──(「贅肉」)。平凡な人間の、ほんの少しの心の揺らぎが、事件の加害者になったり被害者になったりする。そんな日常に潜む恐怖を描く傑作サスペンス集!

めて読む小池真理子。
「怖い」というよりも「嫌な話」という印象が強かった。
「ねじれた偶像」は都合よすぎな感じがしたけれど、残りの作品はちょっと間違えると自分も体験しそうな内容。特に「どうにかなる」はかなり身近な嫌な話だった。

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

"自分が惨めになって、ふと涙ぐむ。"

どの話もどこか現実味があり、些細なきっかけで自分が加害者や被害者の立場になる可能性はあると示していた。
結局のところ、各短編の主人公たちは、自分のことしか考えていないために色んな運命に翻弄されたのではないかと思う。

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2021年01月22日

Posted by ブクログ

短編がいくつか収録されているが、それぞれ趣が異なるのがよい。そして贅肉が一番面白い。全部読んで、贅肉だけもう一度読み返したくなる。不思議な雰囲気のホラーなのかサスペンスなのか。。。わからんけど癖になる感じ。

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2019年06月07日

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